アバター:ウェイ・オブ・ウォーターの紹介:2022年アメリカ映画。アバター:ウェイ・オブ・ウォーター:前作から10年以上が経過した、地球からはるか彼方の神秘の星パンドラ。オマティカヤ族の一員となった元海兵隊員のジェイクは、ナヴィの女性ネイティリと家族を築き、子供たちと平和に暮らしていた。しかし再び人類がパンドラに現れたことで神聖な森を追われた一家は、“海の部族”に助けを求める。ところが、この美しい海辺の楽園にも、侵略の手は迫っていた…
監督:ジェームズ・キャメロン 出演:サム・ワーシントン(ジェイク・サリー)、ゾーイ・サルダナ(ネイティリ)、ジェイミー・フラッターズ(ネテヤム)、シガニー・ウィーバー(キリ/グレイス・オーガスティン博士)、ブリテン・ダルトン(ロアク)、クロエ・コールマン(幼少期のロアク)、トリニティ・ブリス(タクティレイ“トゥク”)、ジャック・チャンピオン(マイルズ・“スパイダー”・ソコロ)、ジョエル・ムーア(ノーム・スペルマン博士)、イーディ・ファルコ(フランセス・アードモア大将)、ブレンダン・カウエル(ミック・スコアスビー船長)、ジェマイン・クレメント(イアン・ガーヴィン博士)、スティーヴン・ラング(クオリッチ大佐)、(ウェインフリート伍長)、クリフ・カーティス(トノワリ)、ケイト・ウィンスレット(ロナル)、ベイリー・バス(ツィレヤ)、フィリップ・ゲリオ(アオノン)ほか
映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」解説
この解説記事には映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのネタバレあらすじ:起
地球からはるか彼方の神秘の星パンドラ。ハレルヤ・マウンテンの戦いの後、オマティカヤ族の一員となった元海兵隊員のジェイク・サリーは、妻ネイティリとの間に長男ネテヤム、次男ロアク、末っ子のトゥクをもうけ、グレイス・オーガスティン博士のアバターから休眠中に生まれた父親不明のキリを養子にとり4人の子供たちと幸せに暮らしていました。
以前の戦いで倒したスカイピープルの息子スパイダーは、当時幼かったことからパンドラに残され、ジェイクの子供たちと共に成長していきました
そんなある日。スカイピープルたちが再びパンドラへやってきました。そこにはRDAのリコン計画によって生み出された新世代の人間とナヴィのハイブリット兵の姿もあります。以前ナヴィが倒したはずのクオリッチ大佐はジェイクへの復讐を果たすためにこの計画によってナヴィへと生まれ変わりパンドラに上陸しました。
RDAは荒れた地球を捨ててパンドラへ移り住むべく、アードモア大将の指揮のもと自然豊かな森を焼き払おうとしていました。ナヴィ総出で応戦し、ネテヤムとロアクも参戦。危険をかえりみないロアクは兄をけがさせてしまいます。スカイピープルは撃退できたものの、ジェイクはロアクの軽率な行動を強く叱りました。
その後、森で遊んでいた子供たちは、パンドラの調査をすすめていたクオリッチ率いる小隊と出くわし危うく捕まるところでした。ジェイクとネイティリによって子供たちは無事でしたが、一緒にいたスパイダーは捕まってしまいました。
アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのネタバレあらすじ:承
自分がターゲットにされていることを知ったジェイクは、オマティカヤ族に迷惑がかからないよう一家で森を去る決断を下します。長旅を経てたどり着いたのは“リーフ・ピープル(岩礁の人々)”として知られているメトケイナ族でした。首長トノワリの厚意で仲間として迎え入れられたジェイク一家は、迷惑をかけないよう海の生活を学習していきます。
トノワリからジェイク家の子供たちの面倒を見るよう命じられた息子アオノンと娘ツィレヤは、いたずら好きな知的海洋動物イルの乗りこなし方や泳ぎ方などを教えながら親交を深めていきます。しかし、アオノンだけはジェイク家を快く受け入れることができず、ロアクに対しては特に辛くあたりました。
