映画「アナコンダ2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アナコンダ2 ボルネオ島の迷宮の紹介：2004年アメリカ映画。1997年公開の「アナコンダ」の続編となるパニックホラー映画です。7年に一度だけ花を咲かせる「不死の蘭」を求めてインドネシア・ボルネオ島にやってきた科学者たちは、蘭の秘められた力によりパワーアップした巨大ヘビ・アナコンダの群れに遭遇します。
監督：ドワイト・リトル 出演者：ジョニー・メスナー（ビル・ジョンソン（ジョン・スー））、ケイディー・ストリックランド（サム・ロジャース）、マシュー・マースデン（ジャック・バイロン）、ユージン・バード（コール・バリス）、サリー・リチャードソン（ゲイル・スターン）ほか
この解説記事には映画「アナコンダ2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ニューヨークの細胞研究所。研究者のジャック（マシュー・マースデン）は、インドネシア・ボルネオ島のジャングル奥地に自生する「ブラッド・オーキッド」別名「不死の蘭」から抽出したエキスの成分の中に、細胞の活性化を促進し寿命を延ばすことのできる作用があることを発見します。不死の蘭は7年に一度、半年間だけ花を咲かせる超貴重品種で、あと2週間で花が散ってしまうことから、研究所はジャックをリーダーとする探検隊を編成します。メンバーはジャックのほかに、研究所のスポンサーであるゴードン（モリス・チェストナット）、ジャックの女助手・サム（ケイディー・ストリックランド）、ジャックの後輩の医師・ベン（ニコラス・ゴンザレス）、気の強い女性ゲイル（サリー・リチャードソン）、機械に強いコール（ユージン・バード）で構成されていました。
ボルネオ島に到着した探検隊はジャングル奥地に行こうとしますが、折しも雨季で川の水量が増していました。地元民が船を出すことを拒む中、法外な報酬で訳ありの客を船に乗せるというジン・スーンなる人物の噂を聞き付けた一行は酒場でジン・スーンことビル・ジョンソン（ジョニー・メスナー）と交渉し、5万ドルの大金をはたいて船を出す契約を交わします。一向はビルとその助手・トラン（カール・ユーン）、ビルのペットであるオマキザル「コング」と共にビルの船「ブラディマリー号」でジャングルの奥地に向け出港します。遡上の途中、ゲイルが携帯で電話している最中に川に落ち、クロコダイルに襲われそうになったところをビルが助けます。ビルは元々特殊部隊に所属していましたが、人生をやり直すためにボルネオ島に移住していたのです。
川の水位は降雨により上昇し、危険を感じたビルは中止を要請しますが、どうしても蘭に辿り着きたいジャックは大金を餌に無理に航行を続行させます。しかし老朽化が進んでいた船の限界がとうとう来てしまい、船を捨てた一行は川岸に泳ぎ着きます。ビルは友人のリビングストンに電話を入れて帰りの船を調達させ、指定の場所で落ち合う約束をしますが、その場所に行くまでには険しいジャングルを通らなければならないのです。一向は道なき道を突き進みますが、ベンは突然現れた巨大ヘビ「アナコンダ」に襲撃されて飲み込まれてしまいます。動揺したチームは蘭の採取を中止するか続行するかで意見が対立します。その後、ジャックは噛まれると全身麻痺で2日間動けなくなるという猛毒を持つ毒グモを密かに採取します。一方、船で指定場所に向かっていたリビングストンは別のアナコンダに襲われてしまい、船も沈められてしまいます。
一向はリビングストンの船の残骸を見つけ、船内から携帯電話などを回収すると原住民の村で船を借りようとしましたが、その村は既にアナコンダによって壊滅していた後でした。チームは村の木材を使って脱出用の船を作る中、携帯電話で助けを呼ぼうとしたゴードンはジャックの放った毒グモに噛まれて全身麻痺を起こし、アナコンダに飲み込まれてしまいます。ジャックはその隙に船を奪い、単身で蘭の元に向かいますが、そこにいたのは蘭を食べて巨大化したアナコンダの群れでした。一方、ジャックの抜け駆けに気付いた一行は先回りしようとジャングルを突き進みますが、途中でトランがアナコンダに殺されてしまいます。一向はようやくジャックに追い付きましたが、ジャックはサムを銃で脅して無理やり蘭の花を採取させようとしたその時、ジャックは逃げた毒グモに噛まれて麻痺を起こし、アナコンダが大量に生息する泉の中に落ちて食われていきました。チームは灯油缶を1匹のアナコンダに噛ませ、信号発火弾で灯油缶を撃ち爆発を起こします。その衝撃で落盤が起き、アナコンダを全滅させることに成功しました。生き残ったビルとサム、コール、ゲイル、サルのコングは船で脱出していきました。
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