デューン 砂の惑星の紹介:2000年アメリカ,カナダ,ドイツ映画。長寿と宇宙旅行に用いるスパイスを巡り、惑星デューンの覇権争いが起こっていた。デューンに住まうフレメンの民は救世主が現れるという予言を信じその存在を待っていた。時の皇帝シャダムは公爵レトの人気が自分の身を滅ぼすと危惧し、宿敵ハルコネン家に暗殺を依頼する。超能力を操る母の血ジェシカの力を受け継ぎ、レトとジェシカと共にデューンへ舞い降りた息子ポールは、否応なしにこの戦いに巻き込まれていく…。
監督:ジョン・ハリソン 出演:ウィリアム・ハート、アレック・ニューマン、サスキア・リーヴス、イアン・マクニース、ラズロ・I・キッシュ、ほか
映画「デューン 砂の惑星」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「デューン 砂の惑星」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「デューン 砂の惑星」解説
この解説記事には映画「デューン 砂の惑星」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「デューン 砂の惑星」のネタバレあらすじ:起
シャダム4世の治める広大な宇宙帝国。長寿のためと宇宙旅行に必須のスパイス、メランジの覇権争いに巻き込まれ、アトレイデス家はハルコネン家の領地にしてスパイスの唯一の原産惑星であるアラキスの領事として就任することになります。巨大な虫が住まい、一面砂漠が広がる、アラキスの別名はデューンと言いました。デューンの民フレメンはいつか必ず救世主が現れ、支配からこの土地を解き放ち、惑星を緑豊かな地に変えてくれると信じていました。
「デューン 砂の惑星」のネタバレあらすじ:承
アトレイデス家の妾、ジェシカは跡取りであるポールの実の母でした。ベネ・ゲセリットという修道女団の出身で、彼女の恩師である教母がポールの能力を見定めにやってきました。彼女は皇帝に仕えており、その能力で反抗勢力となりうるかを判断しにやってきたのです。一方のハルコネン家では男爵が甥のフェイドとラバンを呼びつけ、アトレイデス家の公爵レトを領事として就任した際に殺害するように言いつけます。アトレイデス家の一行がデューンに到着すると、レトとポールは早々にスパイスの採掘場に向かいます。偶然にも巨大な虫の攻撃を受けたため、レトは作業員たちを救出。人柄の良さにフレメンの者たちは好感を抱きます。
「デューン 砂の惑星」のネタバレあらすじ:転
しかしながらハルコネンの残留軍がレトたちを襲撃。ジェシカとポールは無事に生き残りましたが、レトは亡くなってしまいます。砂漠の砂嵐の中に逃げ出した二人はデューンの南極へ到着。フレメンの民と遭遇し、彼らを導き、皇帝やハルコネンの支配から解放することを約束したポール。さらにジェシカから受け継いだ声(ヴォイス)の力で兵器を操る方法を伝授する。レトが亡くなり、ハルコネンは甥たちにデューンの実質的な管理を任せます。しかしフレメンの民は2年の間に兵士を増強し、スパイスの採掘場をことごとく破壊しました。砂漠にうごめく虫をポールは完全に操り、民からの信用はよりいっそう厚くなりました。スパイスを巡って皇帝が自分と相見え、真の自由を勝ち取るその瞬間は目前です。
「デューン 砂の惑星」の結末
ポールはある夜、自分の未来が閉ざされてしまう予知夢を見ます。フレメンの女性のうち超常の力を持つ者しか耐えることのできない「生命の水」という液体をポールが飲み、耐え生き残ることが唯一の解放への道でした。ポールは生命の水の毒に耐えました。そして皇帝の率いる軍がデューンを襲いました。ついに虫と声を用いて勝利し、皇帝と対面します。ハルコネン家の生き残りフェイドと短剣を交えて戦いますが、彼の首をかっ切り戦いは幕を閉じます。救世主として目覚めたポールはデューンの空に雨を降らせ、その土地を豊かにしていきました。
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