プリティ・リーグの紹介:1992年アメリカ映画。第二次世界大戦中のアメリカ、実在した女子プロ野球を描いた映画です。初の女子プロ野球リーグが発足されその中で野球に一生懸命打ち込み、困難な事にも前向きに奮闘する女性の姿が描かれています。
監督:ペニー・マーシャル 出演:トム・ハンクス(ジミー・ドゥーガン)、ジーナ・ディヴィス(ドティ・ヒンソン)、ロリ・ペティ(キット・ケラー)、マドンナ(メイ・モーダビート)、ロージー・オドネル(ドリス・マーフィ)、ミーガン・カヴァナグ(マーラ・フーチ)ほか
映画「プリティ・リーグ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「プリティ・リーグ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
プリティ・リーグの予告編 動画
映画「プリティ・リーグ」解説
この解説記事には映画「プリティ・リーグ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
プリティ・リーグのネタバレあらすじ:起
ドティは娘に勧められてためらいながらもある場所へ向かいました。その場所とはおばあちゃん達がプレーしている野球場でした。
第二次世界大戦の影響でメジャーリーガーは兵士として出征し、メジャーリーグの存続が危ぶまれていました。この野球の素晴らしさを衰退させてはいけないとオーナーのハービーは女子プロ野球リーグを発足させることにしました。
プリティ・リーグのネタバレあらすじ:承
ドティとキットはオレゴン州にあるソフトボールチームで活躍していました。そこでドティは女子プロ野球のスカウトの目に留まり、入団テストを受けないかと誘われます。ドティは戦争に行った夫がいるという理由で断ります。しかし、妹のキットは野球をしたいとスカウトマンに詰め寄ります。ドティだけだと言っていたスカウトマンでしたが、キットの肩を見てドティを連れてくるなら受けさせようと承諾しました。そうしてドティとキットは入団テストが行われるシカゴに向かいました。
入団テストを見事にクリアしたドティとキットはピーチーズに入団が決まりました。しかし、入団早々ユニフォームはミニスカート、女性らしさをアピールするためにレッスンを受けなければいけませんでした。文句を言いながらもドティらはやり遂げ、開幕を迎えるのでした。最初はヤジが飛び、監督であるジミーはお酒に酔って試合中でも寝る始末。そんな状況でも選手たちは一生懸命プレーするのでした。一生懸命プレーをしながら巡業をしていくうちに、ジミーもやる気が芽生え選手に指示を出すようになりました。
プリティ・リーグのネタバレあらすじ:転
スタートはよかったものの観客が入りにくくなり女子リーグは存続の危機に陥ります。観客を集めるためにも、選手たちはファインプレーや観客へのキスのプレゼントなどで魅せる野球をし、客席が満席になるというほど女子リーグは盛り上がりました。そんな最中、キットのピッチングが限界に近くドティが交代をジミーに伝えたことで喧嘩が起きます。その喧嘩によってキットは敵チームであるラシーンに移籍することになってしまいます。
プリティ・リーグの結末
第二次世界大戦が勝機に向かっていることもあり、女子リーグの存続がまたもや危ぶまれている時、ドティの夫であるボブが負傷しながらも無事に帰還します。その事をきっかけにドティはチームを離れる決心をします。決勝リーグを控えているこの状況で野球を本当にやめるのか、悔いが残るぞとジミーは引き止めました。ドティも途中で思いとどまり決勝リーグの最終戦でチームに戻ってきます。ドティのヒットもありピーチーズのリードで迎えた最終回の2アウト。バッターは妹のキットでした。苦手である高めをドティは要求しますが、キットは打ち返しそのまま自らホームインしてラシーンが優勝しました。試合終了後、ドティとキットは抱き合いキットはこのまま野球を続けドティはボブとともに帰る事を決断します。
そんな懐かしい日々を思い出しながら試合を見ていたドティの元へプレーしていたかつての仲間たちが駆け寄ります。そして、みんなで女子野球の殿堂入りを喜ぶのでした。
そして、この映画を全米女子プロ野球リーグへ捧ぐというメッセージと共に終了します。
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