ドクター・ストレンジの紹介:2016年アメリカ映画。ベネディクト・カンバーバッチを主演に迎えたマーベルコミックのヒーローアクション作品。ドクター・ストレンジは、天才脳外科医として有名だったが傲慢さもあった。地位、名誉、豪華な生活も手に入れていた天才外科医ドクター・ストレンジは、運転中の事故で両手の機能を失う。リハビリと手術を繰り返すも、医者からはさじを投げられ、途方に暮れる。そんな折、半身不随から見事回復した男の話を聞き、ネパールの魔術師の元へ行く。手を治療が目的だったが、師に見込まれ否応なく世界の支配を企む敵との戦いに巻き込まれていく。本作はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズの14作目となります。
監督:スコット・デリクソン 出演:ベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ)、キウェテル・イジョフォー(バロン・モルド)、レイチェル・マクアダムス(クリスティーン・パーマー)、ベネディクト・ウォン(ウォン)、ティルダ・スウィントン(エンシェント・ワン)ほか
映画「ドクター・ストレンジ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ドクター・ストレンジ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ドクター・ストレンジの予告編 動画
映画「ドクター・ストレンジ」解説
この解説記事には映画「ドクター・ストレンジ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ドクター・ストレンジ詳細解説
作品紹介
「ドクターストレンジ」の予告が公開された頃、ネットで、ある話題で盛り上がりました。それは、魔法陣を異世界の入り口として描写し始めたのは、1963年の水木しげる先生原作の「悪魔くん」からというものです。それまで、魔法円は、召喚した悪魔を閉じ込める檻であったり、術者を守る障壁(バリアー)だったからです。「ハリーポッター」や「ファンタスティック・ビースト」だと魔法の杖と呪文詠唱が基本魔法となります。つまり、今回の「ドクターストレンジ」は、より、その「ゲート」を使ってのアクションが見どころになります。後に「アベンジャーズ」に加入する、ドクター・ストレンジは今後のインフィニットストーンを巡る異次元大戦の重要なヒーローとなるはずです。では、彼がどうやって魔法を体得したのか? というのが今回の話です。ラストに、既に、ソー(雷神トール)と接触し、「ソー3」への客演も予感させるような予告もありましたが、「アベンジャース」の次回作「インフィニティー・ウォー」までに、「シビルウォー」で分裂や脱退した「アベンジャーズ」にどれだけ新規ヒーローが加入するかも気になるところです。アニメの「アルティメットスパイダーマンVSシニスターシックス」では、スパイダーマンの助っ人として、ドクター・ストレンジが何回か登場しているのに対して、「アベンジャーズ・アッセンブル」では、「シビルウォー」の分裂理由がアイアンマンの秘密主義のせいになっていて、映画とは違う展開をみせてるので、それぞれの世界を楽しむべきなのかも。次の「スパイダーマン」にアイアンマンの出演は決まっています。「アントマン」も次回作の公開が決まっています(2016年10月時点)。
ドクター・ストレンジの詳細あらすじ1
とある寺院に侵入者があり、本が破られる。修行僧のような恰好をした男達は、手から火の輪を出して、警護者を炎のロープで宙づりにし、命を奪います。しかし、フードをかぶった追跡者がいました。火の輪を潜り抜けると、そこはロンドンの街中、彼らは壁を走り、空間を捻じ曲げ、重力を無視して戦います。だが、追跡者は、彼らを後一歩のトコで逃がしてしまいます。その頃、ニューヨークの病院では脳神経外科手術が行なわれていました。ロックのリズムに乗っていたかと思うと、突如、「ソー・フィール・グッド」に変わり、執刀医のスティーブン・ストレンジは気分を害します。実は年代当てクイズをしていたようで、ストレンジは、1977年12月と主張し、結果、その通りだったので、賭けはストレンジの勝ちです。難しい切除手術は終わり、後は傷口の方向のみになった時、ふと入口を見ると、外で元恋人のパーマー医師が呼んでいます。助手をしていた医師が「縫合は任せて」というので、ストレンジは手術室を出ます。
