チンピラの紹介:1996年日本映画。ヤクザの仕事をするヤクザでもないカタギでもないチンピラ二人の友情と生きざまを映画いたアウトロー映画です。1984年の映画『チ・ン・ピ・ラ』の再映画化です。東京の裏社会に鋭くメスを入れた作品です。
監督:青山真治 出演者:大沢たかお(藤川洋一)、ダンカン(梅沢道夫)、石橋凌(大谷)、青山知可子(美也)、片岡礼子(長崎裕子)、寺島進(松尾)ほか
映画「チンピラ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「チンピラ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「チンピラ」解説
この解説記事には映画「チンピラ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
チンピラのネタバレあらすじ:起
店長松尾のクラブで働く洋一が便所掃除をしていた時、一人の客がトイレで覚せい剤を使っているのを見て暴行を加えます。店長の松尾に止められ、社長でヤクザの大谷の所に連れて行かれました。洋一は大谷に出身は何処かと聞かれ四国と言います。その後大谷は覚せい剤の男の耳に割り箸を突き刺し追い出します。洋一は35歳で独身の梅沢に誘われヤクザの経営するグラブで働くようになりました。洋一にはヤクザになりたい願望がありました。一方梅沢はヤクザにはなりたくはないが普通の男も嫌だと言うチンピラでした。そんな梅沢を洋一は慕いながらも喧嘩をする日々でした。
チンピラのネタバレあらすじ:承
松尾ともめた洋一は松尾の店で働くのをやめ梅沢と二人でノミ屋家業を始めました。そして大谷の家に呼ばれ色々指南を受けました。大谷の傍らにはあねさんの美也がいつも梅沢を見つめていました。ある夜洋一は松尾が彼女の裕子に暴行を振るっているのを見かけ松尾に暴力を振るいますが逆に刺されてしまいます。これがきっかけで洋一と裕子は関係を持ちます。社長の大谷は覚せい剤男に対する暴行の落し前を付けに来たヤクザのオジキを日本刀と銃で脅し追い返します。そのころあねさんの美也は梅沢に部屋に行きます。そこで梅沢を誘惑し二人は関係を持ってしまいます。この事実を梅沢は洋一に話し、陽一は単身大谷の自宅に詫びを入れに行きます。
チンピラのネタバレあらすじ:転
梅沢の事を許した大谷はその後パチンコ打っているときに覚せい剤男に刺殺されます。一方梅沢はあねさんの美也と一緒になり田舎暮らしをすると言って出て行きました。しかし松尾から組の金を持って逃げたことを聞かされます。このままでは梅沢が殺されると思った洋一は梅沢の実家付近に探しに行きます。そして梅沢を見つけ金を返せと説得しますが応じません。その時美也が二人の元を去ってゆきました。そして二人は昔のように楽しく遊び始めました。
チンピラの結末
思う存分遊んだあと洋一は二人で指を詰めて詫びを入れて金を返そうとと言うと梅沢は納得しました。洋一は指を詰めるための包丁を買いにいきました。その時松尾と手下がやってきました。逃げる梅沢を追いかけ、そして射殺しました。洋一が帰って来たときには梅沢は死んでいました。松尾の手下が東京に戻ったら事務所に顔を出せといいました。洋一は四国から出て梅沢に出会った時のことを思い出しました。暴れん坊の自分をここまで優しく見守ってくれたのは梅沢でした。東京に帰った洋一は松尾らを待ち構え全員射殺しました。
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