EGG(エッグ)の紹介:2002年日本映画。幼少期から目をつぶると目の中にタマゴが見えていた月子。大人になった月子の網膜の中のタマゴに異変が起こる。そしてある夜、タマゴは孵化に中から恐ろしいモンスターが現れる。モンスターの攻撃に月子は内側から壊れはじめていく。
監督:堤幸彦 出演:チョ・ヘヨン(月子)、氏家恵、佐藤二朗、犬山イヌコ、ほか
映画「EGG」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「EGG」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「EGG」解説
この解説記事には映画「EGG」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
EGG(エッグ)のネタバレあらすじ:起
月子(チョ・ヘヨン)は幼い頃から、目を閉じるとまぶたの向こうに「タマゴ」が見えていた。ある日、そのタマゴにヒビが入り始める。気になりながらも生活を続ける月子だったが、ある日の晩、タマゴから虫の形をした恐ろしいモンスターが生まれる。そしてモンスターは月子を執拗に攻撃し始める。
深夜にモンスターに攻撃され、月子はあまりの痛さに助けを求めて外へ逃げる。巡回中の警察に助けを求める。警察にライトで照らされた月子は、網膜の中のモンスターが光に反応して動かなくなった事を確認する。警察に事情を説明するも相手にされなかった。
EGG(エッグ)のネタバレあらすじ:承
しかし、ライトで照らされなくなると網膜の中のモンスターは再び月子に攻撃を始める。奇声をあげる月子を見て警察は薬物中毒者だと判断し、警察へと連れていかれる。事情聴取を受ける月子だったが部屋の明かりのお陰でモンスターからの攻撃を受けず平然としていた。
牢屋に入れられそうになる月子を、友人たちが助けに来て、一旦友人たちの家へと避難する。月子は自分の身に起こっていることを友人たちに話した。同様の事件が1930年に起こっていることを友人たちは見つけ、月子に話をする。
EGG(エッグ)のネタバレあらすじ:転
1930年、エカ・ゲラシュヴィリという女性が娘を猟銃で撃ち殺し、警察に出頭してきた。エカの家庭では女性に限り、「幼少期から目の中にタマゴが見える。」という。そのタマゴはおよそ20歳を過ぎた頃より孵化し、その中からモンスターが生まれる。そして、網膜に寄生したそのモンスターは内側から体を傷つける。とのこと。
エカは、モンスターの攻撃から逃れるため、自分の両目をつぶした。するとモンスターは見えなくなった。その後、エカは獄中で首を吊って亡くなった。そしてそのエカとは月子の曾祖母だった。再び痛みに苦しむ月子は友人宅から逃げ、夜の街をひたすら走った。
EGG(エッグ)の結末
途中、警察にも追われながら空き地へと逃げた月子は火をおこし、モンスターの攻撃を逃れた。途中、曾祖母の幽霊が現れ、「モンスターを愛することで救われる。でなければ死を」と月子に伝える。
モンスターを愛すことを決意した月子だったが、やはりそれは耐え難い苦痛だった。月子はモンスターが攻撃しているときに、火のついた棒を目に突き刺した。モンスターは炎に包まれ息絶える。
モンスターのいなくなった月子は普段通りの生活を送っていた。しかし、もう片方の目に異変が起こる。月子が仕事中、目を閉じると、網膜の中に3つのタマゴが映っていた。それ以降、月子が片目を閉じることはなくなった。
以上、映画「EGG(エッグ)」のあらすじと結末でした。
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