おさるのジョージ2 ゆかいな大冒険!の紹介:2009年アメリカ映画。「ひとまねこざる」シリーズとして長年親しまれてきた、H.A.レイ&マーガレット・レイによる絵本をベースに、2006年に制作されたアニメーション映画の続編。前作から監督を含む制作陣とキャスティングが一新され、劇場公開はなくビデオスルーとなった作品です。今回は、好奇心旺盛なサルのジョージが、マジックショーの目玉だった象を家族と再会させるため、大陸横断の旅に出ることで、大騒動に発展するドタバタコメディーです。仕事に気を取られ、ジョージを気にかけなくなった「黄色い帽子のおじさん」ことテッドが、お約束通りこの騒動に巻き込まれ、ジョージの大切さに気づいていきます。
監督:ノートン・ヴァージーン 出演者:ジェフ・ベネット(テッド)、ティム・カリー(ピカディリー)、フランク・ウェルカー(ジョージ)
映画「おさるのジョージ2 ゆかいな大冒険!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「おさるのジョージ2 ゆかいな大冒険!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「おさるのジョージ2 ゆかいな大冒険!」解説
この解説記事には映画「おさるのジョージ2 ゆかいな大冒険!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
おさるのジョージ2 ゆかいな大冒険!のネタバレあらすじ:起
ニューヨーク暮らしにすっかり慣れたジョージは、今日もいつも通り街中を駆け巡っています。新聞には、偉大なマジシャンのピカディリーが、ショーに象のケイラを出演させる広告が載っていました。ショーを見たいジョージは、テッドに新聞を見せようとしますが、仕事のことで頭がいっぱいのテッドは、取り合ってくれません。勤務先の博物館の館長が退任することになったため、テッドは新館長になるため理事会で皆を納得させなければいけません。準備の為に忙しいテッドでしたが、恋人マギーに諭されジョージをマジックショーに連れて行くことにしました。
おさるのジョージ2 ゆかいな大冒険!のネタバレあらすじ:承
マジックショーに興奮しきりのジョージ。しかし、ショーの目玉のはずだった象のケイラは、上手く芸ができませんでした。ケイラはマジックにより舞台上から姿を消します。トリックと気付かないジョージは、舞台に躍り出て色んなものをなぎ倒しながら、ケイラのいる舞台裏に辿り着きます。ションボリとしているケイラを慰めるうち仲良くなったジョージは、テッドと住むアパートに連れ帰るのです。ケイラがいなくなったことが分かったピカディリーは、警備員のウルフに探させます。探偵気取りのウルフは、観客にまで尋問を始め、舞台を荒らしたジョージとテッドに目をつけるのです。ケイラ失踪のニュースがテレビで流れ、アパートで見ていたジョージは、ケイラがカリフォルニアの家族と離れ離れになり寂しい思いをしていることを感じるのでした。
おさるのジョージ2 ゆかいな大冒険!のネタバレあらすじ:転
ケイラとジョージをアパートで見つけたテッドは、ピカディリーの元に帰そうとします。その途中、特急「カリフォルニア・エクスプレス」の看板を見たジョージは、テッドから離れてケイラと駅に向かい特急の貨物車に乗り込むのでした。なんとか追いついたテッドでしたが、帰ろうとジョージを説得しているうちに列車は動き出してしまいます。テッドの携帯をいじくったジョージの通信で、ウルフはジョージが誘拐犯だと断定します。列車から誤って落ちたテッドは、駅の公衆電話から劇場に連絡を入れますが、きちんと意図が伝わらず、誘拐犯はテッドとジョージとして指名手配されるのです。
おさるのジョージ2 ゆかいな大冒険!の結末
国中を巻き込んだ騒動だと気付いていない一行は、無事に再会できたのも束の間、乗っていた貨物車が先頭車から切り離され、ヒッチハイクすることになりました。親切な農家の親子に出会い、仲良くなるテッド達。そこで見た新聞で、ケイラの家族がカリフォルニア動物園にいることを知ったテッドは、ここで初めてなぜジョージがケイラを連れて列車に乗ったかを悟るのです。指名手配になっていることも知り、怖気付くテッドでしたが、動物園に連れて行くことにしてケイラは家族と抱き合います。追いかけてきたウルフに捕まり、強制輸送されますが、飛行機から飛び降り自ら劇場に戻るのです。ショーの最中に突然現れたケイラにピカディリーは大喜びし、残りの2頭もカリフォルニアから引き取ることになりました。一方、テッドもグラフやデータを使ってではなく、大切な人と過ごすことを軸にした博物館のプランを理事会で訴え、満場一致で新館長に就任するのでした。
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