GOAL! ゴール!の紹介:2005年アメリカ,イギリス映画。この作品は、「少年の夢は、みんなの夢になる」というキャッチコピーで、メキシコ出身の貧しい喘息持ちの少年がプロサッカー選手になることを夢見て、英国の名門チームで奮闘する姿を描いた青春・スポーツ映画です。この映画は全3部作の第1部で、国際サッカー連盟(FIFA)公認の映画で、デビッド・ベッカム、ジネディーヌ・ジダンなどのプロサッカー選手がゲスト出演しています。
監督:ダニー・キャノン 出演:クノ・ベッカー(サンティアゴ・ムネス)、スティーヴン・ディレイン(グレン・フォイ)、アンナ・フリエル(ロズ・ハーミソン)、アレッサンドロ・ニヴォラ(ガバン・ハリス)、マーセル・ユーレス(エリク・ドーンヘルム)、ほか
映画「GOAL! ゴール!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「GOAL! ゴール!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「GOAL! ゴール!」解説
この解説記事には映画「GOAL! ゴール!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
GOAL! ゴール!のネタバレあらすじ:1.プロローグ:サッカー少年“サンティアゴ・ムネス”
メキシコの貧しい町で生まれたある1人の少年がいました。その少年はサッカーが大好きで、そのボール捌きは、他の少年とは別次元のものでした。いつも、その少年は近所の少年たちと草サッカーをして遊んでいました。サンティアゴ・ムネスという名のその少年の宝物は1個のサッカーボールでした。ある日、父ヘルマン・ムネスに叩き起こされたサンディアゴは、深夜、強引に父に連れられて、祖母メルセデスら家族と共に、アメリカに不法入国しました。その時、サンディアゴは宝物のサッカーボールを落としてしまいました。
GOAL! ゴール!のネタバレあらすじ:2.サンティアゴと父ヘルマンの確執
不法入国してから10年後のロサンゼルス、サンティアゴは、父ヘルマンと共に、清掃業の仕事をしていました。サンディアゴは地元のサッカーチームに入り、仕事が終わると、サッカーに興じていました。サンディアゴの家庭は貧しく、脛当て(レガーズ)も買えず、段ボールの切れ端を脛に当てレガーズの代用とし、ゲームに参加していました。しかし、サンディアゴのボール捌きは見事で、ボールを受け取るとドリブルで何人も抜き去り、ゴールを決めるというチームでは、一番のプレーヤーでした。父はサンディアゴと共に独立して、事業を始め、お金を稼ぎたいと考えていました。しかし、サンディアゴは違いました。彼はプロのサッカー選手になるのが夢でした。そのために、サンディアゴは、夜は中華料理屋でバイトをし、コツコツとそのお金を貯めていました。ある日、サンディアゴがサッカーの試合に出ていると、隣のサッカー場で7歳の子供のサッカーのコーチをしていたグレン・フォイがふと、サンディアゴがプレーしている姿を見て、彼には才能があると感じ、試合後、サンディアゴに声をかけました。グレンは元プレーヤーで、今はイングランドの一流サッカーチーム『ニューカッスル・ユナイテッドFC』の代理人でした。その夜、サンディアゴは今日グレンという代理人に声をかけられたことを話すと、父は「この世には二種類の人間がいる。でかい家に住む連中と、その家の芝を刈り、車を洗う連中」と言い、自分と一緒に事業を興し、コツコツ働くことだと言いました。サンディアゴという逸材を見つけたグレンは、早速、『ニューカッスル・ユナイテッドFC』の監督リク・ドーンヘルムに電話をして、サンディアゴの入団テストをしてくれるように頼み、約束を取りつけました。