ファンタジアの紹介:1940年アメリカ映画。ディズニーアニメーション映画第3弾で、初のステレオ映画です。オーケストラをバックにディズニーのアニメーションが展開されます。アニメーションは8編ありほとんど音楽で構成され台詞はありません。音楽はレオポルド・ストコフスキー指揮によるフィラデルフィア管弦楽団が担当しています。1940年はアメリカと日本の関係は悪化していたため、日本での公開は大戦が終わってからおよそ10年後になりました。この映画を見た日本人はディズニーアニメーションに感動し魅了され、それ以降日本人はディズニーアニメーションに親しんでいくことになります。
監督:ベン・ジャンプスティーン キャスト:ディームズ・テラー(ナレーター)、レオポルド・ストコフスキー(指揮者)、ほか
映画「ファンタジア」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ファンタジア」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ファンタジア」解説
この解説記事には映画「ファンタジア」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ファンタジアのネタバレあらすじ:トッカータとフーガニ短調
光と音楽のコラボレーションが始まります。音による光の様相は変わっていき、旋律によって形が変わっていきます。それは時には虹のように、海の波のように、空の雲のように変わっていきます。
ファンタジアのネタバレあらすじ:くるみ割り人形
妖精達が目覚め、森の中を自由に飛んでいます。あるものは花を咲かせたり、あるものは花に色をつけたり、あるものは水面にさざなみを起こしたり、あるものな蜘蛛の巣を彩ったり。やがて森の中のあらゆるものが踊り出します。きのこが踊ったり、花が踊ったり、皆んな美しく楽しげに踊り出します。時には自由に、時には規律を持って踊っています。やがて美しい魚踊り出します。やがて森の中のあらゆるものが勢い良く皆んな踊り出すのです。一通り踊り終わるとまた静かな森へと戻ります。そして森の季節は巡るのです。
ファンタジアのネタバレあらすじ:魔法使いの弟子
ミッキーは魔法使いの弟子となっています。家の仕事のために水汲みをしています。そこで魔法使いを見かけます。魔法使いは大きなあくびをして、魔法の帽子を置いて寝床へと向かいます。ミッキーは自分も魔法使いになってみたくて、こっそり帽子をかぶり、箒を使って水汲みをしたり魔法を楽しみます。そして魔法を楽しむうちに夢の世界へ。ミッキーは星を自在に操り指揮者そなり光と音のハーモニーを奏でるのです。夢から覚めたミッキーが気が付くと、箒達が水を汲みすぎて部屋中を水浸しにしてしまいます。水で溢れかえって収拾がつかなくなったミッキーを、異変を感じて目覚めた魔法使いが助けます。ミッキーは魔法使いに怒られます。
ファンタジアのネタバレあらすじ:春の祭典
時は宇宙の始まりまで遡ります。いろんな偶然が重なり地球ができます。そして地球に生命が誕生して進化していきます。やがて恐竜の時代がやってきます。皆それぞれに生きるために戦いを繰り広げています。やがてちきさから水がはくなり、干上がってしまった恐竜は絶滅します。そして地球は次の時代へとうつるのです。
ファンタジアのネタバレあらすじ:田園交響曲
ある世界では伝説の動物達が楽しそうに踊っています。ユニコーンが空に羽ばたき、新しい生命の誕生を祝っています。やがて美しい人間のような馬のような生き物が美しく舞って、恋をしたりします。その様子をが可愛い天使達が見守ります。そんな神話の世界では嵐が起こったり、かみなりが起こったりしますが、やがて静かな夜が訪れ、神話の動物達は静かに眠りにつきます。
ファンタジアのネタバレあらすじ:時の踊り
ある立派なお屋敷に美しくおしゃれな動物達が集まり踊り出します。象は鼻からシャボン玉を作ったり、そのシャボン玉に乗ってカバがワニの世界へ飛んだりします。最初ワニはカバを食べようとしますが、いつの間にか互いに惹かれ高貴なダンスを踊り始めます。
ファンタジアのネタバレあらすじ:はげ山の一夜
あるはげ山では霊達が魔王の合図の元、山から飛び出しダンスを踊り出します。怪物も加わおぞましくも恐ろしいダンスを入り広げます。しかし夜明けが訪れ、鎮魂の光を持ったもの達にその力を沈められます。
ファンタジアのネタバレあらすじ:アベェマリア
全ての世界に光が降り注がれ、静かで厳かな音楽が流れ出します。そして静かで光溢れる世界へと変わっていき、新しい朝日が登ろうとするのでした。
以上、「ファンタジア」のあらすじと結末でした。
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