偶然の恋人の紹介:2000年アメリカ映画。搭乗チケットを譲った便が飛行機事故に遭い、自分の代わりに亡くなってしまったと自暴自棄になるバディは、グレッグの妻・アビーに偶然を装って償いをしようと出会うところからはじまるラブストーリー。過去、実際に恋人だったベン・アフレック、グウィネス・パルトロウの演技にも注目。
監督:ドン・ルース 出演:ベン・アフレック、グウィネス・パルトロー、トニー・ゴールドウィン、アレックス・D・リンツ、デヴィッド・ドーフマン、ナターシャ・ヘンストリッジ、ジョー・モートン、ジョニー・ガレッキ、ほか
映画「偶然の恋人」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「偶然の恋人」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
偶然の恋人の予告編 動画
映画「偶然の恋人」解説
この解説記事には映画「偶然の恋人」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
偶然の恋人のネタバレあらすじ:起
広告代理店で働くバディは、インフィニティ航空と2年契約を結んだ。そのため飛行機は乗り放題!搭乗時間までの間、バーでお酒を飲むことにする。そこで臓器開発の仕事をするミミ、テレビ構成作家のグレッグと出会う。家族のために、200ドル&メキシコ行きチケット2枚と交換し、LA行きの便を明日に変更したというグレッグ。バディは自分のチケットをあげることにした。ミミと意気投合したからだ。ミミはグレッグとバディを、持参していたハンディカメラで録画する。
偶然の恋人のネタバレあらすじ:承
ミミと事を終えたバディが目覚めると、外が騒がしい。テレビをつけると飛行機が墜落したと報道されている。バディは慌てて「搭乗者名簿が違うから差し替えて」と空港スタッフに訴える。グレッグの妻・アビーは航空会社に問い合わせるが、夫の名前はなく安堵する。しかし翌朝、家に航空会社職員がやってくる。搭乗名簿に混乱が生じていたので、対策本部に来て欲しいと言われるのだった。そしてグレッグの死亡が判明する。
事故にショックを受けるバディ。5か月仕事に出ることができずにいた。バディはアルコール依存症になっていたのだ。病気が発覚し3カ月治療、事故から1年が経過していた。退院したバディが「依存症を克服するための12項目」という本を開くとそこには「自分が傷つけた人に償いをすること」と書かれていた。バディはグレッグについて調べ始める。
偶然の恋人のネタバレあらすじ:転
不動産会社で働くアビーの元に偶然を装って訪れるバディ。グレッグが亡くなってからアビーが飼いだした犬も偶然、「バディ」という名前だった。バディの会社が引っ越しを考えているため物件を探してほしいと頼むバディ。大きい案件を受注できたアビーは、お礼にとドジャースのチケットを用意してバディを誘う。その帰り道、キスする2人。しかしバディはこれ以上深入りしたくないと思っていた。一度は付き合わないという意思を示したものの、立ち去るアビーを追いかける。「君と一緒に過ごしたい。夜、おやすみを言いたい」と告げる。そして2人は本格的に付き合いだす。
一緒に旅行して、アビーの子どもたちにも好かれるバディ。犬のバディの名前を変えようと思うと子どもたちから提案される。「明日どうしても話したいことがある」とバディは言う。ところが、その後すぐミミがアビーの元へ、あのビデオを持ってやってくる。真相を知り「二度と会いたくない」と怒るアビー。彼は嘘をついていた、と憤るが母からは「あなたも夫と離婚した、物件を自分で見つけたと嘘をついたし、ドジャースに誘ったのは誰?」と指摘される。
偶然の恋人の結末
搭乗チケットの件が明るみになり、裁判となる。当初は「覚えていない」と話すバディだったが「チケットをあげた。一生罪を背負う」と語る。その映像を見るアビー。会社を辞めたバディのところへ、アビーがやってくる。「彼の死はあなたのせいではない。私のせいでもない。グレッグは電話で、いい人と知り合ったと言っていた」と話す。「自宅物件の売却を君に任せたい。一からやり直そう」と提案するバディ。2人は海辺に向かって歩きだすのだった。
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