そんなアオノンにしばらく耐えていたロアクでしたがついに我慢できず殴ってしまったことでさらにアオノンの怒りを買い、危険な大海原の沖でひとり置き去りにされてしまいます。凶暴な肉食魚が現れ、アオノンは餌食にされそうになりましたが、大きな生物が現れ間一髪のところで助けられました。
この高度な知能を持つ知的巨大海洋生物タルカンはナヴィに匹敵するほどの知性を持ち、彼らを同胞とみなすメトケイナ族とは深い絆で結ばれていました。ロアクはが出会ったのは、1匹だけ群れからはぐれたパヤカンという名前のタルカンでした。
一方クオリッチに捕まったスパイダーは、村へ帰してもらう約束のもとジェイク探しを手伝わされることに。一家が森にいないことを確認したクオリッチはターゲットを海へと向けました。途中でRDA社の武装大型船シードラゴンを見つけたクオリッチは、スコアスビー船長にジェイク捜査を手伝わせることにしました。
タルカンの頭脳から人間の老化を防止する天然資源アムリタが採集できることを発見したRDA社は、スコアスビーを雇い、タルカンの乱獲を開始しようとしていたのでした。
アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのネタバレあらすじ:転
島に上陸したクオリッチらはナヴィたちに詰め寄りジェイクの居場所を尋問すると、口を割らないナヴィたちの家を焼き払いました。それに加え、トノワリの妻ロナルと絆を結んでいたタルカンがアムリタだけを抜かれた無残な姿で捨てられていました。
メトケイナの民たちはこの事態をパートナーのタルカンに伝えて避難させようと海へ飛び込みました。ロアクはキリ、トゥク、アオノンそしてツィレヤと共にはぐれタルカンであるパヤカンに知らせるために沖へ出ました。
しかしシードラゴンがやってきてロアク、キリ、トゥクはクオリッチに捕まってしまいまいた。ひとりで救出に向かうジェイクでしたが、パヤカンがシードラゴンを攻撃したことをきっかけにネイティリとメトケイナ族が参戦し大合戦が始まりました。
脱出したスパイダーと共にロアクを救ったネテヤムでしたが敵の銃弾に当たり、ジェイクとネイティリの前で命を落としてしまいます。悲しみに狂うネイティリはキリとトゥクを救出するために再びシードラゴンへ向かいました。
ジェイクはどうにかトゥクを逃すことができましたが、クオリッチがキリに銃を突きつけました。ネイティリはスパイダーを人質にしてクオリッチにキリの解放を迫りました。彼女はスパイダーがクオリッチの息子であることを知っていたのです。はじめはとぼけていたクオリッチも、ネイティリの本気の殺意を感じキリを解放しました。ネイティリは子供たちを脱出させ、ジェイクはクオリッチと戦います。
アバター:ウェイ・オブ・ウォーターの結末
シードラゴンが浸水しゆっくり沈みはじめると、ネイティリとトゥクは逃げ場を失い、水中で戦うジェイクとクオリッチは共に苦戦を強いられました。
激しい戦いの末、クオリッチは倒され気絶したまま海に沈んでいきます。わずかな船内の隙間から酸素を得るジェイクでしたが、もう脱出する気力も体力もありませんでした。
スパイダーと船外へ出たキリは、酸素共有できる海洋無脊椎動物ギル・マントルを操りネイティリとトゥクを脱出させました。スパイダーは、海に潜りジェイクを探しますが、見つかったのは沈んでいく父クオリッチでした。父を見捨てることができなかったスパイダーは彼を岩場まで連れていき逃しました。
その頃、兄ネテヤムの遺体のそばにいたロアクはジェイクを探しに船内へ向かいます。ロアクが父の姿を見つけたときにはすっかり衰弱して、脱出するなどとうてい無理な状態でしたが、ロアクはツィレヤから教わった方法でジェイクを落ち着かせると一気に脱出しました。
戦いは終わり、ネテヤムの葬儀が取り計らわれました。海の奥底に沈められたネテヤムは海洋生物に抱かれるようにエイワとつながりました。トノワリは海を発とうとするジェイク一家に向けて「あなたたちも、海の民だ」と伝えました。
海の道に始まりも終わりもない。
海は与えては奪い、生と死、光と闇を持つ
以上、映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のあらすじと結末でした。
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