ドクター・ストレンジの詳細あらすじ2
パーマーはER(救急救命)の意志で、今脳死判定された患者のカルテを持っていました。ストレンジは、脳幹にある銃弾を見て、沁みだしてるアンチモンが脳圧を上げていると看破します。そして、その難手術ができるのは、ストレンジしかいません。駆けつけると、ニック医師が移植用の臓器を摘出しようとしていました。ニックは2人の説得で間違いを認め、助手を勤めようとしますが、ストレンジは断ります。パーマーはマニュピーレーターを用意しようとしますが、ストレンジは断り、機械操作なしに、銃弾を取り除くのです。手術が終わり、脳外科学会の講演にパーマーを誘いますが、振られました。2人はある手術法を共同開発したのですが、その命名で揉めた過去がありました。今回はパーマー・ストレンジ法という名前で落ち着きました。ストレンジはスーツに着替え、腕時計をし、スポーツカーで夜のNYをぶっ飛ばします。その最中に手術以来があり、落雷を受けた若い女性のカルテ(何かの伏線?)を転送してもらい、それを見てる間に、曲がり切れず、崖に転落しました。割れたフロントガラスがストレンジの両腕と顔を襲います。
ドクター・ストレンジの詳細あらすじ3
捜索は11時間かかり、神経接合時間を過ぎてしまい、ストレンジの両腕には11本のピンが埋められ、固定されています。回復は絶望的です。それでも、ストレンジは諦めません。高額な医療費を湯水のように使って、治療を試しますが、効果はありません。ただ、奇跡的な患者の例を見つけました。第6・7頸椎を折ったのに、数カ月後に歩いたというのです。そんな奇跡は認められませんが、ダメ元でカルテを探してもらいます。頼みの綱で、知り合いに手術を依頼しますが、かつてのストレンジのように、キャリアに傷がつくことを恐れ、断られてしまいます。パーマーが様子を見に来ますが。心にもない事を言って、彼女にも見捨てられます。そんな時、奇跡的な回復を遂げた患者のカルテを見ました。その男の名前はパングボーン。ストレンジは彼を訪ねてみると、バスケットボールをしていました。
ドクター・ストレンジの詳細あらすじ4
かつて歩けなかったとは思えません。話しかけると、パングボーンもストレンジに手術を依頼して断られていました。ストレンジは震える手を見せて、何とか回復した理由を教えてもらいました。「カマー・タージを訪ねろ」それが答えでした。ストレンズは、ネパールのカトマンズに飛びます。道はずれを歩いていると、追剥に襲われます。ストレンジは一発殴りますが、それだけで腕は動かぜず、返り討ちにあいます。そこをフードをかぶった男に助けられます。そして、その男は腕時計を取り返してくれますが、割れていました。男は「カマー・タージに行きたいならついて来い」と案内してくれるのでした。案内された場所は、どこにでもあるような雑居ビル。ストレンジは失礼な暴言を吐きますが、モルドは「私もここに初めて来た時は礼を失していた。ここに入るなら常識を捨てろ」と忠告します。中に入ると、ヒゲの男が座っています。ストレンジはスキンヘッドの女性からお茶をもらいます。そして、その女性こそがエンシェント・ワン(古えの人)でした。ストレンジはお茶を飲むと質問をぶつけます。パングボーンをどうやって治療したのか。細胞再生させたという結論に至りますが彼女は、パングボーンが魂の力で直したと説明するので、ストレンジは絶望します。信じれば治るなら、医者はいらないからです。、ですが、彼女はストレンジの胸を軽く押します。
ドクター・ストレンジの詳細あらすじ5