翌日、グレンはサンディアゴの家に行き、そのことを話し、イングランドまで来るように誘いました。しかし、父はサンディアゴに「地面に足をつけろ!夢なんか見てないで!」と反対しましたが、祖母メルセデスは喜びました。その夜、サンディアゴは今までバイトで貯めたお金を勘定しました。イングランドに行くにはあと400ドル足りませんでした。彼は仕事と夜のバイトで、そのお金を工面しようと頑張りました。ある日、ブーツに隠していたサンディアゴが貯めていたお金が消えていました。父が勝手にトラックを買うために使ったのでした。父ヘルマンは、自分がどれだけ今まで苦労して一家を守ってきたのかを語り、サンディアゴに自分のような生き方が正解なんだと主張しました。そんな父にチャンスを潰されたサンディアゴは「父さんはだろ!僕は違う」と言い放ちました。彼は部屋に行き、これからどうするか悩みました。
GOAL! ゴール!のネタバレあらすじ:3.サンディアゴ、イングランドのニューカッスルへ
イングランドのニューカッスルでは、『ニューカッスル・ユナイテッドFC』に入団した一流プレーヤー“ガヴァン・ハリス”が記者会見をしていました。記者たちの質問にドーンヘルム監督は「4位以内に入り、チャンピオンリーグへの出場権を確保したい」と答えると、他の記者が「それには残り試合を全勝しないといけないですが」と質問すると、ガヴァンは「問題は多いです。しかし、そのために私が来た。勝つためです」と答えました。その頃、貯めたお金を父に盗まれたサンディアゴに、祖母メルセデスは自分の貯金や大事な物を質に入れ、イングランドへ行くためのチケットを渡しました。祖母は「お前にはこのチャンスをつかむ資格があるのよ」と励まし、自分が着けていたお守りのネックレスを彼の首にかけ、父が帰ってくる前に彼を旅立たせました。サンディアゴはイングランドのニューカッスルへ行きました。グレンはサンディアゴを自分の家に泊まらせました。早速、サンディアゴは、ドーンヘルム監督が見る中、入団テストを受けました。雨の降る中、サンディアゴはプレーしますが、倒されているところばかりを監督に見られ、挙げ句の果てにペナルティ・キックで空振りするという大失敗をしてしまいました。今度はうまくやると言うサンディアゴに、グレンは「今度はないんだ」と言いました。落ち込み、父に反発して家出同様で来たサンディアゴを助けようと、グレンはあるパーティに行き、そこに出席していたドーンヘルム監督に、自分がスカウト時代の経験を話し、「あの子は原石です。1か月ください」と頼み込みました。監督はそれを了承しました。サンディアゴはイングランドでもう1か月、サッカーができ、チャンスができたことを喜びました。日々、練習に励むサンディアゴは、ある日、身体検査を受けました。問診票に呼吸器疾患があるかどうかという項目にチェックを入れませんでした。しかし、それは偽りで、サンディアゴは喘息持ちで、常にゲーム前には密かに吸入器を使って喘息を抑えていました。サンディアゴは、チームで新入りでありながらも才能があったこともあり、チームメイトから嫌がらせを受けたりしました。しかし、彼の才能を認め、友達もできました。ある日の夜、サンディアゴは友人に連れられ、街に繰り出しました。そこで偶然、身体検査を受けたときの看護士ロズ・ハーミソンと偶然、再会して、バーで飲むことになりました。ロズは「ここに来てあなたは変わるわ」とサンディアゴに言いました。ある日、室内練習場で監督の見る中、練習ゲームをしていると、サンディアゴは自分のドリブルに自信があることもあり、パスせずにドリブルで突っ込んでいきました。監督はサンディアゴを呼び、パスをしない彼に「我々はチームだ。ここに書かれた名は、自分の名前より重い」と教えました。ニューカッスルにとって運命のカウントダウンが始まりました。これから残り試合を全勝しなければいけませんでした。その初戦、相手はチェルシーFCでした。サンディアゴは観客席で観戦しました。苦戦しましたが、何とかニューカッスルは勝利を収めました。サンディアゴは、いつの間にか、看護士ロズとつきあうようになりました。
