大脱出2の紹介:2018年中国,アメリカ映画。シルヴェスター・スタローン扮する脱獄のプロの闘いを描いた『大脱出』の続編となるアクション作品です。今回は前作のアーノルド・シュワルツェネッガーに代わってデイヴ・バウティスタがスタローンの相棒役を演じ、仲間の失踪の謎を追う主人公たちが最新鋭のセキュリティで守られた難攻不落の監獄へと挑んでいく姿を描きます。既に続編『大脱出3(仮)』の製作・公開が決定しています。
監督:スティーヴン・C・ミラー 出演:シルヴェスター・スタローン(レイ・ブレスリン)、デイヴ・バウティスタ(トレス・デローサ)、ホアン・シャオミン(シュー・レン)、カーティス・“50セント”・ジャクソン(ハッシュ)、ジェイミー・キング(アビゲイル・ロス)、ジェシー・メトカーフ(ルーカス・“ルーク”・グレイブス)、タイタス・ウェリヴァー(グレゴリー・ファウスト)、ウェス・チャサム(ジャスパー・キンブラル)ほか
映画「大脱出2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「大脱出2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
大脱出2の予告編 動画
映画「大脱出2」解説
この解説記事には映画「大脱出2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
大脱出2のネタバレあらすじ:起
脱獄のプロフェッショナルであるセキュリティーコンサルタントのレイ・ブレスリン(シルヴェスター・スタローン)が“墓場”と呼ばれる難攻不落の監獄タンカーを攻略してから数年。ブレスリンはハッシュ(カーティス・“50セント”・ジャクソン)やアビゲイル・ロス(ジェイミー・キング)、シュー・レン(ホアン・シャオミン)、ジャスパー・キンブラル(ウェス・チャサム)、ルーカス・“ルーク”・グレイブス(ジェシー・メトカーフ)といった一流スタッフをかき集めて警備会社を設立、後進の育成に努めていました。
ある日、チェチェンで武装組織が人質を取って立てこもり、収監されている仲間の解放を要求してきました。チームは人質が処刑されようとする寸前に突入、人質を救出して脱出を図りましたが、仲間よりもコンピューターのアルゴリズムを信頼するキンブラルは任務から逸脱したミスを犯し、人質1名を死なせる結果となりました。事態を重く見たブレスリンはキンブラルを解雇しました。
大脱出2のネタバレあらすじ:承
1年後、シューはIT企業を経営する従兄弟ユーシェン(チェン・タン)を警備するためにバンコクへと赴きましたが、パーティーに参加した帰りにシューとユーシェンは覆面の集団に誘拐されてしまいました。
気がつくとシューはどこかわからない監獄に幽閉されていました。監獄内には闘技場のようなところがあり、そこでは投獄された囚人たちが強制的に闘わせられていました。シューも闘いを強要されて勝利し、その後囚人の中にキンブラルの姿を見つけました。数ヶ月前から収監されているというキンブラルはこの監獄は“ハデス”と呼ばれていることをシューに伝え、シューはブレスリンの教えを胸にハデスからの脱獄計画を練ろうとしました。
そんな折り、シューはハデス所長のグレゴリー・ファウスト(タイタス・ウェリヴァー)と対面、グレゴリーはシューとユーシェンの解放と引き換えにユーシェンの会社が特許を持つ通信技術の提供を要求してきました。ユーシェンいわく、この通信技術は宇宙の衛星から世界中のコンピューターを乗っ取ることが出来るものであり、万が一テロリストの手に渡れば核発射システムのハッキングなどに悪用される恐れがあるということで、シューとユーシェンは技術を流出させないためにも脱獄する決意を固めました。
大脱出2のネタバレあらすじ:転
ブレスリンは仲間たちと共にシューらの行方を追ううち、シューがハデスに幽閉されているらしいこと、そしてハデスはあの“墓場”に資金を提供していた謎の組織から援助を受けていることを突き止めました。
ブレスリンは旧友トレス・デローサ(デイヴ・バウティスタ)に協力を求め、シューの行方を捜しましたが、今度はルークが捕らえられてハデスに連行されてしまいました。
その頃、シューは同じく収監されていた他の囚人や刑務所のコックらからハデスの構造を探ろうとしましたが、ハデスの内部レイアウトは可動式となっており、定期的に配置が変えられていました。そんな中、シューに協力していた者が捕らえられて連行され、シューとルークはキンブラルから思いもよらない真実を明かされました。実はキンブラルこそがこのハデスを、自らのコンピューターに関する知識を基に設計して造り上げた張本人であり、キンブラルは自分をクビにしたブレスリンへの復讐を誓っていたのです。
大脱出2の結末
キンブラルとハデスとの繋がりを突き止めたブレスリンは自ら捕らえられてハデスに連行されました。ブレスリンは隠し持っていた通信機器で外部のハッシュと交信しつつ、シューやルーク、ユーシェン、他の囚人たちと力を合わせて脱獄計画を練り、難攻不落を誇る鉄壁の警備システム“ガリレオ”を一時的にシャットダウンすることに成功しました。グレゴリーは警備員を投入してブレスリンらの脱獄を阻止しようと銃撃戦を仕掛けましたが、デローサはハデスがアトランタにあることを突き止めて侵入に成功、ブレスリンらに合流しました。
シューはグレゴリーに闘いを挑んで勝利し、ブレスリンは闘技場でキンブラルと闘い勝利しました。そしてブレスリンとデローサは“ガリレオ”を無効化することに成功、脱獄を果たしたシューとユーシェンは待機していまハッシュとアビゲイルに救出されました。
ブレスリンとデローサ、ルークはハデスの警備室で、キンブラルとハデスを裏で操っていた人物がキンブラルに報告を求める通信を傍受しました。ブレスリンは必ずこの人物を見つけ出すと宣戦布告しました。
以上、映画「大脱出2」のあらすじと結末でした。
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