カメレオンの紹介:2008年日本映画。伍郎とその仲間たちが詐欺をしてお金を得ているときに、ある拉致現場に遭遇します。そのことをきっかけに、事件に巻き込まれていく話です。松田優作の遊戯シリーズ第2弾「カメレオン座の男」で企画された脚本を現代風にアレンジ。藤原竜也がカメレオンのように豹変する演技にも注目。
監督:阪本順治 出演:藤原竜也(野口伍郎)、水川あさみ(小池佳子)、塩谷瞬(春川公介)、豊原功補(木島高)、波岡一喜(吉田純)、萩原聖人(梶原悟)、ほか
映画「カメレオン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「カメレオン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「カメレオン」解説
この解説記事には映画「カメレオン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
カメレオンのネタバレあらすじ:起
伍郎は披露宴の司会をしていました。しかし、その結婚式の途中で新郎の借金取りが乱入してきました。その場は混乱に陥り、新婦の父親は激怒します。結局式はぶち壊しで、今までのお金はやるから出て行けと新郎は言われます。しかし、本来伍郎と新郎の公介、借金取りの吉田、新郎の社長の山村は実は仲間でその見切れ金を得るために協力して演じていたのでした。4人は浮かれて帰ろうとしているところ、男の拉致現場に遭遇します。伍郎は咄嗟に携帯電話のビデオ機能でその様子を録画します。そして、大金を手にして拠点に帰っていくのでした。伍郎たちは山村とその妻である典子、そして仲間である境がしている「山村一座」を支えていました。電話番をしたり、詐欺で稼いだお金を給料としてその一座に渡していました。
カメレオンのネタバレあらすじ:承
伍郎は公介と心療内科に通っていた鬱仲間でした。伍郎は公介が女の子に振られ慰めて、病院に薬をもらいに行っていました。すると、吉田から連絡があり早くテレビを見る様にと焦った声で促されました。二人は急いでテレビをつけると厚木国交大臣の裏金問題の証人が行方不明だという内容のニュースが流れていました。伍郎が以前録画していた映像がこの証人が拉致されている映像だったのです。伍郎は見張られていると判断し、一人暴力団のトップのところにいき交渉します。黙っているから見逃してほしいと。結果は成立しなんとかその場をやり過ごすことが出来たのでした。
カメレオンのネタバレあらすじ:転
伍郎は以前も訪れた占い師のもとを訪ねます。占い師は以前カメレオンのように去っていった伍郎の事を覚えていました。占い師は空腹で倒れてしまったので伍郎はおでん屋さんに連れていきます。そこで二人は自己紹介をし、意気投合します。そんな時、公介は伍郎が以前乗りこむ前に用意していた情報が入っているDVDを見つけ放送局に駆け込むのでした。翌日、伍郎は占い師の佳子と二人で拠点に帰り次の詐欺に向けての計画を立てます。そこへ公介が結局情報は渡さなかったといって帰ってきます。伍郎は危険を感じ、みんなに逃げるように指示します。一座は車に荷物を纏め逃げることに成功しました。残った公介と佳子、伍郎も逃げようとしているところにパトカーに乗った敵が行く手を阻みました。公介は2人をかばい犠牲になります。そして死ぬ間際に伍郎にキャッシュカードを託します。
カメレオンの結末
2人は逃げ切り公介が残したお金を実家に届けた後、ある小屋につきます。伍郎は別れ話を切り出しますが佳子はそれに応じませんでした。そして2人で抱き合っているところを敵に見つかり2人とも撃たれてしまいます。佳子は連れ去られて、伍郎はその様子を血だらけになりながら見ていました。怒った伍郎は敵地に乗り込み次々と敵を退治します。そして遺体安置所に行くと、佳子はまだ奇跡的に生きていたのです。そして、国会で拉致した写真を見せつけ去っていきます。佳子と伍郎は2人で支え合いこれからどうするか話しながら街中を歩いている様子が流れてこの映画は終わります。
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