映画「ゴジラVSキングギドラ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ゴジラVSキングギドラの紹介：1991年日本映画。23世紀から日本の未来を守る為に1992年に来た人間たちの指示通り、ゴジラに進化する恐竜を移動させた寺沢らでしたが、計画が狂い、キングギドラが現れ、ゴジラも出現し、決闘を始め首都東京へと向かい始めました・・・という内容です。映画の中には、実際に起った出来事や、実在のコメンテイターなどを登場させリアル感を引き出しています。
監督：大森一樹 (本編)、川北紘一 (特撮) 出演者：中川安奈（エミー・カノー）、豊原功補（寺沢健一郎）、小高恵美（三枝未希）、原田貴和子（森村千晶）、小林昭二（土橋竜三）、佐々木勝彦（真崎洋典）、チャック・ウィルソン（ウィルソン）、山村聡（林田）、矢追純一（ゲストコメンテーター）、ケント・ギルバート（アメリカ海軍大佐）、ロバート・スコット・フィールド（M11）、西岡徳馬（藤尾猛彦）、土屋嘉男（新堂靖明）、上田耕一（池畑益吉）ほか
この解説記事には映画「ゴジラVSキングギドラ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
1992年東京の空には無数のＵＦＯが飛来していました。雑誌『ムー』の編集記者の千晶は恋人のノンフィクションライター寺沢に記事を書くように誘いました。しかし寺沢はそれよりも、恐竜ワールドが気になると言って、向かいました。そこでは池畑が一人で抗議活動をしていました。寺沢は池畑に話を聞きました。太平洋戦争中にラゴス島に、恐竜がいて、攻め込んだアメリカ兵を撃破したと話しました。その後寺沢は、恐竜研究者の学者の真崎に会いに行きました。そして同じ部隊に所属した恐竜ワールドの主催者で帝洋グループ会長である新堂を寺沢は千晶と訪ねました。当初否定した新堂でしたが、ラゴス島の突っ込んだ話をし、寺沢がその恐竜が、ビキニ環礁の水爆実験の放射能でゴジラになったという説を話すと、進藤は恐竜がいた事実を認め、当時の恐竜の写真を見せました。テレビではＵＦＯ飛来に伴い富士山周辺でヘリが二機行方不明になった事件を矢追純が解説していました。
富士山麓に巨大ＵＦＯが停止しました。そしてモニターに『攻撃はしない、話をしたい』とメッセージを送って来ました。政府の土橋と国立超科学研究センター所長の藤尾が立ち合いました。すると投影された映像で3人が降りてきました。ウイルソンとグレンチコ、日本人のエミーが降りてきました。彼らは23世紀の2204年からタイムワープしてきたと話しました。そして21世紀にゴジラが暴れ、原発を壊し日本は崩壊すると警告しました。その為には1944年のラゴス島に行って、ゴジラが放射能を浴びないように、テレポーテーションする必要があると言いました。政府はこれを了解し、参加メンバーに寺沢、三枝、真崎の3人が選ばれました。寺沢の書籍の『ゴジラ誕生』を未来で読み、ラゴス島の事を知ったためだと話しました。3人はエミーとサイボーグのＭ11、遺伝子操作ペットのトラッドを3匹と共に、1944年のラゴス島に飛び立ちました。
降り立ったラゴス島は戦火でした。そんな中恐竜が現れました。ゴジラに似た恐竜でした。日本兵の長は新堂でした。配下に池畑もいました。攻めるアメリカ兵は恐竜に向け攻撃を繰り返しました。しかし恐竜は強くアメリカ兵を全滅させました。その後、恐竜は倒れ新堂らは恐竜に助けてくれたことを感謝し、日本に向け出発しました。倒れた恐竜をM11がテレポーテションし別の場所に移しました。その後1992年に戻るため出発しますが、3匹のペットが居ませんでした。1992年に戻ると日本にキングギドラが飛来し、破壊を繰り返しました。実はウイルソンの指示で3匹のペットを残し、水爆実験によりキングギドラを誕生させていたのでした。コントロールできるペットから新化したキングギドラはウイルソンらが自由に操れるのでした。これは21世紀以降、日本が企業拡大を続け、世界中を買収し、23世紀は世界のほとんどが日本化していたため、20世紀の日本を潰しに来たのでした。真実を知ったエミーがM11のデータを改造し、エミーの指示で動くようにしました。そのころ場所移動させた恐竜の付近で核を積んだ船が沈没し、恐竜がゴジラ化していました。
ゴジラが現れ、暴れるキングギドラを倒しました。その後ゴジラは暴れ始めました。東京に迫るゴジラに新堂だけが避難せず、助けてもらった恐竜から進化したゴジラを見つめました。しかし、ゴジラは新堂を殺しました。ウイルソンらもM11にテレポーテーションされゴジラに殺されました。寺沢はキングギドラを23世紀に送ってサイボーグにし、1992年に連れ戻しゴジラを倒す提案をしました。M11が可能だと言い、実行しました。そして戻ってきたキングギドラはエミーが操るサイボーグになっていました。寺沢らが見守る中、キングギドラとゴジラの戦いが始まりました。そしてキングギドラがゴジラに大型ワイヤーを貼り付け海に沈めました。しかしキングギドラも一緒に沈み、エミーの安否を気遣いますが、すぐにUFOが水中から飛び出し、エミーは23世紀に向け飛び立ちました。
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