映画「バッド・ママのクリスマス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バッド・ママのクリスマスの紹介：2017年アメリカ映画。バッド・ママの続編。子どもたちに喜んでもらうために、クリスマスの準備に奮闘するエイミー。そこに完璧主義の母親がやってきて、自分たちのクリスマスが奪われそうになります。果たして、クリスマスを無事むかえることができるのか!?
監督：ジョン・ルーカス、スコット・ムーア 出演：ミラ・クニス（エイミー）、クリステン・ビル（キキ）、キャスリン・ハーン（カーラ）、ジャスティン・ハートリー（タイ）、クリスティーン・バランスキー（ルース）、スーザン・サランドン（アイシス）、シェリル・ハインズ（サンディ）ほか
この解説記事には映画「バッド・ママのクリスマス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エイミーはクリスマスの準備に追われています。子どもたちに楽しんでもらいたい一身で準備に取り組みます。すると、エイミーの母ルースからクリスマスはこっちにくると連絡がありました。エイミーは嫌な予感がせずにはいられませんでした。なぜならルースは完璧主義で、娘の行動にいちいち嫌味を言ってきます。親友のキキとカーラの元にも、母親がやってきました。キキの母サンディはキキの顔をプリントした服を着て、同じ髪型にしてくるぐらいに娘を溺愛しています。カーラの母アイシスは奔放で、お金がなくなるとカーラの元へやってきます。エイミーたちは母親に惑わされずに、自分たちのクリスマスを取り戻すことを目標に奮闘します。
ルースがやってくると、クリスマスの飾りつけに文句を言ったり、エイミーの家でパーティーを開こうとしたり、自分勝手に行動を始めました。孫にはプレゼントをたくさんあげ、優しい言葉をかけて心を掴みます。挙句の果てには、エイミーが準備した飾りを取っ払って、業者に頼んでテーマパークのような豪勢な飾りつけを始めました。ルースはフランスバージョンのつまらない「くるみ割り人形」の舞台に、家族全員を無理やり連れて行こうとします。見かねたエイミーは、強引にキキとカーラのいるアクティビティ施設、スカイゾーンへと車の進行方向を変えました。そこでエイミーとキキとカーラの家族全員で遊びはっちゃけます。３者の母親はそこで話し込みます。ルースは母親が非常に厳しく暴力的で、一度も母親から褒められたことがないという過去を告白しました。
エイミーが離婚をしてから初めてのクリスマスだったので、ルースは孫たちが悲しまないように華やかなクリスマスを希望していました。それに対してエイミーは、中華料理のテイクアウトをとって、家族でのんびり過ごしたいと願っていました。クリスマスイブの夜、エイミーたち３人はバーへと足を運びます。楽しい気分で帰宅したエイミーでしたが、家に着くと自分の家がルースのパーティー会場になっていました。怒ったエイミーは客を追い出したり、ツリーを倒したり、シャンパンタワーを壊したりして会場を妨害しました。そして、ルースに出て行くように命じます。その現場を見ていたエイミーの子どもたちは、なぜおばあちゃんを追い出したのかと責めます。そのときにエイミーは、自分の母親と対決することだけに集中してしまい、子どもたちの気持ちを一切無視していたことに気づきました。その時に父が現れ、エイミーにルースは本当は臆病な人間であると話しはじめます。その話を聞いて、完璧主義の遠い存在に見えた母親が、か弱い一人の女性であることに気づかされました。エイミーはルースを探しに出かけます。
ルースは教会に訪れていました。偶然にもサンディとアイシスもいました。３人はそれぞれ自分の行動を反省しました。サンディは許可もなくキキの隣の家を買ったこと。アイシスは奔放すぎて母親らしいことをカーラにしてあげられなかったことを。そこにエイミーがやってきました。エイミーはルースのクリスマスパーティーをぶち壊してしまったことを謝ります。プライドの高いルースは謝ることをためらいましたが、サンディとアイシスの後押しもあり、なんとか謝ることができました。仲直りをした二人はぐちゃぐちゃの家を綺麗にして、子どもたちが起きるまでに協力して飾りつけを終えます。クリスマス当日の朝、子どもたちはおばあちゃんが戻ってきたことに大喜びでした。その夜は、エイミーの家でキキとカーラの家族も集まり、中華料理のテイクアウトをみんなで楽しみます。すると、ルースとサンディとアイシスは、今から３人でラスベガスに行って過ごすと言います。そう言って３人は足早にパーティー会場を後にします。そして映画の幕は閉じます。
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