アメリカン・マミー アステカの生贄の紹介:2014年アメリカ映画。ニユーメキシコの砂漠でアステカの神と呼ばれるミイラをベッカとカルメンが発見します。2週間後、ジェンセン教授らと一緒に発掘にやってきたベッカらでしたが、カルメンが、ミイラにキスをしながらアステカの神復活の儀式をやったことから、ゾンビ化するウィルスに感染し、やがて殺し合いが始まるという内容の、アドベンチャーゾンビ作品です。低予算ながらゴア描写が多いのですが、残虐シーンにはことごとくボカシが入れられています。
監督:チャールズ・ピニオン 出演者:スージー・ブロック(ジェンセン教授)、エイダン・ブリストウ(マックス)、アーロ・ンバート(デレク)、エスター・カナタ(カルメン)、エリン・コンドリー (コニー)、ジャック・グリメット(フィリップ)ほか
映画「アメリカン・マミー アステカの生贄」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アメリカン・マミー アステカの生贄」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「アメリカン・マミー アステカの生贄」解説
この解説記事には映画「アメリカン・マミー アステカの生贄」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アメリカン・マミー アステカの生贄のネタバレあらすじ:起
ニューメキシコの砂漠にやってきた、ベッカと恋人のフィリップ、そしてカルメンの男女3人。カルメンは「ここだ、感じる」と言い探しはじめます。フィリップは岩山に穴を見つけ入ります。位置情報をパソコンで確認していたベッカが、物音とフィリップの唸り声を聞き穴に向かいます。フィリップの体にはヤリが突き刺さり倒れ込みます。その地面にはミイラの目が光っていました。
2週間後、ジェンセン教授らが、発掘調査に訪れます。マックス、ホセ、デレク、コニー、アルバート、カルメンそして彼氏をここで失ったベッカ達です。デレクが車でニコライ博士を連れてきます。ニコライとジェンセンは過去に恋人同士で、テントの空きがない為二人は同じテントになります。
早速ニコライはジェンセンと穴に入るとベッカが調査中でした。ベッカはニコライに「アステカの神です」と言います。その後ニコライは、一人でミイラの検体を取りに行きます。
カルメンが自分に好意を持つデレクを呼びます。デレクは頼まれていた古書を渡します。食い入る様に見るカルメンは「発掘された黒曜石のナイフがいる」と言います。デレクは「ジェンセン教授が持っている」と言うと、「見張ってるから取って来て」とカルメンが頼みます。
アメリカン・マミー アステカの生贄のネタバレあらすじ:承
夜になりカルメンはデレクを連れ穴に入り「今夜ここで起きたことは誰にも言うんじゃない」とクギをさします。黑曜石のナイフでお互いの手のひらを切ると、二人はそれぞれ血を舐めあいます。そして切った手を握り締めミイラにしたたらせます。服を脱いだカルメンは体に黒いものを塗ると、ミイラの仮面を外し口から紐を取り出すと、紐を血でしたたらせ、自分の口から血をミイラの口に流し込みます。
夕食中ニコライがベッカに話しかけます。ベッカは調べているパソコンのページを見せ、「アステカの生贄です」と言います。ベッカにすり寄るニコライを見たジェンセンは嫉妬します。そこへカルメンが入って来ます。顔色が悪く苦しみながら、緑の汚物を吐くとその場に倒れ込みます。ニコライが調べ蘇生しますがだめで、カルメンは死んでしまいます。
カルメンの死体を別のテントに移すと、夜ニコライが忍び込み検体を採取します。その後、蘇ったカルメンが、車の修理で手を怪我したホセのテントに入り誘惑します。深夜、食堂のテントで物音がして駆けつけると、マックスがカルメンに襲われています。アルバートがショベルでカルメンを殴り殺し死体を元のテントに戻します。その時、山の上に置いていた車の警報アラームが鳴りだします。
アメリカン・マミー アステカの生贄のネタバレあらすじ:転
寝ていたホセが起き上がり、車に乗りこんだ後いなくなります。アルバートは車を見に行きますがエンジンがかかりません。その後アルバートは恋人のニコライと道具を持って修理に行きます。
デレクは「カルメンに渡した本が原因かもしれない」と、ベッカに見せます。ベッカは「アステカの復活の儀式だ」と言います。その時、コニーの叫び声がします。出て行くと「マックスに襲われ噛まれた」と言います。カルメンの死体のあるテントを見に行くとマックスが食い荒らしています。その後マックスはジェンセンに襲いかかり、それを見たアルバートによって斧で殺されます。
そのころホセはアステカの住人の恰好をして穴の中で、ミイラを立てかけ儀式を始めていました。ニコライは「アステカでは、新しいものを神と呼んだ、恐らくウイルスだろう。ミイラのウイルスが感染を広げているのかもしれない」と言います。カルメンに黒曜石のナイフで切られた手のひらをいじっていたデレクが、穴の中に入ります。ホセはデレクを上半身裸にし縛り付けます。そしてナイフを振りかざすと腹を切り裂き、心臓を抉り出しミイラに捧げます。
アメリカン・マミー アステカの生贄の結末
アルバートがニコライに、「採取した検体をよこせ、燃やす」と迫ります。しかしニコライがコニーの発症を知らせます。信じないアルバートでしたが、コニーの舌が緑色になっているのを見せられ、二人は車に向います。コニーは自分の体の変化を感じ取り、アルバートに「私を殺して」と言います。やがて息を引き取ったコニーをアルバートが斧で首を切断します。しかし首だけでも生き返り噛みつこうとします。アルバートはコニーの死体をガソリンで焼くと、ニコライの元へ戻ります。
「検体の入っているケースを渡せ」と迫りますが、ニコライは手錠で繋がれたケースを見せます。アルバートはベッカに「ケースを押さえてろ」と言ったかと思うと、ニコライの腕を切断します。ニコライはテントごとケースに火をつけ外に出ます。
そこへホセがやってきます。ホセはアルバートの体をナイフで切り付け首を絞めます。ベッカが斧でホセを殺した時には、すでにアルバートは死んでいました。ベッカはジェンセンを連れ車に乗りこみ走り出します。車の後ろには、ホセによってミイラが積まれていましたが、二人は気づきません。片腕を失ったニコライは、自分の腕のついたケースを持って、救助要請の電話をしていました。
以上、映画「アメリカン・マミー アステカの生贄」のあらすじと結末でした。
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