GOAL! ゴール!のネタバレあらすじ:4.苦闘するサンディアゴ
リザーブ戦、対マンチェスター・ユナイテッド戦、サンディアゴはスターティングメンバーとして、出場しました。しかし、控え室で喘息の吸入器をチームメイトに壊されてしまいました。サンディアゴはいつもの調子が全く出ず、スタミナも続かず、監督の指示によって途中で選手交代させられました。控え室でサンディアゴは監督から「お前にはテクニックがある。だが、ここでやっていくには、スピードとスタミナが足りない。…ここに居場所はない」と言われてしまいました。クビを宣告されたサンディアゴは、明日、アメリカに帰るつもりで、ロズに別れを言いに行きました。彼は彼女に身体検査の時に自分が喘息持ちなのに、嘘をつき隠していたことを告白しました。彼女は「今、言えば」と言いましたが、彼はクビになったことを告げました。「みんなの期待を裏切った」と自分を責めて落ち込むサンディアゴを、ロズは慰めました。サンディアゴは、お別れにロズに口づけして、出ていきました。翌朝、サンディアゴは世話になったグレンに置き手紙をして、アメリカに帰ることにしました。そして、あるタクシーに乗りました。一方、その頃、ガヴァンは昨晩、女遊びをし、車をいたずらされて動かなくなり、練習時間に遅刻しないようにタクシーを呼びました。その連絡を無線で受けたのは、偶然、サンディアゴの乗っていたタクシーでした。アメリカに帰るつもりのサンディアゴは、突然、乗ってきたガヴァンに、車中で事の次第を打ち明けました。そして、2人はニューカッスルのクラブハウスに向かいました。ガヴァンはドーンヘルム監督にサンディアゴの才能を認め、今、彼を手放すのはクラブにとって損失だと訴え、昨日のリザーブ戦で散々だったのは、彼は実は喘息持ちで吸入器を壊されことが原因だったと説明しました。監督は「みんなが君を残せと言う」とサンディアゴに言うと、彼は「実力を証明して見せます。チャンスさえあれば」と訴えました。監督は確認するように、サンディアゴに「その価値は」と問うと、彼は「あります」と即答しました。監督はサンディアゴに「ドクターに全て話してから、練習に参加しろ」と告げました。ガヴァンのお陰でサンティアゴは練習生として再度、チームに復帰できました。復帰したサンディアゴは、リザーブ戦、対クイーンズ・パーク・レンジャースに出場しました。彼のテクニックには更に磨きがかかり、得点を入れ、ファンもできてきました。対ミドラズルに出場したときも、サンディアゴの活躍は目を見張るものがあり、得点を入れ、チームを勝利に導き、ファンを大喜びさせました。サンディアゴは、リザーブメンバーの中でもチームに貢献する無くてはならない存在となり、正式な契約選手となりました。ある日、サンディアゴは、新しい部屋にロズを案内しました。その部屋は前の部屋とは違って、信じられないほどゴージャスな部屋でした。但し、その部屋はガヴァンとの相部屋でした。ガヴァンは夜、サンディアゴを行きつけのディスコに遊びに連れて行きました。そこであるエージェント“バリー・ランキン”と偶然、出会いました。バリーはサンディアゴに、自分と契約すればグレンよりもいい条件でもっと有名にしてやると誘いましたが、サンディアゴにとってグレンは、多大な恩義のある特別な存在だったので、断りました。真面目なサンディアゴは、夜遊びにも慣れておらず、女性の誘いにも乗りませんでした。翌朝、起きるとガヴァンは女性とソファで寝ていました。サンディアゴは、久しぶりに実家の父ヘルマンに電話をしましたが、ヘルマンは居留守を使いました。チームと正式契約したことを告げられなかったサンディアゴは、落胆しました。
