鶏小屋の紹介:2008年スペイン映画。非行に走る子供が手に終えなくなり懲罰牧場にいれる親たち。しかしそこにはCIA並の激しい懲罰が待っていた。実話に基づいたバイオレンススリラー作品。
監督:ダニエル・カルパルソロ 出演:ギレルモ・バリエントス、ミリアム・ジョヴァネッリ、オスカル・シネラ、ジョエル・ボスケ、マルタ・カルボ、アルフレド・ビリャ、ほか
映画「鶏小屋」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「鶏小屋」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「鶏小屋」解説
この解説記事には映画「鶏小屋」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
鶏小屋のネタバレあらすじ:懲罰牧場・「新しい目覚め」
スペインのピレネー地方にある「新しい目覚め」と呼ばれる青少年矯正施設である懲罰牧場に連れてこられたアレハンドロ。アレハンドロは裕福な家庭に育ち何不自由なく育っていた。そんなある日、友達とドライブ途中人を引いてしまう。息子の経歴に傷がつくと思い父親が罪をかぶろうとする。しかし、引いた張本人のアレハンドロはまるで反省の色がなかった。その態度を見た母は彼に厳罰を受けさせるため、この懲罰牧場に入れたのだった。
鶏小屋のネタバレあらすじ:奇宿者
懲罰牧場には既に何人かの若者(奇宿者)がいた。彼らも各自、暴力行動・親の会社でのストリップ・薬物使用など様々な問題があり親がこの懲罰牧場に入れたのだった。懲罰牧場の中では日々過酷な労働に加え、まともな食事もなく、問題行動を起こせば拷問に近い体罰が行われる。そんなある日彼らは力を合わせ懲罰牧場から脱走しようと計画を立てる。
鶏小屋のネタバレあらすじ:暴力・妊娠
懲罰牧場での日々で更生されるかと思いきや、彼らの反抗は増し・問題行動は後を立たなかった。そんな中メンバーであるエバの妊娠が発覚する。懲罰牧場の運営を継続させるため子供を殺そうとする。しかし、その隙にメンバーは檻から抜け出し逃亡する。しかし1人ずつ監視員に見つかり捕らえられる。アレハンドロはなんとか線路までたどり着き保護される。その後4人の仲間たちも無事保護される。そして、懲罰牧場で行われた実態が明らかとなる。警察からの話で、親たちは自分の子たちが恐ろしい懲罰を受けていたことを知らされる。職員たちはそれぞれ逮捕されたのだが、執行猶予付きですぐに釈放された。
鶏小屋の結末
9ヶ月の月日がたち、すっかり更生され家族との楽しい日々を過ごしていたアレハンドロたちは再会し薄暗い路地裏に向かった。路地裏には家のないホームレスがひっそり寝ていた。アレハンドロたちは各自、警棒などメリケンなどを構えホームレスに襲いかかった。懲罰牧場で受けた暴力で彼らの行動はエスカレートしただけだったのだった。
以上、「鶏小屋」 あらすじ・結末でした。
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