デッドコースターの紹介:2003年アメリカ映画。ファイナル・デスティネーションシリーズの2作目。180便の事故から1年後。キンバリーはハイウェイで起こる玉突き事故の予兆を見る。キンバリーのおかげで多くの人間が助かったのだが、死の死神はすぐそこまで迫っていた。
監督:デヴィッド・リチャード・エリス 出演:アリ・ラーター(クレア・リバーズ)、A・J・クック(キンバリー・コールマン)、マイケル・ランデス(トーマス・バーク刑事)、トニー・トッド(ミスター・ブラッドワース)、テレンス・“T・C”・カーソン(ユージーン・ディックス)、ジョナサン・チェリー(ローリー)、ほか
映画「デッドコースター」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「デッドコースター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「デッドコースター」解説
この解説記事には映画「デッドコースター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
デッドコースターのネタバレあらすじ:予兆
キンバリーは親友のシーナたちとビーチに向かうためハイウェイを走っていた。ラジオからは180便の事故の追悼式の知らせがなっていた。その道中。前を走るトラックの荷台に乗っている丸太のチェーンが外れ、玉突き事故が起こる。キンバリーたちの車は激しく横転し、意識が朦朧とする中でトラックが自分たちの方へ向かってくる所でキンバリーは予兆から覚める。予兆を恐れたキンバリーは事故を食い止めようと道を塞ぎ車から降りるのだったが予兆通り事故は起こってしまい、シーナたちは帰らぬ人となってしまった。
デッドコースターのネタバレあらすじ:生存者
キンバリーのおかげで死ぬはずだった人間が何人か生き残ったが、その晩生存者の1人エバンが不可解な死を遂げる。警官のトーマスはキンバリーの予兆から事故と不可解な死はなにか関係があると思いキンバリーに協力する。 180便の生存者であるクレアもキンバリーに協力し、死体処理場に勤務する謎の男に会いにいく。謎の男は「新しい生命」が死神を止める鍵だと言った。キンバリーは生存者の中に妊婦がいたことを思い出し、彼女が死の連鎖を食い止める鍵だと確信した。生存者と共に車で行動していたキンバリーだが、タイヤがパンクし農場へ突っ込み事故を起こしてしまう。偶然に偶然が重なり生存者は死の順番通り死んでいく。
デッドコースターのネタバレあらすじ:新しい生命
生存者が次々と死んでいく中、妊婦のイザベラに子供が生まれた。病院で出産を見届けたキンバリーとトーマスはこれですべてが終わったと思っていた。喜んでいたキンバリーだったが、予兆が再び彼女を襲う。予兆ではイザベラは死ぬはずではなかった。彼女は元から死のリストには入っていなかったことを知る。困惑するキンバリーに次の予兆が見えた。
デッドコースターの結末
血まみれの手がハンドルを握り湖にバンが飛び込む映像。キンバリーは自分の手が血まみれだということに気付く。心肺停止になり、もう一度意識を戻せば(新しい生命)死の連鎖を食い止めれると思いキンバリーは湖にダイブする。それから数日がたち、死の連鎖から解放されたキンバリーとトーマスだったが、事故を起こした農場へ食事に招待され、食卓を囲んでいるとき、農場の息子ブライアンがあの事故の日、危うく車にひかれそうになり間一髪助かったという話を聞く。キンバリーとトーマスの脳裏にあることがよぎった瞬間。コンロが爆発しブライアンが死んでしまう。
以上、デッドコースター(ファイナルデスティネーション2)のあらすじ・結末でした。
ホラー映画好きなら、よく知っているだろうこのタイトル。
冒頭のハイウェイでの玉突き事故、そして生き残ったヒロインが何とか試行錯誤の上、死神の手を逃れたと安堵したとき、また死の連鎖が始まる、恐怖は終わっていなかったのだ。と、いう一種の不条理感の連鎖が、観終わったあと一人の時間を軽い恐怖を楽しむ時間になる、こうなるとホントに楽しい。シリーズの中でも1、2を争ういい作品だと思う。