晩春の紹介:1949年日本映画。鎌倉に住む大学教授の曽宮周吉は婚期を逃しかけている娘紀子のことが心配になってきていた。原節子と杉村春子が初めて小津作品に出演し、脚本家の野田高梧も戦後初めて小津とコンビを組む。1930年代に既に名声を確立していた小津の戦後の全盛時代の始まりを告げることになる。
監督:小津安二郎 出演者:笠智衆(曽宮周吉)、原節子(曽宮紀子)、杉村春子(田口まさ)、月丘夢路(北川アヤ)、宇佐美淳(服部昌一)、三宅邦子(三輪秋子)、三島雅夫(小野寺譲)その他