フィフティ・シェイズ・オブ・グレイの紹介:2015年アメリカ映画。E・L・ジェイムズ原作の同名ベストセラーの映画化作品で、恋愛経験のない平凡な女子大生と巨大企業の若手社長との官能的でサディスティックな恋愛が描かれています。
監督:サム・テイラー= ジョンソン 出演者:ダコタ・ジョンソン(アナ・スティール)、ジェイミー・ドーナン(クリスチャン・グレイ)、エロイーズ・マンフォード(ケイト・キャヴァナー)、ヴィクター・ラスク(ホセ・ロドリゲス)、カラム・キース・レニー(レイ・スティール)ほか
映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイの予告編 動画
映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」解説
この解説記事には映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイのネタバレあらすじ:起
ワシントンの大学に通う平凡な女子大生アナ・スティール(ダコタ・ジョンソン)は今まで恋愛経験がないまま過ごしてきました。ある日アナは、親友で学生新聞編集長のケイト(エロイーズ・マンフォード)から、体調不良を理由に大企業「グレイ・エンタープライズ・ホールディングス」社長クリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)のインタビューの代理を頼まれます。27歳の若さにして富と地位を築いたグレイの威圧的ながらも不思議な魅力にアナは強く惹かれていきます。
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイのネタバレあらすじ:承
ある日、アナのバイト先のホームセンターにグレイが訪れ、ケイトが学生新聞に写真を載せることを承諾します。グレイは結束バンドやロープなどを購入していました。アナはグレイに恋心を抱いている自分に気付きながらも、住む世界が違うと思っていました。写真撮影の当日、友人のカメラマンのホセ(ヴィクター・ラスク)と共にグレイと会い、撮影終了後アナはグレイと二人でカフェに行きます。アナは帰り道に自転車にぶつかりそうになり、グレイに抱きとめられます。アナはグレイにキスしてほしいと目で訴えますが、グレイは「私は君にふさわしくない」と素っ気ない発言をします。泣きながら帰ったアナは、グレイを忘れるため卒業試験に打ち込みますが、試験が終わった日にグレイから高価な本が郵送されてきました。卒業前のパーティーで酔っ払ったアナは真意を聞こうとグレイに電話をかけると、グレイはアナのいるバーにやってきました。
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイのネタバレあらすじ:転
アナは目覚めたときにはグレイが宿泊している高級ホテルの一室にいました。グレイが本を贈ったのは謝罪と警告のためだといい、グレイは「私はロマンチックな恋愛に興味がない」と言い、その時初めてアナは性欲を感じます。書面で同意を得るまではアナには触れないと言っていたグレイでしたが、エレベーターで二人きりになると互いに欲望を抑えきれず、二人は激しいキスを交わしました。シアトルのグレイの自宅に招かれたアナは「秘密保持契約書」にサインさせられ、二人の関係は誰にも公言しないことを誓うと、秘密の部屋に連れて行かれます。そこにはSMの器具が置かれており、アナは衝撃を受けます。グレイはこの部屋では自分は支配者で、アナは従属者だと告げます。契約内容は日常の食生活から睡眠、服装、運動など多岐に渡るものでしたが、アナが望めば修正は可能なものでした。アナが処女であることを知ったグレイはショックを受けながらもごく普通のセックスを行い、アナの処女を奪います。
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイの結末
グレイはアナに自らの過去を明かされます。グレイは15歳の頃に養母の友人と初体験を交わし、その際にSMプレイを覚えて6年間は彼女の従属者でした。その後グレイは15人の女性と支配者・従属者の関係を持っていました。アナはグレイに惚れていながらも普通の恋愛は叶わず、やがてめくるめくSMの世界に浸っていきました。グレイのプレイも次第にエスカレートしていきました。二人は互いに愛し合っていながらも契約だけは修正しながらも続けようとしていました。ある日、アナは本気でお仕置きしたらどうなるのか教えてほしいとグレイに頼み、彼女の覚悟を汲み取ったグレイはベルトで彼女の尻を激しく叩きました。あまりの激痛と苦痛の中、アナはグレイの欲求を満たすことはできないことを悟り、グレイとの別れを決意します。家に戻ったアナは、失恋による心の痛みとSMプレイによる肉体の痛みを抱えて号泣しました。
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」感想・レビュー
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この映画は原作に基づいており、最高の恋の教訓を得た斬新なストーリーであると思います。主人公は奇想天外でいろいろと女の子が喜ぶような性格で、愉快、このような男は今時、いないのでは、西洋人らしさがあり、今には作品だと思います。この映画は現代のカップルにもお勧めできる映画であり、古今東西共通の課題である若い男女の関係構築にはいいお手本になると思います。
グレーの愛し方をもっと男性は勉強すべし!!