すると、ストレンジの身体から、星幽体(アストラル・ボディ)が出ました。簡単に言えば魂です。ストレンジは、何が起きたか分からず、飲んだお茶に入った薬物のせいにしようとしますが、エンシェントワンは、頑固なストレンジを次元の身体に落とすのです。ストレンジは真横に落ちていきます。手の指から手が生え、無数の手にまとわれつかれたり、星々の中で、無数のストレンジを目撃したり、マルチバース(多次元宇宙)を経験するのです。流石のストレンジも認めざるを得ません。しかし、追いだされてしまいました。ストレンジは有り金全部をつぎ込んで、ここまで来たのです。もうここしかいる場所がないのです。5時間、入り口に張り付いてました。モルドが助け舟を出します。しかし、エンシェントワンは、カエシリウスのようになるのではないか? と恐れています。モルドが玄関の扉を開けると、ストレンジが倒れてきました。彼に風呂を勧め、着替えたら、エンシェント・ワンが会うというのです。最後に紙切れを渡しました。「シャングリア」と書かれているようです。ストレンジ「呪文か?」 「Wi-Fiのパスワードだ。舐めるなよ」(予告では、「今時だろ」というセリフの部分。)ストレンジは腕時計を外し、物思いにふけるのです。
ドクター・ストレンジの詳細あらすじ6
さて、ストレンジの修行が始まります。まずは知識を身に着けるため、本を読みます。サンスクリット語で書かれていますが、Google検索で、何とか読みます。その返却は図書館の守護者ウォンに返すのですが、彼は冗談が通じません。本の中に六角形の鎖につながれ、厳重に縛られている本がありました。エンシェント・ワンの蔵書で、読んでも構いませんが、古代文字のため、誰も読めません。それでも破れている部分を見つけました。冒頭でカエシリウスが破った部分です。その本は「カリオストロ」の書の「時間」の章でした。ウォンが取り返し、鎖で封印し直しました。ストレンジも実技を行なうようになりますが、他の者のように火の輪を出すことはできません。火花程度は出せるのですが。エンシェント・ワンはスパルタ教育を行なうことにします。彼女が火の輪でつなげたのは、吹雪のエベレストでした。通常なら30分で凍え死にますが、ストレンジは2分ももたないかもしれません。そこに置き去りにしたのです。でも、何とか、火の輪を出すことができるようになり、無事生還しました。そして、一度、火の輪を出せるようになると、ストレンジは魔法を使い放題です。ウォンが貸せないと言った本を、手だけ転送して、図書室から本を取るのです。透明になることが出来ました。見かねたエンシェント・ワンは、ストレンジがはめたスリングショット(指環)を外して、ミラー次元に閉じ込めます。本来、修行や瞑想のために使うのですが、閉じ込めることも出来るのです。
ドクター・ストレンジの詳細あらすじ7
モルドと一対一で特訓です。魔法炎を描くことで、レリックという魔法アイテムを取り出すことができるのですが、それには道具に選ばれなければいけません。ストレンジはエンシェント・ワンが何歳か気になったのですが、お堅いモルドは、それは不敬だと、疑いもしないのです。ある日、ウォンがいないので、アガモットの眼を解放して、「カリオストロ」の書の「時間」の章を読んでるうちに、アガモットの眼は、りんごをかじっても、元通りに再生でき、時間を操作できるので、カエシリウスが破ったページを復元してしまうのです。ウォンとモルドに気づかれ、ページは閉じられます。ウォンが質問します「何故読めた?」ストレンジは、瞬間記憶能力者で、目に入った物を瞬時に覚えることができるのですが、それだけでは読めません。つまり、恐るべき魔法能力が開花しようとしていたのです。過去を変えることは、別の世界を生み出すことで危険です。それを注意され、ストレンジはぼやきます。「注意事項は最初に書いておいてくれよ」そこに、カエシリウスが急襲しました。サンクタム・サンクトラムは3つあり、NYの支部が襲われたのです。ネパールにいたストレンジは、NYに飛ばされていました。そこの番人も倒されてしまいます。つい、彼を守るために、戦いに加わってしまいます。カエシリウス「何だ君は? えーとミスター」「私はミスターでなく、ドクターだ」 カエシリウス「ああ、失礼、ミスタードクター 消えてもらう」ストレンジは立ち向かおうとしますが、初歩魔術しか知らないので、両手でエルドリッチ・ライト(魔法炎)を展開しても、右手の物はすぐに輝きを消してしまいます。とりあえず、一人は鞭のようになったエルドリッチ・ライトで、窓の外に放り出してしまいます。そして、窓のレバーを回すと、波打ち際から砂漠に追放しました。ですが、別の刺客は、容赦しません。
