映画「ザ・ガールズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ザ・ガールズの紹介：2014年カナダ映画。若い女性をナンパし、金を渡しSEXまで持っていく男たち。彼らはこれを動画に収め、ポルノ業界で成功を収めていましたが。しかし彼らに復讐を誓った女二人に拉致され、一人は射殺され、もう一人は拷問を受け始めました…という内容の強姦された女性たちによるリベンジムービーです。
監督：ジェフリー・アンダーセン 出演：ジェシカ・ハーモン（ベス）、エリース・ガティアン（サム）、アンドリュー・フランシス（スティーブ）、マシュー・アンダーソン（マーク）、グレイストン・ホルト（ジョン）ほか
この解説記事には映画「ザ・ガールズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スティーブは相棒のジョンと車で街を流し、若い女性に声をかけ、金を渡しビデオを撮っています。彼のビデオはポルノ業界では斬新と言われ、素人の女性を金で誘い、服を脱がせ最後はジョンがＳＥＸをするという内容で、一歩間違えばレイプまがいですが、この内容がうけ、かなりの金を儲けています。女性に渡した金も、スティーブが撮影しながら抜き取ってしまうちゃっかりさでした。
スティーブの会社から、取材カメラマンのチャンに取材依頼が入ります。早速チャンは記者のマークに話を持ちかけると、いったん断ったマークでしたが、取材料金が振り込まれていたことから受けることになり、ステーブらと待ち合わせました。自己紹介を済ませると、チャンがビデオカメラマンだと知ったスティーブが「ビデオ撮影は断る」と言い、マーク一人で車に乗りこみます。
車内でマークはインタビューをし始めますが、スティーブが「オレが監督とカメラマンで、ジョンは運転手兼ＳＥＸ担当だ」と言った後、「実際の現場を見てくれ」と言って、若い女性に声をかけ始めます。
早速餌食になったのは、美形でスタイルの良い二人の女性サムとベスでした。スティーブは金を渡し、二人を車に乗せると、サムに金を渡し「胸を見せてくれ」といいます。サムはブラまではとらず谷間を見せますが、それ以降はスティーブの巧みな話術で、サムとベスにキスをさせることに成功しました。更に「二人でレズをやってくれ」と金を渡すと、ベスが「人に見えるから嫌だ」と言って、ジョンに山道に車を走らせました。
狭い道を抜け広い場所に来ると、スティームがベスに「サムのブラを外せ」と言います。その時ベスが拳銃をぬき出してジョンの頭を撃ち抜いたのです。サムと一緒にスティーブとマークを後ろ手で縛り、地面に座らせると、マークが「妻は妊娠しているんだ、家族もある。オレは取材していただけだ、誰にも言わないから逃がしてくれ」と命乞いを始めます。しかしベスは「男は皆嘘つきだ、家族に会いたかったら言うとおりにしろ」と言うだけでした。
サムがベスに「やりすぎだ」と言うものの、ベスは効く耳を持ちません。スティーブとマークを車に乗せ、ベスとサムが話をし、車に乗りこもうとした時、マークがベスに体当たりしました。その隙に森に逃げるスティーブ。サムにマークを見張らせたベスは、スティーブを探しに行きました。
マークがサムに「何があったんだ、教えてくれ」と聞くと、サムは「ベスの目的はスティーブだ」の一言だけ話します。更にマークが聞くと、「ベスに街で声をかけられた、こんなことになるとは思わなかった」と漏らしたのです。ベスがスティーブを捕まえて車に戻ると、サムに運転させ山道を走り出すものの、運転を誤り道をそれてパンクしてしまいました。
前方からハイキング中のカップルがやって来て声をかけてきます。サムが車を降り「大丈夫です」と言うと、男性が「手伝おう」と言い出したのです。ヤバイと思ったサムでしたが、ベスが降りて来て「私もいるから大丈夫」と言うと、男性が、ジョンを射殺した時に着いたフロントガラスの血を見つけます。ベスが「いら立って、「早くあっちへ行け」と言った事から、カップルも声を荒げ反論すると、ベスは二人を射殺してしまったのです。
怯えるサム、車の中ではマークが悲痛に叫んでいます。やがてマークとスティーブは地面に座らされました。サムが二人を撮影し、覆面を被ったベスが、サムを拷問し始めます。スタンガンをあて「今まで何人レイプしたんだ」と迫ります。スティーブはかつて、若い女性を睡眠剤で眠らせ、数人のメンバーと一緒にレイプし、動画を撮影したことを思い出していました。
ベスはマークにスティーブをレイプさせ始めます。突然発砲音がしてベスとスティーブが倒れます。銃を持ったミリタリースタイルの男がやって来ました。男はスティーブを抱え車に乗せると「早く病院に連れていくんだ、その女は肩のあたりを撃ったので死んでいない、見張っていろ」と言うと、突然起き上がったベスがミリタリー男に発砲し、男は倒れ込みます。マークはミリタリー男の携帯を取り、電波のあるところまで走り、チャンに電話するものの会話が途切れて伝えられませんでした。
どうにか森の中に隠れたミリタリー男でしたが、ベスに見つかり「あんたが助けた男は悪人よ」と言って射殺されます。そしてマークもベスに見つかり、頭を撃ち抜かれます。車の中では、起き上がったスティーブがサムを襲い、キスを迫るとサムがその気になり誘惑し始めます。そこへベスが戻って来て、サムに怒りだした時、スティーブが拳銃でベスを射殺します。
顔色の変わったサムがスティーブの前に立つと、昔の事を話し始めたのです。大学生時代、ジョンと友人関係だったサムは、誘われパーティーに参加します。そこでスティーブがジョンに「これを飲ませろ」と睡眠剤入りの酒を渡します。飲んだサムは意識が飛び、スティーブらのレイプと撮影が始まったのです。やがて意識の戻ったサムは、自分がレイプされたことに気づき、忘れようとしますが、3日後、自分のレイプ動画がＷＥＢ上にアップされたのです。
日ごと拡散される動画によってサムは錯乱状態になり、我に返った時は復讐しかない状態でした。そこで、元軍人で「女性兵士は戦死するより、レイプされて殺さる方が多い」と言って、レイプ犯に異常なほど殺意を抱くベスを利用して、スティーブとジョンを誘い出したのでした。
サムは「私にあんなことをしておいて、今度は会社を作ってレイプ動画を流してる事を知って決意した」と言って、サムの舌を切り取り、迎えに来た友人の車で去って行きました。ＷＥＢ上にスティーブとマークの拷問映像が流され、スティーブ、ジョン、マークの遺体が発見されました。
以上、映画「ザ・ガールズ」のあらすじと結末でした。
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