バンディダスの紹介:2006年フランス,メキシコ,アメリカ映画。1980年代のメキシコシティで、2人の女性が奪われたものを取り返すため銀行強盗となって活躍するウェスタン・コメディ。P・クルスとS・ハエックのコスプレも見どころ。リュック・ベッソンが脚本を担当している。
監督:ヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドベリ 出演:ペネロペ・クルス(マリア・アルバレス)、サルマ・ハエック(サラ・サンドバル)、スティーヴ・ザーン(クエンティン)、ドワイト・ヨーカム(タイラー・ジャクソン)、デニス・アーント(アッシュ)、サム・シェパード(ビル・バック)、オードラ・ブレイザー(クラリッサ・アッシュ)、イスマエル・イースト・カルロ(ドン・ディエゴ)、ゲイリー・セルヴァンテス(ペドロ)、ほか
映画「バンディダス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バンディダス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バンディダスの予告編 動画
映画「バンディダス」解説
この解説記事には映画「バンディダス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バンディダスのネタバレあらすじ:起・マリアの復讐
1980年代、鉄道用地としてメキシコシティの土地買収を急ぐアメリカのキャピタル銀行は、メキシコシティの銀行家ドン・ディエゴを傘下に入れようとしていた。
そこでキャピタル銀行頭取の部下ジャクソンは、資金援助の見返りに農場の抵当権を引き渡す契約を交わそうとディエゴの元を訪れる。
そんな中、父の農地没収の直談判のため、ディエゴ宅に不法侵入して捕まったマリアが留置場を出て農場に戻ると、家は焼かれ、父は撃たれて重症を負っていた。逃げ込んだ教会でマリアは多くの人たちがジャクソンによって土地を追われたことを知る。
バンディダスのネタバレあらすじ:承・サラの復讐
ヨーロッパ留学から戻っていたディエゴの娘サラは、ジャクソンの手の者が農民を射殺するところを目撃する。慌てて屋敷に戻ると父も殺されており、身の危険を感じたサラは屋敷から逃げ出す。
サラは奪われた財産を取り戻そうと銀行を襲うが、そこで同じく強盗に入っていたマリアに出くわす。2人で金を奪うことに成功したものの、民衆のためにやったマリアは人助けに興味がないサラと大ゲンカになる。
しかし神父に人々が隠れ住む洞窟に案内されたサラは、その悲惨な様子にマリアと協力して更に銀行を襲うことを決意する。
バンディダスのネタバレあらすじ:転・最強の強盗団
神父から銀行強盗のエキスパートを紹介してもらい、彼から手ほどきを受けた2人は、次々と強盗を成功させる。2人を捕まえることができずにいることに痺れを切らしたジャクソンは、頭取の娘クラリッサの婚約者で刑事のクエンティンをNYから呼び寄せる。
クエンティンに探されていると知ったサラたちは、逆にクエンティンにジャクソンらの悪事の証拠を突きつけると、ディエゴの死に不審を抱いていたクエンティンは、2人の正当性に心を打たれ強盗に手を貸すことにする。
数々の銀行を襲われたジャクソンは、町中の預金を最新の警報装置を備えた銀行に集結するが、3人はここにも侵入に成功。しかしあと少しのところで警報が作動し捕らえられるが、処刑場に送られる途中、民衆によって助け出される。
それを知ったジャクソンは、銀行に預けるはずだった州の金塊をテキサスに移送することにする。
バンディダスの結末:悪党は死す
金塊は列車に積まれ、そこにはジャクソンが金塊を我が物にするため殺害しようと州知事と頭取、クラリッサも同乗していた。
知事を列車から突き落とし、頭取に銃が向けられた時、金塊を奪おうと乗り込んだサラたち3人が現れて銃撃戦となり、列車から逃げ出したジャクソンをマリアとサラが追い、あがくジャクソンをサラが撃ち殺す。
全ての悪事が明るみに出て解決、クエンティンは負傷したものの、クラリッサとアメリカに帰っていった。彼との別れに一抹の寂しさを感じながらも、ならず者としてたくましく成長した2人の興味は、ヨーロッパの銀行に向かっていた。
以上、映画「バンディダス」のあらすじと結末でした。
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