ブギーナイツの紹介:1997年アメリカ映画。ポール・トーマス・アンダーソン監督とマーク・ウォールバーグの出世作。ポルノ映画業界で働く人々の群像を描き、高い評価を得た。不遇の状態にあったバート・レイノルズも多くの賞を獲得。
監督:ポール・トーマス・アンダーソン 出演:マーク・ウォールバーグ(エディ・アダムス/ダーク・ディグラー)、バート・レイノルズ(ジャック・ホーナー)、ジュリアン・ムーア(アンバー・ウェイブス)、ウィリアム・H・メイシー(リトル・ビル)、ヘザー・グラハム(ローラーガール)、ジョン・C・ライリー(リード・ロスチャイルド)、トーマス・ジェーン(トッド・パーカー)、ドン・チードル(バック・スウォープ)、フィリップ・シーモア・ホフマン(スコティJr.)
映画「ブギーナイツ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブギーナイツ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブギーナイツの予告編 動画
映画「ブギーナイツ」解説
この解説記事には映画「ブギーナイツ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブギーナイツのネタバレあらすじ:起
1977年のサン・フェルナンド・ヴァレー。そこに住むエディ・アダムスは17歳。口やかましい母親に反抗し、高校にも行かずにクラブで従業員として働いていました。
その店はポルノ映画の監督として有名なジャック・ホーナーの行きつけのところで、かねてから新人男優を探していた彼はエディに才能を感じ、業界にスカウトします。
母親と大喧嘩をし、家を出ることになったエディは進んでその誘いに応じます。もともと男性的な魅力を備えていた彼は何度か客に性的なサービスも行なっていました。
ブギーナイツのネタバレあらすじ:承
ホーナーの元には高校を中退したローラーガールという女の子も身を寄せています。彼女とのセックスで演技をチェックされた後、いよいよエディは初の撮影に挑みます。
ホーナーお気に入りのベテラン女優アンバーが相手でしたが、エディは緊張することもなくハードな撮影を終え、撮り直しにも問題なく対応。
やる気の漲る彼は次々と撮影をこなし、新進のポルノ男優として業界からも高い評価を得ます。収入も増え、広い邸宅を手に入れた上にスポーツカーも購入。キャリアは順風満帆でした。
ブギーナイツのネタバレあらすじ:転
ところが79年の大晦日、撮影クルーの一人であるリトル・ビルが妻と浮気相手を射殺した後に自殺。このことが引き金になったかのようにエディの生活も下り坂になります。
まずドラッグのやりすぎで男性機能が低下。そのせいでホーナーは新人を重用するようになり、それに腹を立てたエディは大喧嘩をして彼の元を離れます。
俳優仲間のリードと一緒に歌手として活動しようとするものの、ドラッグ代がかさみ、デモテープを録音するだけで貯金も底をつきます。
ブギーナイツの結末
金に困ったエディとリードは、リードの友人トッドの提案に乗って強盗計画に手を貸します。ドラッグの売人のふりをして怪しげな金持ちの家に行ったものの、トッドが焦ったために計画は失敗。もう少しで殺されるところでした。
もはや恥も外聞もなく、エディはホーナーに泣きつきます。ホーナーも彼を許し、以前の友情が復活。そして昔のスタッフ、アンバーも参加した上で、エディは新しい映画の撮影に臨みます。
楽屋でセリフを暗唱した彼はズボンを下ろし、鏡に写った自分の姿を見つめて自信を取り戻すのでした。
以上、映画「ブギーナイツ」のあらすじと結末でした。
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