名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)の紹介:2004年日本映画。「名探偵コナン銀翼の奇術師」はコナンシリーズの第8作目の劇場版作品です。コナンの宿敵であり、良きライバルである怪盗キッドが主に登場する作品です。怪盗キッドはコナンと並ぶ登場人物で、単行本もコナン程ではありませんが並行して出版されています。鮮やかで周囲をびっくりさせる身のこなしは、映画ならではとスケール感でいつもよりバージョンアップして、描かれています。登場人物が怪盗キッド側の人間が多数出てくるので、コナン側の登場人物が普段より少なめです。コナンの映画の中では清々しさを感じる作品です。
監督:山本泰一郎 声優:高山みなみ(江戸川コナン)、山崎和佳奈(毛利蘭)、神谷明(毛利小五郎)、山口勝平(工藤 新一・怪盗キッド)、林原めぐみ(灰原哀)、戸田恵子(牧樹里)、石塚運昇(中森銀三) ほか
映画「名探偵コナン 銀翼の奇術師」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「名探偵コナン 銀翼の奇術師」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「名探偵コナン 銀翼の奇術師」解説
この解説記事には映画「名探偵コナン 銀翼の奇術師」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)」のネタバレあらすじ:起
毛利探偵事務所に女優の樹里が相談にマネージャーを伴って訪れます。今度の舞台で使用するジョセフィーヌという宝石をキッドから守ってほしいという依頼でした。キッドからは挑戦状が届いていました。早速、毛利小五郎とコナン達は樹里の舞台に招待され、宝石を守ることになります。宝石を狙ってきたキッドは大胆にも工藤新一に変身してコナン達の前に現れます。コナンは彼こそがキッドであると指摘しますが、コナンが本物の工藤新一だと知っている人物達は、極僅かなため誰も信じてくれません。コナンは彼を見張りながら警戒信じて続けます。キッドは周囲を欺き宝石を盗もうとしますが、コナンは彼からは宝石を守ります。
「名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)」のネタバレあらすじ:承
コナン達は宝石を無事に守れたことで、北海道にある樹里の別荘へ招待されます。飛行機にはコナン達一行と、樹里の役者仲間、マネージャーの雅代、ヘアメイクで付き人のなつき、演出家など関係者が同乗します。また、蘭は母親であるきさきと父親の小五郎を仲直りさせるために、きさきも読んでいたので、同乗することになります。飛行機の中で樹里が何者かに毒薬を盛られ殺されてしまいます。樹里はビタミン剤を飲んだり、ペンを持ったり、トイレに行ったり、パイロットに会いに行ったりと様々な行動していました。コナンはきさきを麻酔銃できなく眠らせて、彼女を使って、その一連の行動により、毒は彼女のファンデーションに含まれていたことを指摘します。樹里は彼女がダイバー初心者で鼻を触る癖がありました。ファンデーションの毒が彼女の指に付いてしまったのです。ファンデーションに毒はを入れたのはメイク兼付き人のなつきでした。
「名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)」のネタバレあらすじ:転
なつきの動機は、樹里によって過去にメイクアップアーティストとしてのハリウッド進出を阻まれていました。そのことを恨んでの犯行でした。事件犯行解決しましたが、樹里がパイロット達と面会した時に、パイロット達に挨拶がわり時にして、手にキスをさせており、そのことによりパイロット達の体内に毒薬が入ってしまっていました。そのことによりパイロット達は意識が混濁してしまいます。飛行機が運転できるパイロットがいなくなってしまいます。樹里の相手役だった若い俳優が、自分俳優飛行機の操縦経験があると言い、操縦桿を握ります。実は若い俳優は変装したキッドでした。キッドは樹里がはめている宝石が偽物のジョセフィーヌであることを既に見破っていました。樹里は舞台を話題にするため、本物のジョセフィーヌの宝石をはめて舞台をすると嘘をついていました。コナンを副操縦士としてキッドは飛行機を操縦します。
「名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)」の結末
飛行機は嵐や燃料切れに遭遇し、キッドは負傷をしてしまいます。キッドは視力の良い新一の恋人である蘭を誘導して、飛行機を操縦します。ところが一度着陸を失敗した影響で、着陸すべき場所が暗くて、そこでの着陸が難しいことが分かります。キッドは元の姿に戻り、先に飛行機をグライダーで降りて、明かりを灯しに行きます。蘭は不安のため意識が朦朧としてしまいます。コナンは客席に戻り、工藤新一として蘭に電話を掛け、彼女を励まします。燃料危機に見舞われながらも、新一の励ましにより何とか無事に着陸します。無事に着陸した蘭は、友人の園子とともに気を失ってしまいます。蘭は意識を取り戻し、救急隊員に扮したキッドと話しをします。キッドは挨拶すると姿を消します。「いずれまた会おうと。」言い残して。
以上、「名探偵コナン銀翼の奇術師」のあらすじと結末です。
新一に変装したキッドの前で、コナンが子どもぶって蘭に甘えるシーンが可愛いです。キッドとコナンの攻防戦をたくさん見ることができます。その時々で、有利不利の状況が二転三転するので、見ていてとても楽しかったです。
本作では変装していることの多かったキッドですが、最後に飛行機から飛び降りる時にはお決まりのキッドの衣装を見ることができて嬉しかったです。