銀河英雄伝説の紹介:数千年後の未来、宇宙空間に進出した人類は、銀河帝国と、自由惑星同盟の二国に分かれます。この二国家の対立は実に150年に及び、際限なく広がる銀河を舞台に、絶えることなく戦闘が繰り返されてきました。そして、宇宙暦8世紀末、二人の天才の登場によって歴史は動きます。「戦争の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムと「魔術師」と呼ばれるヤン・ウェンリーです。二人は帝国軍と同盟軍を率い、何度となく激突します。
映画「銀河英雄伝説」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「銀河英雄伝説」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「銀河英雄伝説」解説
この解説記事には映画「銀河英雄伝説」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
OVA・小説版「銀河英雄伝説」の大まかなあらすじとなります。映画版ではありません。
銀河英雄伝説のネタバレあらすじ1
「銀河英雄伝説」はヤン・ウェンリーとラインハルトによる二人の英雄が描かれたスペース・オペラです。このアニメはヤンの視点、ラインハルトの視点からストーリーが進行します。ヤンは「同盟軍」、ラインハルトは「帝国軍」で会戦は行われています。当初「同盟軍」は数の上では有利だったのですが「帝国軍」はラインハルトの指揮で統制がとれていたので五分五分です。しかし、同盟軍を指揮しているのはヤンではなく単なる無能な司令官が指揮する艦隊だった為、ラインハルトには勝てず圧倒的な敗北になってしまいました。いくら数が多くても、精鋭艦隊には勝ち目がないです。ラインハルトは会戦の功績により「帝国元帥」に昇進しました。あと、ラインハルトには部下であり、「親友」でもあった「キルヒアイス」がいました。ラインハルトにとってこの親友のみが「心を許せる人」でした。その親友がラインハルトを狙った銃をキルヒアイスがかばって倒れてしまいます。キルヒアイスの「死」です。
銀河英雄伝説のネタバレあらすじ2
ラインハルトは少年時代のキルヒアイスと目指した「宇宙の制覇」はできなくなりました。ラインハルトの心の半身をなくしたのです。ラインハルトの部下達はラインハルトに色々と助言しますが全く効果はありせん。その時ラインハルトの姉「アンネローゼ」から通信(モニター映像)が入ったのです。ラインハルトは姉とのやりとりで「ジークは何時もラインハルトの傍にいます」と姉に言われ姉の言葉、部下の忠誠心で、徐々に立ち直っていくのです。ユリアンという少年がヤンに憧れ軍人(16才)になりました。そしてユリアンは「ヤン艦隊」の人達によって才能を引きだされ成長して行きます。「戦略・戦術」はヤン艦隊の戦いによって学びました。同盟軍と帝国軍の新たな会戦が始まりました。同盟軍は前回の会戦で艦隊・物資が不足しているのに戦うのか、それは国民から「支持」されるためです。ヤンは今の同盟軍では帝国に勝てないと告げるが聞く耳持たず。そして会戦がはじまり結果はヤンが告げたどうり帝国軍の勝ちでした。同盟は、完全敗北でした。
銀河英雄伝説のネタバレあらすじ3
この会戦で同盟は帝国の傘下に入ってしまい艦隊は解体されます。会戦が終わってから数年経過しました。ついにヤン達が動きだしました。目的地は人工惑星「イゼルローン」。ヤンはイゼルローンに小細工をしていて所どころに暗号を仕組んでいてそれを解除しないとイゼルローンの機能は停止します。ヤンが暗号を解くと機能が動きだしました。これで「ヤン艦隊」が復活したのです。ヤン艦隊の復活は帝国軍にもしれヤン艦隊を撲滅する艦隊を差し向けました。しかしヤン艦隊には勝てず撤退させました。ヤン艦隊に撲滅された艦隊の中には名将も含まれていました。その後ラインハルトは、ヤンとの会談を申し出たのです。ヤンは申し出を受けます。そして「ラインハルトとの会談」にはヤンと護衛数人で旗艦ブリュンヒルトへ行く事になるが、ユリアンは護衛には入らなかった。イゼルローンに通信が入った。ヤンを暗殺する輩がいると。ユリアン達が早急にヤンの元に向かいます。ヤンに銃を向けた輩の前に「よせよ、痛いじゃないかね」と言ってパトリチェフ自らの体を盾にし、ヤンを避難させました。
銀河英雄伝説のネタバレあらすじ4
その頃ユリアン達がヤンの船にたどり着いた時、不明船が攻撃してきたのです。ユリアン達もこれに応じ不明船を撃沈しました。ここで分かったのはヤンを暗殺しようとした輩の正体は「地球教徒」でした。ユリアンはヤンの方へ足が動くが、見つからない。一方ヤンは、地球教徒に見つかり、銃撃され、床に座り込んでしまいます。床は血に染まり、ヤンの太ももから流れていました。この時のヤンはヤンファミリーの事が頭の中に浮かんできます、そして「フレデリカ ごめん」と言ってヤン・ウェンリーの時は「33歳」で止まりました。ヤンの突然の死は、味方のみならず帝国にも衝撃を与えました。ラインハルトは、ヤンの死に大きな喪失感を覚えます。ラインハルトが新帝都フェザーンへ帰還する旅の途中、ユリアンは皇帝と数回にわたり会談を行い、具体的な講和の条件を定めます。
銀河英雄伝説の結末
遂に講和が成立しました。喜びに沸き返るイゼルローン要塞だったがそこに至るまでの犠牲も、又、大きかった。帝国軍と共にハイネセンに向かったユリアンは、皇帝が不治の病に冒されその命数が尽きかけていることを知ります。フェザーンに到着したラインハルトだったが、容態は急変します。死期を悟ったラインハルトは、ヒルダらに加え、ユリアンも仮皇宮に呼びます。オーベルシュタインは、皇帝を囮にして地球教徒の残党を呼び寄せたと語ります。やがて、地球教徒との最後の戦いが始まり、ユリアンは「ド・ヴィリエを撃ち」ヤンの仇を取ります。そして、ラインハルトにも最期の時が迫ります。「宇宙を手に入れたら……みんなで……」ラインハルトの治世は満二年余という短期間のものであったのです。
銀河英雄伝説の声優
ラインハルト・フォン・ローエングラム(堀川りょう)、ジークフリード・キルヒアイス(広中雅志)、ウォルフガング・ミッターマイヤー(森功至)、オスカー・フォン・ロイエンタール(若本規夫)、フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト(野田圭一)パウル・フォン・オーベルシュタイン(塩沢兼人)ヤン・ウェンリー(富山敬)ワルター・フォン・シェーンコップ(羽佐間道夫)ユリアン・ミンツ(佐々木望)フレデリカ・グリーンヒル(榊原良子)ダスティ・アッテンボロー(井上和彦)オリビエ・ポプラン(古川登志夫)ヨブ・トリューニヒト(石塚運昇)アンドリュー・フォーク(古谷徹)
この映画の感想を投稿する