悪夢のエレベーターの紹介:2009年日本映画。嘘をテーマに、エレベーターに閉じ込められた4人の男女が織りなす騙し合いを描いた人間不信エンターテイメント。作中で描かれるキリのない嘘に何度も騙されながら、最後までわからない展開に目が離せなくなります。
監督:堀部圭亮 出演:内野聖陽(安井三郎)、佐津川愛美(愛敬カオル)、モト冬樹(牧原静夫)、斎藤工(小川順)、大堀こういち(望月)、ほか
映画「悪夢のエレベーター」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「悪夢のエレベーター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
悪夢のエレベーターの予告編 動画
映画「悪夢のエレベーター」解説
この解説記事には映画「悪夢のエレベーター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
悪夢のエレベーターのネタバレあらすじ:悪夢の幕開け
エレベーターの中で意識を失った順は、エレベーターに偶然居合せた人達の心配そうな呼びかけで意識を取り戻します。最悪なことに、エレベーターは急停止しており、順は、見知らぬ3人の男女と共に、エレベーターの中に閉じ込められてしまったのでした。実は、順は、妻の麻奈美からの連絡を受け、愛人のいるマンションから、もうすぐ産まれる子供の出産に立ち会うため、病院へ向かおうとしていたところでした。
悪夢のエレベーターのネタバレあらすじ:それぞれの秘密
パニック状態の中、見知らぬ他人同士だった者たちは、互いに自分の身の上を語り始めます、ゴスロリファッションに身を包んだ、どこか暗い影を持つ少女カオルは、自分の心の闇について語り始めます。チンピラ風の安井は、自分が空き巣を狙いにきたコソ泥であることを白状します。他の人達が、他人には語りたくない秘密を打ち明ける中、やましいことはないかと問い詰められた順は、渋々、妊娠中の妻がいるにも関わらず不倫をしていたという事実を打ち明けるのでした。
悪夢のエレベーターのネタバレあらすじ:予期せぬ事態
それぞれの秘密が語られた後、万が一の場合のことを考え、カオルが持っていたボイスレコーダーに遺書を残すこととなりました。順は、妻の麻奈美に向けて、不倫をしていた事実を謝ります。全てを白状した時、順は、エレベーターに閉じ込められるまでに起こった、これまでの一連の流れに強い違和感を覚えます。実は、3人は順に浮気を自供させるため、麻奈美に雇われた探偵とその仲間で、順は3人の仕掛けた罠にまんまと引っ掛かってしまったのでした。順に事実を知られてしまった安井は、順を眠らせるため順に睡眠薬を打ちますが、睡眠薬であるにも関わらず、なぜか順が死亡してしまいます。
悪夢のエレベーターの結末:思いがけない真実
殺人の証拠を隠滅するために、カオルは順の死体を屋上から投げ落とし、自殺に見せかけるよう安井に持ち掛けます。そんな中、順に捨てられた絶望に打ちひしがれる順の愛人が屋上へと登ってきます。安井は、心中に見せかけるため愛人も殺そうとするカオルを制し、順の愛人の自殺を止めます。その後、安井は、カオルの正体が麻奈美の妹であったことを知ります。カオルは、最愛の姉を苦しませた順に復讐をするために、安井に、順を殺させるよう仕向けていたのでした。
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