映画「フィフティ・シェイズ・フリード」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
フィフティ・シェイズ・フリードの紹介：2018年アメリカ映画。E・L・ジェイムズの小説を原作とする『フィフティ・シェイズ』シリーズの最終章。結婚したアナとクリスチャンは新婚旅行を楽しむが、アナの元上司であるジャックが２人をしつこく追い回していることが発覚する。2人は幸せな新婚生活から一転ジャックという恐怖と戦う事となる。
監督：ジェームズ・フォーリー 出演：ダコタ・ジョンソン（アナスタシア・スティール）、ジェイミー・ドーナン（クリスチャン・グレイ）、エリック・ジョンソン（ジャック・ハイド）、エロイーズ・マンフォード（ケイト・キャヴァナー）、リタ・オラ（ミア・グレイ）、ルーク・グライムス（エリオット・グレイ）、ヴィクター・ラサック（ホセ・ロドリゲス）、キム・ベイシンガー（エレナ・リンカーン）、マーシャ・ゲイ・ハーデン（Dr.グレース・トレヴェリアン・グレイ）、ほか
この解説記事には映画「フィフティ・シェイズ・フリード」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アナとクリスチャンは家族や友達に囲まれながら結婚式を挙げ、遂に夫婦として結ばれる。2人は新婚旅行でヨーロッパを訪れ、SMセックスを楽しみながら幸せな時間を過ごす。そんな2人の元へクリスチャンのアシスタントから会社のデータセンターに爆弾を仕掛けた男がいたと報告が来る。送られてきた防犯映像を見たアナは直ちにその男が彼女の元上司ジャックだと気づく。しつこくアナに言い寄り襲おうとしたことでクリスチャンにクビにされた事を根に持っていたジャックは2人に対して復讐を計画していたのだ。ジャックを警戒するクリスチャンは新婚旅行から帰るとアナの為にボディーガードを2人雇う。
次の日クリスチャンはアナを2人の為に購入した郊外の一軒家に連れて行き、彼女に建築家の女性ジアを紹介する。クリスチャンを誘惑する様な態度を取るジアをアナは気に入らず、彼女に自分のことをグレイ夫人と呼ぶ様に言い、デザインも新しくする様要求する。帰り道の途中、クリスチャンのボディーガード、テイラーが2人を尾行している者がいる事を伝える。アナはその尾行車とカーチェイスを繰り広げ振り切ると、テイラーをも振り切り街中の路肩に車をつける。興奮し盛り上がった2人は車内でセックスを楽しむのだった。その後彼らが尾行車の運転手を確認すると、それは女性であった。ジャックとの関わりの可能性も考えたクリスチャンは部下たちにジャックの事を警戒し徹底して調べる様指示する。
その夜アナはクリスチャンに行き先を伝えず親友ケイトと飲み屋に出かける。彼女は帰り際になりようやく心配するクリスチャンから何着もの着信があったことに気づく。無事に帰宅したアナだったが、部屋にナイフを持ったジャックが現れ彼女を誘拐しようとする。しかし2人のボディーガードがこれを阻止した為アナは無事であった。これを知ったクリスチャンはアナの事を守れなかったという罪悪感に苛まれるのと同時に、行き先を伝えずに外出したアナに罰を与える為、彼女をSMルームに連れて行きプレイをする。
ある日アナは体調が優れず病院を訪れると医者から妊娠している事を告げられる。彼女は事実をクリスチャンに伝えるが、彼の反応は良いものではなく父親になる準備ができていないと言われてしまう。2人の関係が少し気まずいものになった時、仕事中のアナにクリスチャンの妹ミアの携帯から着信が来る。しかしそれはジャックからで、彼はミアを人質にとっており、アナに500万ドルを２時間以内に用意する様要求する内容であった。アナは銀行へ行き500万ドルを引き出す。クリスチャンは引き出しの事を知るとアナが彼と別れようとしていると思い彼女に電話をするが、ジャックに口止めされているアナは理由を言う事を拒む。アナがジャックの元に到着すると、ヒステリックになった彼は妊娠している彼女の腹を蹴ったり殴ったりと暴行を加える。しかしそこへアナの携帯のGPSを追跡していたクリスチャンと警察が到着し、警察はジャックを拘束しミアを助け出す。そして怪我を負ったアナは病院に運ばれる。病院で手当を受けたアナが目をさますと目に涙をためたクリスチャンがおり、彼女に妊娠中の赤ん坊が無事である事、そして父親になる決意をした事を彼女に伝える。数年後、子供を愛する父親に成長したクリスチャンと2人目の子供を妊娠しているアナは息子と一緒に幸せに暮らしているのだった。
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