ファイティング×ガールの紹介:2004年アメリカ映画。街のチンピラにボクサーとしての才能を見出した女性マネージャーが一流のボクサーへ育て上げる姿を描く。ボクシング界で最も成功を収めたとされる女性の実話をもとにしたサクセスストーリー。
監督:チャールズ・S・ダットン 出演:メグ・ライアン(ジャッキー・カレン)、オマー・エップス(ルーサー・ショー)、トニー・シャルーブ(サム・ラロッカ)、ティム・デイリー(ギャビン)、ほか
映画「ファイティング×ガール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ファイティング×ガール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ファイティング×ガール」解説
この解説記事には映画「ファイティング×ガール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ファイティング×ガールのネタバレあらすじ:金の卵
ボクシングトレーナーを父に持ち、幼いころからボクシングの世界で育ったジャッキーはボクシングが見られるとコロシアムに勤めるが、仕事といえばいけ好かない上司やプロモーターのラロッカ相手の雑用ばかり。ある晩、ラロッカの暴言に我慢も限界に達したジャッキーは、売り言葉に買い言葉でラロッカが見放したボクサー、デボンを1ドルで買い上げ、ラロッカに対抗する選手を育て上げることになる。話をつけにジャッキーがデボンの家に行ってみると、デボンはヤク中で仲間とクスリの密売を行っていた。そこへ現れたチンピラ、ルーサーと乱闘になるが、それをみたジャッキーはルーサーにボクシングの才能を見出して彼をスカウト、自らの人脈で元トレーナー、フィリックスの協力を得て、私財を投じてトレーニングを開始する。
ファイティング×ガールのネタバレあらすじ:成功の影
ルーサーは順調に力をつけていき、初試合で見事勝利を納める。ラロッカを敵に回したためジャッキーはクビになり、地元での試合が出来ない中、妨害にもめげずルーサーは勝ち続け、しだいにマスコミに取り上げられるようになる。ところがマスコミの注目はそのルックスと、ボクシング界初の女性マネージャーであるジャッキーに向けられ、彼女はトレーニングそっちのけで宣伝活動に奔走する。そんな彼女に対してルーサーやフィリックスらは不満を持ち始め、自分勝手なジャッキーの態度に怒ったルーサーは、彼女から離れてラロッカに契約を持ちかける。自己嫌悪に陥ったジャッキーは、ルーサーの希望通りラロッカの元を訪れて有利な条件で彼を手放し、自らはボクシングの世界から身を引く。ところがラロッカはわずか3週間後にタイトルマッチを組み、ルーサーをつぶそうともくろむ。
ファイティング×ガールの結末:チャンピオン
いよいよタイトルマッチ。序盤から敵意むき出しで反則まで繰り出すチャンピオンに劣勢のルーサーを見かねて、ジャッキーはリングにあがってルーサーに謝罪、必死に励ます。自信を取り戻したルーサーはチャンピオンと互角に打ち合い、ついに相手を倒して勝利を手に入れる。そしてジャッキーは大切な人たちとの信頼関係を取り戻し、ついにはラロッカも彼女に降参したのだった。
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