ドクター・ストレンジの詳細あらすじ8
ストレンジは展示ケースの前で殴られていると、浮遊マントが攻撃を受け止めてくれます。浮遊マントはストレンジを主と見つけたのです。ここに、魔法使いドクターストレンジが誕生するのです。といっても、まだまだ半人前です。ストレンジが斧を見つけ、壁まで走ろうとすると、マントは反対に行きたがります。言うとおりにすると、拘束具が、カエシリウスを固定します。何か言いたそうなので、口のマスクを取ると、「失礼。ミスター、ドクター」ストレンジ「違う。マスターでもミスターでもない。私はドクター・ストレンジだ」カエシリウス「ああ、そのドクターか。なら、分かるだろう」と説明を始めます。生きている以上、人は死にます。エントロピーの法則です。
でもエンシェント・ワンは闇次元(ダーク・ディメンション)のドル・マヌゥの力を何らかの形で得て独占しているというのです。その話を聞いてる間に、スリングショットを奪われました。そして、手下の一人に胸を傷つけられてしまうのです。浮遊マントが手下を食い止めてる間にスリングショットを何とか取り返した、ストレンジはパーマーのいる病院にゲートを開けました。胸に傷を負い飛び込んできたストレンジを見るなり、パーマーは手術室に彼を運びます。ストレンジは何度か謝罪のメールを送ったのですが、返事がなかったとパーマーに言います。でも、それどころじゃありません。手術です。ストレンジは星幽体になり、手術箇所を指示しようとしますが、当然、パーマーは透けてる彼を見て驚きます。でも、納得したようです。
ドクター・ストレンジの詳細あらすじ9
今度は手下ルシアンが星幽体で襲ってきたので、応戦します。パーマーの見えないとこで、2人が暴れるので、手術室はラップ音やポルターガイスト現象が起こりっぱなしです。壁をすり抜け、廊下に出ると、ニックが自販機で買物していました。偶然にもぶつかることはなかったのですが、今度はストレンジの心臓が止まり、パーマーが電気ショックを与え、それは星幽体のストレンジにも影響し、ルシアンにダメージを与えました。ストレンジは身体に入り、パーマーに「最大電圧ででもう一度」を指示します。200Jから360Jに電圧を上げると、機械が悲鳴を上げ、ショートしますが、同時にルシアンのトドメになりました。ストレンジは今までの非礼をわび、事情を説明しますが、パーマーはストレンジがカルト(新興宗教)に入信したと理解します。ストレンジは、サンクトラムに帰る為、火の輪をくぐり、パーマーは病院に残されます。「どーゆーこと?」果たして、NYのサンクトラムでは、ルシアンが倒れていました。いや絶命しています。医者であるストレンジが殺してしまったのです。両頬から涙があふれます。浮遊マントが涙を拭き、ストレンジはいやがります。エンシェント・ワンがやってきて、ストレンジをNYの守護者に任命します。でも、ストレンジは腕を手の指を治したいだけで、こんな魔法戦争に巻き込まれたくありません。断ろうとするとモルドになじられます。そこに再び、カエシリウスが2人の部下を連れて攻めてきました。
ドクター・ストレンジの詳細あらすじ10
エンシェント・ワンもやってきました。3対3の戦いがNYで始まります。ストレンジはミラー次元に閉じ込めようとしますが、カエシリウスは闇次元の力を使っているため、効きません。街の中で戦いは繰り広げられ、街は隆起し、寸断された道路から車が落ちています。モルドは気づきます。エンシェント・ワンも闇次元の力を使い、カエシリウスと互角であることを。そして、一瞬の隙をつかれ、エンシェント・ワンは上空から地面に叩きつけられました。ストレンジは再び、火の輪でパーマーの病院に運びます。パーマーはただちに手術の準備をはじめますが、エンシェント・ワンの星幽体が身体を離れ、飛んでいくのを見かけたストレンジは、追いかけます。病院の窓際で漸く止まりました。ストレンジは、身体に戻るように促しますが、彼女は時期が来たと言います。エンシェント・ワンは確かに闇宇宙の力を使っていましたが、闇に対抗するには正規ルールを破る必要もあるのです。ストレンジには勇気が、モルドは厳格過ぎて寛容さが足りないと言います。それだけを言い残して、彼女は消えました。
ドクター・ストレンジの詳細あらすじ11