GOAL! ゴール!のネタバレあらすじ:5.サンディアゴ、デビュー戦に
ある日、サンディアゴはクラブハウスで次のリザーブ戦のメンバー表を見ると、自分の名前がありませんでした。その事をコーチに言うと、コーチは「お前のことは、監督が決める。チームが違う。ロンドンで試合だぞ」と告げました。サンディアゴはついに夢だったトップ・チームに昇格したのでした。ニューカッスルでは故障者が続出し窮地に立たされていました。ロンドンでの対フルハム戦に、サンディアゴはトップ・チームのサブメンバーとして入りました。テレビでグレン、ロズも、初出場するかもしれないサンディアゴを心配と期待を持って、観戦しました。その頃、アメリカのロスのスポーツバーでも、この試合が放映されていました。そこにはニューカッスルのファンたちがビールを飲みながら、観戦していました。そこに父ヘルマンがビールを飲みに入ってきました。試合は拮抗状態で、どちらも必死で、途中、ニューカッスルの13番の選手が相手のラフプレーでケガをしてしまいました。監督は、サンディアゴに「出番だ」と告げました。初めてトップ・チームでプレーすることになったサンディアゴにとっては、自らの力を見せる大事な場面で、緊張しながら、ピッチに出ました。アメリカでそれを見ていた父ヘルマンは、驚きました。「あいつは誰だ」という客に、ヘルマンは「息子だ。息子のサンディアゴだ!」と笑顔を浮かべ、大声で言いました。するとカウンターの客がヘルマンに席を譲りました。ヘルマンは食い入るようにテレビを観ました。ピッチに入り、ボールをもらったサンディアゴは、新人とは思えない見事なドリブルで何人も抜き去り、ゴール手前までもっていきましたが、相手方のファウルで倒されてしまいました。ペナルティ・キックとなり、蹴るのはガヴァンに任せました。ガヴァンは見事にゴールを決め、ファンを大喜びさせました。もちろん、ゴールのチャンスを作った息子のプレーを見た父ヘルマンも大喜びしました。しかし、監督はサンディアゴを呼び、彼に「倒されたとき何を見ていた」と聞くと、彼は正直に「見ていたのはゴール」と言うと、監督は「お前より、いいポジションに2人もいたんだぞ。パスより自分のアピールか!」と叱りました。その夜、デビュー戦を果たしたものの、監督から指摘されたことを気にかけていたサンディアゴは、ガヴァンに連れられ、また彼の行きつけのディスコに行きました。サンディアゴは突然、デビッド・ベッカムに声をかけられ、褒められました。彼は超一流選手から声をかけられ、驚きしました。ガヴァンのところに行くと、ジネディーヌ・ジダンとラウル・ゴンサレスを紹介されました。ガヴァンはデビュー戦を飾ったサンディアゴを、あるパーティに連れて行き、2階のベッドの上で4人の女性とサンディアゴを戯れさせました。ガヴァンの友達はその様子をカメラで撮りました。連れて来られたものの、話が合わないサンディアゴは、ベランダで1人佇みました。
GOAL! ゴール!のネタバレあらすじ:6.父ヘルマンの急死
その翌朝、監督から昨夜、サンディアゴが女性と戯れている写真が掲載されたゴシップ紙を見せられ、弁解を求められました。サンディアゴは弁解せず、ただパーティに行っただけと言いました。監督は「軽率」と叱りつけ、誰が一緒だったかを訊いてきましたが、サンディアゴはガヴァンを庇い、言いませんでした。サンディアゴは急いで、ロズに会って昨夜の記事を誤解しないように説明しに、病院に行きましたが、不機嫌なロズは「そんな話したくない。忙しいの。来たついでにジェイミーのお見舞いでもしたら?」と言い放ち、働き始めました。サンディアゴは、ジェイミーのところに行くと、彼は膝を負傷したようでした。見たところ、相当痛そうでした。サンディアゴはジェイミーに「最近はどんなケガでも治せるから」と慰めましたが、彼は不安で悲しそうな顔をしました。