絶対恐怖 Booth ブースの紹介:2005年日本映画。ラジオの人気DJが曲の都合で昔DJが首つり自殺をしたいわくつきの放送室で収録することになり、番組を進行するにつれ恐ろしい現象に巻き込まれてゆくという密室ホラー映画です。
監督:中村義洋 出演者:佐藤隆太(勝又真吾)、小島聖(馬渕美保子)、池内万作(山本)、芦川誠(大河内)、浅野麻衣子(柳生典子)、三浦誠己(長谷川)、高橋真唯(岡崎さやか)ほか
映画「絶対恐怖 Booth ブース」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「絶対恐怖 Booth ブース」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「絶対恐怖 Booth ブース」解説
この解説記事には映画「絶対恐怖 Booth ブース」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
絶対恐怖 Booth ブースのネタバレあらすじ:起
とあるラジオ局の放送室で年配のパーソナリティが電話相談を受けていました。そこに一本の電話がかかりました。若い女性からの恋の悩みでした。実らない恋をした相談でパーソナリティの男は、駆け落ちでも心中でもするつもりで前に進みなさいとアドバイスするとその女性は『30年前に心中したのに、私は死んで相手は生きている』と言います。死んだ人が電話をどうやってするんだと言うと『すぐそばにいます』と言いました。内容を聞いて慌てるスタッフをよそに、パーソナリティは首を吊って自殺しました。扉が閉まるとそこは第6スタジオでした。
絶対恐怖 Booth ブースのネタバレあらすじ:承
時は流れてラジオ局に人気パーソナリティの勝又がやって来ました。見るからに表裏の激しい男に見えます。ラジオ局は社屋引越しのためバタついています。勝又にはいつもの放送室が使えないので別の放送室で収録すると伝えました。それを聞いて不機嫌になる勝又でした。そして勝又の『東京ラブコレクション』が第6スタジオで始まりました。リスナーからの恋の悩みに答える番組です。『テーマは異性から言われたキツイ一言です』一人目の電話がかかって来ました。小学生の女の子で『好きな男の子に告白しようとしたら、こっち見てんじゃねえよ!』と言われたという相談でした。その時回線が混線し『嘘つき』という女の声がしました。慌てる勝又とスタッフですが、放送はそのまま続けました。
絶対恐怖 Booth ブースのネタバレあらすじ:転
この番組では途中にニュースコーナーがありますが担当の馬淵が来ていません。勝又は回想します。馬淵が好きだった勝又は婚約者から馬淵を奪いました。しかし付き合いだして飽きて来ると馬淵がうっとうしくなり崖から突き落としてしまいました。その為に馬淵は来ないのです。『嘘つき』の声が馬淵の声に聞こえ集中できない勝又は相談に乗りながら過去を回想していた。小学生の女の子の相談は実は勝又が子供時代に女の子にした仕打ちでした。自分の事を相談されているのでした。勝又は曲の流れている間スタッフに八つ当たりします。そして暴言を吐きます。曲が終わり番組が再開すると、電話の相談は回想するとすべて自分がやったことに対する相談でした。勝又は過去の相談を聞きながら自分の過去を思い出します。精神状態が不安定になりながらも放送を続けているとスタッフ室に刑事らしき男が入って来ました。気になる勝又の視界にあるものが映りました。
絶対恐怖 Booth ブースの結末
殺したはずの馬淵が血だらけでスタッフ室からこちらを見ています。怖くなり見直すといません。しかし馬淵は奇跡的に助かっていました。顔中包帯を巻いてスタジオにいました。錯乱する勝又がスタッフ室に目をやると着物をきた女性がいます。そして放送室内の上を見ると首を吊れとばかりに配線がぶら下がっています。勝又は放送室の机に上がり首を吊りました。奇しくも昔のパーソナリティーと同じ運命をたどったのです。
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