手術は失敗でした。術後、手を洗っているとパーマーが話しかけてきました。ストレンジは改めて謝罪し、「君が必要だ」と言ってキスをします。しかし、急患が入りました。彼女はERに戻ります。ストレンジも覚悟が決まりました。エンシェント・ワンは、地球の守り手、ソーサラーストリームです。そして、ロンドン・NYが落とされ、残るは香港です。守護者はウォンです。モルドは、エンシェント・ワンが闇次元の力を使っていたことを怒っていました。ストレンジは、カエシリウスを止めるには、モルドの力が必要と言って、火の輪を開き、共に香港に飛び込んでいくのです。その頃、カエシリウスは、火の輪で香港で現れ、代わりに、出現地点を走っていた車が砂漠に消えました。ウォンがレリックの槍で戦いますが、瞬く間にがれきの生き埋めになります。既に、香港のサンクタム・サンクトラムは崩れ始めています。カエシリウスは勝ち誇ります。「美しい眺めだ」でもストレンジは諦めていませんでした。いつの間にか、アガモットの瞳を持っていて、時間を逆転始めました。瓦礫からウォンを掘り出します。
ドクター・ストレンジの詳細あらすじ12
カエシリウスの手下は水槽の中に閉じ込められ、カエシリウスは瓦礫がビルに復元され、埋められます。何とか出てきますが、ストレンジは直接対決に向かいます。闇次元のドル・マムゥと対戦です。ストレンジは話しかけようとしますが、なす術もなく串刺しになります。しかし、次のストレンジが現れました。「ドル・マムゥ話がある」潰したり、氷漬けにしたり、縛り殺したり、何度も何十回も繰り返し、ドル・マムゥが根負けしました。「何が希望だ?」「なら、ドル・マムゥ、カエシリウスを地球からつまみだし、別の次元に立ち去れ。そして地球に手を出すな。」地球に戻ってくると、早速、ドル・マムゥは、カエシリウス達の身体を消し去ります。別次元に言ったのでしょう。ストレンジは言います。「どうせ取るなら全部盗め。注意書きというのは、大抵、後に書いてある。」それを聞いたウォンは大笑いするのでした。
ドクター・ストレンジの詳細結末
でも、モルドは自然の摂理を捻じ曲げたストレンジを許せません。別行動を取ることにしました。「必ずしっぺ返しが来る」モルドにそう言われて、ストレンジは、アガモットの瞳を封印します。「まだまだ力も足りない」ウォンも同意します。「その方がいいだろう。アガモットの瞳はインフィニット・ストーンだしな。」 ストレンジ「インなんだって?」 ウォン「知識も足りない。ストレンジ、新たなソーサラー・ストリームとなるには多くを学ばなければいけない」そして知識を身につけたストレンジは、まずアスガルドに向かい、雷神ソーに面会するのです。ソーはジョッキで黒ビールを飲んでいます。飲み干すと、魔法で注ぎだします。ソーは何故かロキをNYに連れて来ていました。ソーが、インフィニットストーンを持ってアズガルドにひきこもるには、父オーディーンの行方を探さなければいけません。ストレンジはまず、それにつきあうことになりました。一方、モルドはバンクボーンを訪ねていました。「世の中、魔法使いが多すぎる」そう言って、手刀で腹を突き刺し、魔法力を奪います。モルドもまた、歪んだ使命に目覚めたのです。「ドクターストレンジは帰ってくる」
以上、ドクター・ストレンジの詳細あらすじ解説でした。
「ドクター・ストレンジ」感想・レビュー
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コンピュータ・グラフィクスの魔術に引き込まれます。傲慢な性格の主人公ドクター・ストレンジが修行を通し魔術師としての使命感に目覚めていくところが見所。次々と目まぐるしく変わる魔術戦闘シーンは、まさに魔術にかけられているようです。物理世界の常識が通用しない魔術世界の決戦に目が離せません。
まさかベネディクト・カンバーバッチがマーベルの映画に出演するとは!という興奮でいっぱいでした。コミックのキャラのイメージ通りの雰囲気、そしてCGだらけの演出によく合わせた演技で素晴らしかったです。ストーリーは割と難しめで、特にマーベルの基本的な知識がないと少し取っ付き辛いのかなあと感じました。今後にも繋がる重要な映画なので、マーベルファンには是非観ておいてほしい作品です。