サウンド・オブ・サイレンスの紹介:2001年アメリカ映画。人質にとられた娘を救うカギを握るのは、身を守るために精神疾患を装い続けていた少女だった。全米探偵作家協会賞を2度受賞しているA・クラヴァンの小説「秘密の友人」が原作。
監督:ゲイリー・フレダー 出演:マイケル・ダグラス(ネイサン・コンラッド医師)、ショーン・ビーン(パトリック・バリー・コスター)、ブリタニー・マーフィ(エリザベス・バロウズ)、スカイ・マッコール・バートシアク(ジェシー・コンラッド)、ファムケ・ヤンセン(アギー・コンラッド)、ジェニファー・エスポジート(サンドラ・キャシディ刑事)、ガイ・トーリー(マーティン・ジョゼフ・ドーレン)、オリヴァー・プラット(ルイス・サックス医師)、ショーン・ドイル(ラッセル・マドックス)、ヴィクター・アルゴ(シドニー・サイモン)、ほか
映画「サウンド・オブ・サイレンス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サウンド・オブ・サイレンス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
サウンド・オブ・サイレンスの予告編 動画
映画「サウンド・オブ・サイレンス」解説
この解説記事には映画「サウンド・オブ・サイレンス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サウンドオブサイレンスのネタバレあらすじ:起
銀行強盗が発生、5人組が押し入り、貸金庫から1,000万ドル相当の赤いダイヤを奪って二手に分かれて逃走する。しかし逃走中、リーダーのパトリックが宝石袋から取り出すと中身はすり替えられており、パトリックはダイヤを持ち逃げした仲間の裏切りに怒りを燃やす。
10年後、妻アギー、娘ジェシーと裕福な暮らしを送っている小児精神科医のネイサンは、元同僚のルイスに呼び出されて1人の少女を診て欲しいと依頼される。その少女エリザベスは10年前、目の前で父親が地下鉄で轢死するのを目撃して以来、心を病み、病院を転々としていたが、突如凶暴になり看護師を滅多刺しにしたという。
眠らず、食べず、話すこともないというエリザベスだったが、会ってみると心に傷を負っているものの精神病患者らしからぬところがあり、帰りかけたネイサンに、何者かに狙われ隠していることがあることをほのめかす言葉を口にする。
サウンドオブサイレンスのネタバレあらすじ:承
翌朝、自宅からジェシーが連れ去られ、犯人パトリックからの脅迫電話でネイサンは、エリザベスから6桁の数字を今日中に聞きだすよう要求される。
急いで病院へたどり着いたネイサンは、ルイスのオフィスでエリザベスのカルテを見る。その結果、彼はエリザベスが統合失調症を偽装、何かから身を守るために自ら病院に収容されるよう仕向けていたと確信する。
ネイサンは再びエリザベスに会い、ジェシーがさらわれたことを話して協力を求めると、彼女も応じてなんとか思い出そうとし始める。そこへルイスが催眠剤を投与しようとしたため、不審に思い問い詰めると、彼もまた同様に、愛人を人質に取られて脅迫されていたことを知る。
サウンドオブサイレンスのネタバレあらすじ:転
その時、警察がルイスを訪ねてやってくる。同じ手口で殺された男女を調べていた警察は、男の身元から強盗犯グループを割り出し、パトリックらが最近出所したことを掴む。そして女はルイスの愛人だった。期限を待たずに愛人を殺されたことで、ルイスは全てを警察に話す。
一方、自分がいる部屋が自宅の上の部屋であることに気づいたジェシーは、そのことを通気口からアギーに知らせる。気づいたパトリックは仲間にアギーを始末させに行かせるが、彼女は反撃し、パトリックはジェシーを連れて部屋を離れる。
サウンドオブサイレンスの結末
ネイサンはエリザベスを病院から連れ出し、警察に追われながらも、エリザベスを連れて父親が死んだ地下鉄の駅に向かう。そこで彼女の父は盗んだダイヤを娘に託し、追って来たパトリックらに突き落とされて殺され、そのダイヤをハート島に隠してあることを知る。
島の無縁墓地でパトリックと落ち合ったネイサンは、そこでダイヤを隠した父の棺の6桁の番号をエリザベスから聞きだすことに成功する。墓を掘り返し、ダイヤを取り戻したパトリックはネイサンを殺そうとするが、格闘の末、パトリックは墓穴で生き埋めになる。
ネイサンは無事ジェシーを取り戻し、アギーの元へ戻るのだった。
以上、映画「サウンド・オブ・サイレンス」のあらすじと結末でした。
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