フライ,ダディ,フライの紹介:2005年日本映画。金城一紀の小説「フライ、ダディ、フライ」を映画化。後にSPシリーズでタッグを組むことになる、岡田准一と堤真一が初めて本格的に共演した作品。冴えないサラリーマンが娘の為に立ち上がる。
監督:成島出 出演:岡田准一(パク・スンシン/朴舜臣)、堤真一(鈴木一)、須藤元気(石原勇輔)、星井七瀬(鈴木遥)、松尾敏伸(南方)、愛華みれ(鈴木夕子)、ほか
映画「フライ,ダディ,フライ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フライ,ダディ,フライ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「フライ,ダディ,フライ」解説
この解説記事には映画「フライ,ダディ,フライ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フライダディフライのネタバレあらすじ:起
鈴木は妻と娘と共に幸せな日々を送る平凡なサラリーマンです。しかし、ある日娘の遥が暴行を受けて病院に運ばれたという連絡が鈴木のもとに入りました。慌てて病院に駆けつけた鈴木は、包帯で顔を巻いた、痛々しい娘の姿を目にします。遥は友達とカラオケで遊んでいた際、突如乗り込んできた石原勇輔という男に殴られたのでした。しかし、父親に衆議院議員を持つ石原勇輔に反省の色は全く見られず、学校の教師までもが父親から預かった大金を鈴木に渡して内々に済まそうとする始末です。
フライダディフライのネタバレあらすじ:承
すっかり塞ぎこんでしまった娘の姿に、鈴木は復讐を誓います。そして、包丁を持って石原の通う高校に乗り込んだのでした。しかし、ここで予想外の事が起こります。何と、鈴木は間違えて石原の通う隣の学校に乗り込んでしまったのです。そして、そこで朴舜臣という高校生と運命的な出会いを果たします。鈴木から事情を聞いた朴舜臣とその仲間は、鈴木が石原を素手で倒せるように稽古をつけてやると宣言しました。そして、鈴木は会社に長期休み願いを提出し、特訓の日々が幕を開けるのでした。
フライダディフライのネタバレあらすじ:転
鈴木は、朴舜臣が設定した厳しいトレーニングを、必死で乗り越えていきます。朴舜臣達も、鈴木が途中で根をあげる事を予想していたのですが、その予想に反して鈴木は最後までくらいつきます。そんな鈴木に感化されて、舜臣も鈴木を本気でサポートするようになりました。そして40日間の厳しい特訓を乗り越えた末、鈴木はまるで別人のようになっていました。体力や喧嘩技術の向上は勿論、精神面が全くの別人に成長していたのです。
フライダディフライの結末
そしてとうとう、鈴木と石原の決闘の日がやってきました。学校に乗り込んだ鈴木と舜臣達は学校をジャックし、全校生徒の前で石原を呼び出します。そして、一対一の格闘戦の上、なんとボクシング経験者である石原を、鈴木は見事下したのでした。そして舜臣に見守られながら、鈴木は遥のいる病室に向けて駆け出すのでした。
見るとすかっとします!冴えないサラリーマンが強い高校生に導かれ復讐を果たす物語。少々重たい部分もありますが、基本的にはさらりと見られる気持ちの良い映画です。見ると身体を鍛えたくなる!若い頃の危ない色気を湛えた岡田準一、本当はかっこいいのによれよれのスーツを着こなす堤真一とキャストも最高です。