エビデンス 第6地区の紹介:2011年アメリカ映画。ドキュメンタリー映画の撮影の為に、森に入った4人が、得体のしれない獣に襲われます。その一帯には獣以外にゾンビ化した人間までいたのでした。はたして4人は逃げることが出来るのか?という内容のPOV手法で撮影された、サバイバルホラーです。カメラブレが酷く、見慣れた人でないと見づらい映像で、評価真っ二つという作品です。
監督:ハウィー・アスキンス 出演者:ブレット・ローゼンバーグ(ブレット)、アビゲイル・リッチー(アビー)、アシュリー・ブラッケン(アシュリー)、ライアン・マッコイ(ライアン)ほか
映画「エビデンス 第6地区」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エビデンス 第6地区」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「エビデンス 第6地区」解説
この解説記事には映画「エビデンス 第6地区」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エビデンス 第6地区のネタバレあらすじ:起
ライアンはブレットを主役にしたドキュメンタリー映画の撮影の為、恋人のアビーと友人のアシュリーを連れ、キャンピングカーを借りて森に向かっています。目的地に着くと、車を置いて1kmほど歩き、キャンプ地へ着きます。ブレッドは「どうして車で寝ないんだ?」と聞きます。ライアンは「車はカメラのバッテリーの充電に使うんだ」と理由を説明します。
夜になるとキャンプファイアーを囲んで4人は盛り上がります。そんな時、森の中から獣が吠える声が聞こえます。ライアンとブレットは「コヨーテだろう」と言います。朝を迎えヘリの音で目覚めた4人は、森に入り撮影を続けます。しばらく歩き見晴らしのいい高台から、谷底を見ると獣のような生き物が見えます。「あれなんだろう?」と言ったその時、獣が森の中へ走って行ったのです。するとライアンが走って後を追いかけます。
しばらくしてライアンが帰ってくると、怖がるアビーとアシュリーを見たブレットが「二人が怖がっているのに何してるんだ!」と責め立てます。
エビデンス 第6地区のネタバレあらすじ:承
ライアンはアビーとアシュリーと話をします。二人は怖がり帰りたがっています。ライアンがどうにかなだめますが、夜になり一人浮いたライアンが酒を勧めます。酒の力もあって、4人は再び前日のように盛り上がります。
再び獣の吠える声が聞こえます。凍りついた4人の前に、「犬を探している」と言う男がやって来ます。4人が「犬は見ていない」と言うと、男は自分の酒を飲み立ち去りました。
ブレッドが「朝になったら帰ろう」と言って、4人はテントに入ります。深夜アビーが「何かがテントをゆすった」と叫びます。森を調べるライアンは、木に刻まれた「何かいる」と言う文字を目にしますが、3人には言いませんでした。
突然獣が現れライアンが追いかけます。ブレッドはアシュリーとアビーを連れ、車に向かって走り出します。逃げる3人の側では獣の声が響きます。どうにか車に着いた3人の元へライアンもやって来ます。「荷物は買ってやるから、このまま帰ろう」と言うブレットに、ライアンは車のキーをと取り上げ、二人は対立してしまいます。
エビデンス 第6地区のネタバレあらすじ:転
翌朝ブレットが居なくなり、3人は一旦キャンプに戻ります。しかしブレッドは見つからず、車に戻ると、車はエンジンがかからないようにムチャクチャにされていたのです。怒り狂うライアンでしたが、近くを半裸の男が走り抜けます。追いかけたライアンは途中でブレットのスニーカーを見つけ拾うと、足がちぎれて残っています。更にリュックサックも見つけます。車に戻ったライアンはブレットの事は話しませんでした。
少しして、獣が車に体当たりをし始めます。ヤバイと思った3人は車から飛び出し逃げます。二人で逃げたアビーとアシュリーでしたが、途中で内臓を引き出されたライアンを見つけます。
二人だけになり、カメラのライトで照らしながら森を抜けると、道路があって広場に出ます。その時「立ち入り禁止区域です」とアナウンスが響きます。驚いた二人でしたが、そこへ獣が襲ってきます。建物へ逃げ込みますが、ここへも獣がやって来ます。再び外へ飛び出した二人は、途中の一軒家に逃げ込みます。
エビデンス 第6地区の結末
一軒家も同様、獣が襲ってきます。二人はコンクリートの地下室へ逃げ込み、通路を奥へ進みます。途中で壁の板を剥がすと、広い場所に出ます。そこにはゾンビ化した人間や、銃を持った兵士、そしてあの獣がいました。
そこへ一人の男がトラックで走って来て2人を乗せ逃げます。しかし車が激突すると、研究室のようなビルに逃げ込みます。死体だらけの部屋を通り進むと、隠れていた女性職員を助けます。
4人で逃げますが、兵士たちの襲撃に会い、女性職員と男が殺されてしまいます。アビーとアシュリーは必至で逃げますが、アビーが頭を吹き飛ばされてしまいます。
必死で逃げるアシュリーは、男が言っていたようにヘリが待っていて乗りこみます。操縦士は「第6地区で生存者を確保」と報告します。アシュリー達のキャンプした地下では、極秘の実験により獣やゾンビ人間が作られていて、それらが暴走を始めていたのでした。
以上、映画「エビデンス 第6地区」のあらすじと結末でした。
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