ゴジラ×メガギラス G消滅作戦の紹介:2000年日本映画。巨大エネルギーを狙って、日本上陸を繰り返すゴジラが再び日本に上陸しました。このゴジラを倒すために新しいブラックホール砲を開発したチームの隊長の桐子が、秋葉原の天才エンジニアに協力を要請しました。やがて二人のコンビは強力なゴジラに立ち向かう・・・というゴジラシリーズ24作目の作品です。
監督:手塚昌明 出演者:田中美里(辻森 桐子)、谷原章介(工藤 元)、勝村政信(新倉誠)、池内万作(美馬和男)、星由里子(吉沢 佳乃)、永島敏行(宮川 卓也)、伊武雅刀(杉浦 基彦)ほか
映画「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ゴジラ×メガギラス G消滅作戦の予告編 動画
映画「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」解説
この解説記事には映画「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゴジラ×メガギラス G消滅作戦のネタバレあらすじ:起
1954年以降、日本を破壊するゴジラには、巨大エネルギーを狙うという目的がありました。原発、プラズマエネルギーを狙ったゴジラは1996年に大阪に出現しました。自衛隊員の辻森桐子は上官である宮川の制止を聞かず、ゴジラに砲弾を浴びせていました。その時コジラの攻撃を受けて宮川は死亡し、桐子は宮川が着けていたペンダントを手に取りました。
月日がたち、コジラ対策部隊の『Gグラスパー』の隊長を務める桐子は、秋葉原のジャンクショップを経営する工藤元の元に行き『Gクラスパー』への参加を要請しました。工藤は天才的なエンジニアで、何でも小型化する才能を持っていました。本部に呼ばれた工藤は恩師の吉沢に会いました。そしてプラズマエネルギー開発から進化したマイクロブラックホール装置『ディメンション・タイド』を開発し、ゴジラをブラックホールによって消滅させるため、ディメンション・タイドを2mに小型化する技術者として工藤に参加するよう頼みました。話を聞いた工藤は二つ返事で了承しました。
ゴジラ×メガギラス G消滅作戦のネタバレあらすじ:承
やがてディメンション・タイドが完成し、廃校となった学校を消滅させる実験を行いました。実験は成功に終わりましたが、空間は歪んだままでした。しかし近くに住む小学生の男の子が見ていたことがわかり、桐子は少年に、誰にもしゃべらないことを約束させました。その後、少年が気になり現場に近づくと、奇妙な大きな卵を見つけて持ち帰りました。少年は東京に引っ越しした後、卵を下水に捨てました。やがて下水道では、大きな卵から小さな卵が分離し始めました。そしてサナギになり大きな古代トンボのメガニューラに羽化し、人を襲い始めました。そして下水から大量の水が吹き上がり始め、メガニューラが渋谷の空を飛び始めました。自分のせいだと感じた少年は桐子に相談しました。メガニューラがたくさん飛び始めたことで、ゴジラが動き始めました。戦闘機グリフォンで海上調査に向かった桐子らでしたが、ゴジラが現れ、桐子はゴジラにしがみつき発信器を打ち込みました。ゴジラを無人島に誘導し、ディメンション・タイドを狙いますが、ゴジラの周りに沢山いるメガニューラが邪魔でロックオンできず、発射したものの失敗に終わりました。
ゴジラ×メガギラス G消滅作戦のネタバレあらすじ:転
そのころ渋谷の街は水中に沈んでいました。渋谷の水中調査をした映像には沢山の卵が映っていました。ビルには沢山のサナギがいてメガニューラに羽化していました。そして巨大なサナギからメガギラスが羽化しました。渋谷109の屋上に立ったメガギラスが羽を羽ばたくと高周波によって周辺が破壊されました。ゴジラがお台場に上陸しました。メガギラスがゴジラに攻撃を始めました。両方いっぺんにディメンション・タイドで消滅させようとしましたが、高周波でプログラムが破壊されていました。バックアップも効かない事から、工藤が怪我をおしてプログラムの修復にかかりました。しかしディメンション・タイドは燃料切れで、大気圏に向けて落下し始めていました。ゴジラは戦いの末、メガギラスを倒しました。ロックオンできない状態に、桐子が秘策を無線で話しました。桐子のグリフォンを大気圏近くに飛ばし、グリフォンをロックオンさせ、ディメンション・タイドの発射後ゴジラに激突させようと言うものでした。自殺行為とも取れる作戦でしたが桐子の要望で実行に移しました。
ゴジラ×メガギラス G消滅作戦の結末
修復されたディメンション・タイドは大気圏に突入し燃え始めました。残り時間わずかの所で、桐子のグリフォンにロックオンさせました。その後桐子は宮川のペンダントに祈りを捧げ、ゴシラ目掛けて急降下しました。ゴジラに激突する寸前に工藤が発射スイッチを押し、桐子は脱出しました。ゴジラに激突し、次の瞬間ブラックホール砲がゴジラにあたりゴジラは消滅しました。工藤が桐子に無線で問いかけると応答し、桐子は助かっていました。やがて本部長の杉浦の企みが暴かれました。ゴジラが狙っていたのは科学研究所でした。そこには開発を中止したはずのプラズマエネルギーがいまだ開発中でした。杉浦はいずれ研究所をゴジラが狙う事を想定して『Gグラスパー』を作っていたのでした。この後も、桐子と工藤の協力体制は続きました。
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