ブラック・ミラー: バンダースナッチの紹介:2018年アメリカ, イギリス映画。視聴者が自らステファンの行動を選択することによって、ストーリーを進めることができる新感覚の映画です。
監督:デヴィッド・スレイド 出演:フィン・ホワイトヘッド(ステファン)、ウィル・ポールター(コリン)、クレイグ・パーキンソン(ステファンの父)、アリス・ロウ(ヘインズ先生)、ほか
映画「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブラック・ミラー: バンダースナッチの予告編 動画
映画「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」解説
この解説記事には映画「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブラックミラー:バンダースナッチのネタバレあらすじ:起
1984年、ステファンは父親と一緒に暮らしていました。ステファンは亡き母親の遺品である、読者がストーリーを選択できる“バンダースナッチ”という本を参考に、ゲームを制作したいと計画していました。
そのゲームのデモをタッカーソフトという会社に見せに行きます。そこには、ステファンが憧れているコリンも働いていました。ステファンのゲームのデモを見せると好評で、是非契約したいと言われます。そこでステファンは是非引き受けたいと選択します。
しかし、上司は利益を優先させて、ゴミのようなゲームに仕上がってしまいました。評判は最悪で、時間を戻してオファーを受けるか決断するシーンへと戻ります。
ステファンはこのゲームは一人で制作したいと伝えると、クリスマス商戦に間に合わせることを条件に、商品化へと話が進みます。
ブラックミラー:バンダースナッチのネタバレあらすじ:承
ステファンは父親の指示でカウンセラーに通っていました。へインズ先生に母親の話をするように促され、ステファンは過去のトラウマについて語ることを選択します。
ステファンは5歳の頃、自分の大切にしていたうさぎのぬいぐるみを探していました。実はステファンの父親が、ぬいぐるみを大切にする女々しい息子を嫌がって、そのぬいぐるみを隠していたからでした。そのため、ステファンの母親は時間通りに出かけることが出来ず、予定の一本遅い電車に乗りました。
その電車は脱線事故を起こし、母親は亡くなってしまいました。ステファンはそのことで、父親を憎んでいました。
ブラックミラー:バンダースナッチのネタバレあらすじ:転
ゲーム制作に息詰まっていたステファン。そんな息子を見かねて、父親はへインズ先生の元へ息子を連れて行こうとします。しかし、ステファンはそれを拒否し、たまたま見かけたコリンの後を追います。
コリンはステファンを自宅へと招待しました。そして、ステファンはゲームの制作についてコリンにアドバイスを求めると、考え方が柔軟になるといわれる薬を服用するように勧められます。そして、ステファンとコリンは一緒に薬を服用する選択をします。
薬で2人はハイになります。無敵と感じるステファンとコリンはベランダで、どっちが先に飛ぶか相談をします。ステファンはコリンに先に飛んでもらいたいと選択します。
コリンは飛び降り、地面に叩きつけられてしまいました。そして、父とへインズ先生の元へ訪れようとしたシーンに戻ります。
ステファンはコリンを見かけましたが、カウンセリングを受けることを選択します。
ブラックミラー:バンダースナッチの結末
翌日、ステファンはタッカーソフトに行きましたが、コリンの姿はありませんでした。上司にゲームの制作経過を見せると、完成していないことに失望していました。早く進めるように指示され、ステファンはさらに追い詰められます。
その夜、ステファンは寝落ちをし、目が覚めてから父親から鍵を盗み、書斎に行きます。そこには自分の資料がずらりと並んでおり、母親が死んでしまった下りは父親の自作自演だった証拠が隠されていました。しかし、それは夢でした。起きてからもその夢に囚われていたステファンは、父親をガラス製の灰皿で殴って殺してしまいます。
ステファンのゲームはなんとか間に合い発売されましたが、ゲームを紹介する番組で評判が悪いゲームと言われてしまいます。それをステファンは刑務所で見て、この映画の幕は閉じます。
※選択方法によってあらすじ・結末は異なります。
以上、映画「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」のあらすじと結末でした。
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