ロズはサンディアゴに、ジェイミーのケガは半月板損傷に前十字靭帯で治療後サッカーはできないことを告げました。部屋に帰ってきたサンディアゴに、ガヴァンは昨夜のことを監督に言わず庇ってくれたことに、礼を言いました。しかし、サンディアゴは彼の行動と態度、交友関係に憤り、注意しました。ガヴァンはサンディアゴを部屋から追い出しました。ある日、アメリカで父ヘルマンが心臓発作で仕事中に亡くなったという知らせが入りました。サンディアゴは急遽、アメリカに一時帰国することになりました。その日、ガヴァンはサンディアゴの不幸を知り、ゴシップ記事にあったパーティに強引に連れて行ったのは自分で、彼は真面目で自らあんな事をする人間ではないと言い、全責任は自分にあると訴えました。監督は29歳のガヴァンに「若い選手は君を手本にしている。ピッチの外でもな」と彼にこれから自覚を持って行動するように促しました。その頃、空港の出発ロビーにいたサンディアゴは、父との過去の軋轢を思い出し、熟慮していました。彼はその結果、アメリカには帰国しないことを決心し、練習に行きました。サンディアゴは監督に「今まで僕には言い訳が必要でした。親父にそう思わされたからです。僕から信念を取り上げて不可能にしたんです。…もう言い訳は必要ない。僕に諦めろと言う人は1人しかいません。あなたです。もし言われても、諦めませんけど」と言い、ゴールにボールを蹴り入れました。そして、サンディアゴは元住んでいた家に帰ると、祖母メルセデスに電話で帰国しない訳を説明しめした。祖母は「神のご意志よ。頑張るんだよ」と励ましてくれました。その時、ロズが訪ねてきました。「親父と分かり合えなかった」と自分を責めるサンディアゴを、ロズは慰め、元気づけました。最終試合が行われるサッカー場のピッチで、1人ゴールにボールを蹴り入れるサンディアゴに、監督は「辛いだろうな自分もそうだった。もうあがれ」と言うと、彼は「ただ感触を味わいたくて…このピッチに立って」と答えると、監督は「土曜に立てる」と言いました。彼は驚き、喜びのあまり叫びました。
GOAL! ゴール!のネタバレあらすじ:7.勝利をもたらしたサンディアゴ
土曜日、最終試合・対リヴァプール戦で会場は多くのファンで超満員でした。負けられない試合を前に、ドーンヘルム監督は選手たちに「君らを信じている」と言いました。サンディアゴは、スターティングメンバーで出場しました。観客席ではグレン、ロズたち、アメリカのスポーツバーでは祖母ら家族が、観戦していました。試合は激しく展開し、一時、ニューカッスルはリードを許しますが、サンディアゴの華麗なドリブルでゴール前まで迫り、彼はガヴァンにパスを出し、ガヴァンが見事にゴールを入れ、同点に追いつきました。そしてロスタイム3分、サンディアゴとガヴァンでゴール前まで迫りますが、ガヴァンがファウルで倒され、フリーキックになりました。これが最後のチャンスです。ガヴァンはキッカーをサンディアゴに任せました。サンディアゴは、見事にゴールを決めて、チームに勝利をもたらしました。
GOAL! ゴール!の結末:エピローグ:「きっと今も上から見てるぞ」
ファンは総立ちで大喜びしました。アメリカのバーでTV観戦していた祖母が、サンディアゴは自分の孫だと言うと、お客が彼のデビュー戦“対フルハム戦”を、父ヘルマンがここで観て、大喜びしていたことを教えてくれました。祖母は直ぐにその事をサンディアゴに知らせるため、グレンに電話しました。グレンは急いでピッチに降り、サンディアゴに電話を渡しました。サンディアゴは、父が自分のデビュー戦を観ていたことを初めて知り、その事をグレンに言うと、彼はサンディアゴに言いました。「きっと今も上から見てるぞ」と。
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