ファインド・ミーの紹介:2016年カナダ,アメリカ,イギリス映画。ある日忽然と姿を消した恋人。1年後、主人公のグラフィックデザイナーは失踪した恋人の未現像のフィルムを見つけたことから何者かに命を狙われるようになり…。恋人の失踪の真相とその裏側の陰謀を描くミッシング・スリラーです。
監督:ザック・ウェドン 出演者:アーロン・ポール(デヴィッド)、アナベル・ウォーリス(クレア・コリンズ)、ギャレット・ディラハント(ジョン・ホール)、ジョーダナ・ラージー(ギャランの助手)、エンヴァー・ゴカフ(アレキサンダー)、テリー・チェン(クリス・スローン刑事)、ザッカリー・ナイントン(チャーリー)ほか
映画「ファインド・ミー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ファインド・ミー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ファインド・ミーの予告編 動画
映画「ファインド・ミー」解説
この解説記事には映画「ファインド・ミー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ファインド・ミーのネタバレあらすじ:起
グラフィックデザイナーの男・デヴィッド(アーロン・ポール)と、アマチュアカメラマンの女・クレア(アナベル・ウォーリス)は、ロサンゼルスのアパートで同棲生活を送っていました。平凡ながらも仲睦まじかった二人。しかしそんなある日、クレアはデヴィッドに何も告げず、忽然と姿を消しました。デヴィッドはクレアの同僚に連絡を入れたり、警察に相談して捜索のビラを貼ったりと一生懸命彼女を探しましたが、何一つもクレアの消息を知る手掛かりを得られないまま1年が過ぎました。
家主の勧めもあり、引っ越しを決意したデヴィッドのもとに、クレアの知人で同じコロラド大学出身だったというバック・キャメロン(クリス・チョーク)なる人物が現れました。デヴィッドはアルプス山脈へ登山に行くと言うバックを一晩家に泊めることにしましたが、翌日、デヴィッドが外出から戻ると、バックはなぜか家の壁を壊しており、デヴィッドを殴って気絶させるとその場から逃げ去っていきました。警察に通報したデヴィッドは、スローン刑事(テリー・チェン)からバックも、そしてクレアもコロラド大学には在籍していなかったと告げられました。謎を探るため、デヴィッドはクレアが残した写真を手掛かりに庭の花壇を掘り起こしてみたところ、未現像のフィルムが入った小さな缶を見つけました。
ファインド・ミーのネタバレあらすじ:承
デヴィッドは現像した写真に写っている人物の写真や車の写真などを手掛かりに、まずはバンディーニ自動車修理工場を訪ねてみましたが、そこの工員からスタンガンで脅され、「もう彼女を探すのはやめておけ」と警告されました。デヴィッドはスローン刑事に電話でクレアの情報を調べてほしいと依頼していたところ、部屋にアレキサンダー(エンヴァー・ゴカフ)と名乗る謎の男が侵入してきました。デヴィッドはアレキサンダーを捕えると、彼もまたクレアの行方を追っているのだと告白しました。クレアは“イヴ”という偽名を名乗ってアレキサンダーに接触、アレキサンダーの兄を殺害すると自分も傷を受けたのだというのです。やがてスローン刑事から捜査結果があり、これまでのクレアの経歴は全て“嘘”!だったという信じられない答えが出てきました。
ファインド・ミーのネタバレあらすじ:転
次なる手掛かりはバンクーバーにある“ガラン・キャピタル”とみたデヴィッドは現地に飛びましたが、既に社主のガランは5年前に他界しており、結局何の手掛かりも得られませんでした。その時、デヴィッドは尾行してきた車に捕まり、ジョン・ホール(ギャレット・ディラハント)という人物の元へ連れて行かれました。ジョンはクレアの正体はCIAのエージェントであり、既に死亡していることを告げるとこれ以上詮索するなと忠告しました。しかし、ジョンの足に大きな傷跡があるのを見つけたデヴィッドは、クレアの写真の中に同じく足を怪我した人物が映り込んでいるのを思い出しました。ジョンは執拗にクレアのフィルムの在り処を聞いてくるので、デヴィッドはもしかしたらクレアは生きていて、ジョンはそのことを隠しているのではないかと感じ取り、揉み合いの末に辛くも脱走しました。
ファインド・ミーの結末
デヴィッドは行方不明者のビラの中からクレアにそっくりの人物を見つけ、早速コンタクトを取りました。その後、デヴィッドはクレアに会ったというチャーリー(ザッカリー・ナイントン)という人物に会い、クレアはチャーリーの前では“デーナ・ベイル”と名乗っていたこと、そしてデヴィッドの部屋の壁を壊したバックが“カイル”と名乗ってチャーリーに接触していたことを知ります。
デヴィッドはアレキサンダーにバックを襲撃させるよう仕向けましたが失敗、再びジョンに捕まり拘束されました。ジョンは拷問のプロを呼び、再びデヴィッドにフィルムの在り処を聞いてきました。その時、銃声が鳴り響き、拷問のプロは銃弾に倒れました。入って来たのは死んだと思われていたクレアでした。クレアのフィルムの内容は、CIAエージェントであるジョンがCIAを裏切っていたという証拠であり、クレアはデヴィッドを連れて逃げようとしましたが建物の周囲は既に完全に包囲されていました。クレアとデヴィッドはかつて交際していた時を思い出しながら、最期の抵抗を試みるべく玄関に向かって歩き出しました。
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