サイレント・ウォーターの紹介:2020年スウェーデン,ノルウェー,ベルギー映画。ノルウェーの実家に帰省したイダは、父親違いの妹トゥーヴァと一緒にフィヨルドダイビングをすることとなった。雪の降りしきる中、ダイビングを楽しんでいたのだったが落石に襲われ、トゥーヴァは薄暗い海底へと飲み込まれてしまうのだった。
監督:ヨアキム・ヘーデン 出演:マドレーヌ・マーティン(トゥーヴァ)、モア・ガメル(イダ)、トリーヌ・ウィッゲン、ほか
映画「サイレント・ウォーター」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サイレント・ウォーター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
サイレント・ウォーターの予告編 動画
映画「サイレント・ウォーター」解説
この解説記事には映画「サイレント・ウォーター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サイレントウォーターのネタバレあらすじ:起
イダ(モア・ガメル)は、疎遠になっていた母親と妹に会うためにノルウェーの実家へと帰省する。父親違いの妹トゥーヴァ(マドレーヌ・マーティン)はダイバーとして働いており、男勝りな性格だった。そんなトゥーヴァと一緒にフィヨルドダイビングへと向かった。
降りしきる雪を横目に、ダイビングを楽しんでいた。そんな2人の元にシャチが寄ってくるのだが、何かに恐れたシャチは反対方向へ泳いでいってしまう。不思議に思ったのも束の間、山の落石が二人に襲いかかってくる。
間一髪の所で石をよけたイダだったが、トゥーヴァは石を避けきれず海底へと沈んでしまう。真っ暗な海底でトゥーヴァを見つけたイダだったが、体が挟まってしまいトゥーヴァが海面に上がるのは不可能だった。
サイレントウォーターのネタバレあらすじ:承
トゥーヴァの酸素ボンベが減っているため、イダは一旦スペアのポンプを取りに海面へと浮上する。崖下に置いていた荷物を探しに行くイダは、先ほどの落石でポンプが埋もれてしまっているのを発見し車へと向かった。
後部座席に予備のポンプを見つけ、トランクからジャッキを取ろうとしたのだが、この時パニックに陥っていたイダはトランクを開けることができなかった。四苦八苦していると頭上にセスナが通る。助けを求めたイダだったがセスナが戻ってくることはなかった。
トゥーヴァの元へボンベを運んだイダは、減圧を無視して浮上したため減圧症に襲われ吐いてしまう。
サイレントウォーターのネタバレあらすじ:転
トゥーヴァを助けるため近隣の民家へと入るも、人の姿はなかった。仕方なくイダは使えるものを取って書置きを残して車へと戻った。なんとかこじ開けたトランクの中にジャッキはなく、あるのはパンク修理剤だけだった。
トゥーヴァの酸素ボンベが再び尽きようとしていた。2本目のボンベを持って海底へと向かったイダは、丸太を使って石をどけようとする。しかし丸太はあっけなく折れてしまった。イダは再び減圧を怠って浮上し、パンク修理剤を持っていき、石の間に吹きかける。
サイレントウォーターの結末
修理剤がエアージャッキとなり、トゥーヴァを助けることができたのだが、トゥーヴァのボンベは空っぽだった。2人は、潜る前に用意していた洞穴の仮減圧室に向かった。
生還を喜んでいるのも束の間、イダは、減圧症の症状で血を流して意識を失ってしまう。
トゥーヴァは、意識のないイダを抱えて海上へと浮上した。イダに心肺蘇生をするも、一刻を争う状態だった。イダの意識を取り戻すため必死に声をかけるトゥーヴァの頭上に、セスナ機の音が聞こえる。救助に来たセスナに乗り込み、イダは意識を取り戻すのだった。
以上、映画「サイレント・ウォーター」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する