チキン・リトルの紹介:2005年アメリカ映画。極度の被害妄想の持ち主で、結果的に嘘つきになってしまっている冴えないヒヨコの男の子の物語です。ディズニー制作のアニメーション映画で日本でも話題となりましたが、キャラクターが日本人にはあまり受けなかったのと、ストーリーが単純で子供向けということで日本ではあまりヒットはしませんでした。また声優がアニメ「サザエさん」の花澤さん役の声優さんが演じたため、そちらの方が特徴的な声のため印象に残る結果となりました。単純なストーリーですが、よく見ると奥が深く、被害妄想に取りつかれた主人公が自分を解放し、自由にのびのびと生きられるようになるまでを丁寧に描こうというディズニーのねらいが垣間見えます。
映画「チキン・リトル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「チキン・リトル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「チキン・リトル」解説
この解説記事には映画「チキン・リトル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
チキン・リトルのネタバレあらすじ:嘘つき少年
主人公のアヒルの少年チキン・リトルは、野球選手の父を持つ気弱で冴えない小さな男の子です。彼を理解してくれる友達もいますが、冴えない毎日を過ごしていました。ある日リトルは交通標識のかけらが落ちてきたのを空が落ちてきたと勘違いしてしまいます。「空が落ちてきた!」と騒ぐリトルに、街の人は振り回されます。リトルは「嘘つきな少年」というレッテルを張られてしまいます。リトルは被害妄想が酷く自分に自信がないため、たいしたことでもないの大騒ぎをしてしまうという性格の持ち主でした。
チキン・リトルのネタバレあらすじ:野球で活躍
「空が落ちてきた!」騒動以来、リトルはすっかり街の人からうそつき呼ばわりされてしまい、ついには父親までからも信じてもらえなくなってしまいます。リトルにとっては、父親から自分が信じてもらえないことが何よりも辛かったのです。そんな中父親からの信頼を取り戻せるチャンスが巡ってきます。ライバルチーム相手に行った野球の試合でリトルは大活躍できたのです。野球選手であるリトルの父親は彼の活躍をとても喜びました。
チキン・リトルのネタバレあらすじ:空のかけら
野球の試合での活躍を振り返り、夜空を見ながら喜びに浸っている、リトルの元に今度は本当に「空のかけら」が落ちてきてしまいます。空のかけらはリトルの部屋に落ちました。びっくりした彼は親友のアビー、ラント、フィッシュに助けを求め、この空のカケラをどうすべきか仲間と話し合います。すると、フィッシュがかけらを手に取った時に、かけらが宇宙船のように起動し始め、彼を連れて飛んでいってしまいます。
チキン・リトルのネタバレあらすじ:親友救出
宇宙船は野球のグランドにありました。宇宙船に捉えられたフィッシュを助けるために、リトルたちは宇宙船に潜入します。宇宙船にはエイリアンたちが載っており、リトルたちの街をはじめ、地球を襲来しようとしていました。普段のリトルならばおじけづいて帰ってしまうところですが、大事な親友を助けるために仲間たちと優気をふりしぼります。彼らは幾多の危機にさらされますが、仲間との協力と機転を利かせて親友を取り戻し、エイリアンたちを街と地球から追い出すことに成功します。嘘つき呼ばわりされていたリトルは、一転して街の英雄になりますがそんなことは彼にとってはたいしたことではなく、父親の信頼を取り戻せたことが何よりうれしかったのでした。そして、自分を信じてほんの少しの勇気を持って生きていくことが、周囲の信頼を得て、自分に自信が持てるということを彼は学んだのでした。
以上、チキンリトルのあらすじと結末でした。
チキン・リトルの声優・監督
監督:マーク・ディンダル 声演:役名(声優)チキン・リトル(ザック・ブラフ)、バック・クラフ(ゲイリー・マーシャル)、ラント(スティーブ・ザーン)、アビー(ジョーン・キューザック)、ターキー・ラーキー市長(ドン・ノッツ)、ウォーレンズワース先生(パトリックスチュワート)、校長(
ウォーレンス・ショーン)ほか
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