アナと世界の終わりの紹介:2017年イギリス映画。ミュージカルとゾンビ映画がミックスされた異色の作品。イギリスの田舎町で巻き起こるゾンビパニックで、主人公の女子高生アナが騒動に巻き込まれながら勇敢に立ち向かっていきます。巷で溢れるありきたりのゾンビ映画でなく、ミュージカルも取り入れた斬新なアイデアが秀逸な作品です。
監督:ジョン・マクフェイル 出演:エラ・ハント(アナ)、マルコム・カミング(ジョン)、セーラ・スワイア(ステフ)、クリストファー・ルヴー(クリス)、マルリ・シウ(リサ)、ベン・ウィギンズ(ニック)、マーク・ベントン(トニー)、ポール・ケイ(サヴェージ校長)、ほか
映画「アナと世界の終わり」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アナと世界の終わり」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アナと世界の終わりの予告編 動画
映画「アナと世界の終わり」解説
この解説記事には映画「アナと世界の終わり」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アナと世界の終わりのネタバレあらすじ:起
イギリスの田舎町リトル・ヘブン。そこに住む女子高生アナ(エラ・ハント)は、父親マークと二人暮らしです。学校の用務員である父親マーク(マーク・ベントン)の車に乗り、毎朝通学しているアナでしたが、いつも口うるさい父親にうんざりしていました。今日はクリスマス、友人のジョン(マルコム・カミング)と一緒に父親の車で通学です。ジョンが、うっかりアナが進学せずにオーストラリアに行くつもりな事をばらしてしまい、父親と口論してしまい、最悪な気分で学校に到着するのでした。
学校に着くと、オタクのクリスが自主作成映画を見てほしいとやってきます。彼の恋人リサは、クリスマスパーティーで披露するステージの準備に一生懸命です。LGBTのステフは、学校新聞に派手な事を書いては先生に睨まれています。いじめっこのニックはジョンやステフをいつもからかっていました。以前ニックと付き合っていた事のあるアナはうんざりしていました。
アナと世界の終わりのネタバレあらすじ:承
退屈な毎日にうんざりしていたアナでしたが、ジョンに励まされ、また元気を取り戻して登校します。イヤホンをしているアナは気がつきませんが、アナの周りでは人々が逃げ回り、フラフラと歩き回る、血みどろの人がいるなど明らかに異変が起こっていました。
ジョンと合流したアナがスノーマンの着ぐるみを着た血まみれの男に突然襲われると、どうにかシーソーで頭を吹き飛ばして難を逃れました。異常を察し、ジョンは今すぐ逃げようとアナを急かしますが、アナはまだ仲直りできていない父親を助けに行くために、学校に向かうと言うのです。
アナと世界の終わりのネタバレあらすじ:転
何も知らない人達が学校でクリスマスパーティーを行っているなか、外ではゾンビが暴れまわっています。そしてアナ達が学校に着いた頃には、ゾンビだらけになっていました。父親を助けるため戦いながら懸命に父親を探すアナ。しかしジョンがゾンビに噛まれてしまいました。
車で逃げようと没収されていたキーを探しにアナ、ステフ、クリス、リサと共に校長室に向かうも、すでにゾンビに占拠されていました。クリスとリサがテレビをつけて気をそらしている隙にキーを見つけます。しかし逃げ遅れたクリスとリサは、ゾンビに噛まれてしまいました。
アナと世界の終わりの結末
生き残ったアナとステフ、ニックでゾンビを倒しながら先へ進みます。ようやくマークを見つけるも、マークは狂ったサヴェージ校長に拘束されてしまっていました。サヴェージ校長はマークをゾンビの群れの中に落とそうとしていましたが、アナがそれを防ぎマークを助ける事が出来ました。逆にサヴェージ校長はゾンビの群れの中に落ちてしまい、食べ尽くされてしまいます。
助けたマークを連れてアナは逃げようとしますが、マークはそれを拒否、マークはすでにゾンビに噛まれていました。どうしようもない状況にアナは泣きながら別れを告げるしかありませんでした。
父マークに別れを告げ、アナは再びニックと合流します。どうにか校舎の外に脱出するも、ステフの車はありません。絶体絶命のピンチ、ゾンビの群れは続々とアナとニックに押し寄せてきます。もうダメだと思ったその時、ステフが車で現れギリギリで車に乗り込み、逃げることが出来ました。
ようやく訪れた安堵も束の間「どこに向かえばいい?」。ステフの問いかけにアナは答える事が出来ず、どうしたらいいのかも分からないままでした。
以上、映画「アナと世界の終わり」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する