ギャング・イン・ニューヨークの紹介:2018年アメリカ,カナダ映画。アメリカ社会の陰の部分のマフィア組織はアメリカで多くの映画になっていますが『ギャング・イン・ニューヨーク』は伝説的な犯罪者ジョン・ゴッテイの生涯、彼の息子のジョニーとの愛情が描かれています。この映画のRotten Tomatoes (アメリカの映画批評サイト)の支持率は0%、アメリカ最低映画を決めるゴールデンラズベリー賞でも多くの部門にノミネートされてしまいました。その理由は歴史に残る犯罪者親子を英雄のように描いていることなどが理由でした。ジョン・トラボルタのファンやアメリカの犯罪組織とFBIとの戦いなどに興味がある人にはおすすめの映画です。
監督:ケヴィン・コナリー 出演:ジョン・トラボルタ(ジョン・ゴッティ)、スペンサー・ロフランコ(ジョン・ジョニー・ゴッティ)、ケリー・プレストン(ヴィクトリア・ゴッティ)、スティシー・キーチ(アニエロ・デラクローチェ)、プルイット・テイラー・ヴィンス(アンジェロ・ルッジェーロ)、クリス・マルケイ(フランク・デチッコ)、ウィリアム・デメオ(サルヴァドーレ・サミー・グラヴァーノ)他
映画「ギャング・イン・ニューヨーク」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ギャング・イン・ニューヨーク」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ギャングインニューヨークの予告編 動画
映画「ギャング・イン・ニューヨーク」解説
この解説記事には映画「ギャング・イン・ニューヨーク」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ギャングインニューヨークのネタバレあらすじ:起・犯罪社会で出世するゴッティと愛する家族
ジョン・ゴッディ(ジョン・トラボルタ)はニューヨークのギャング、刑務所か死しかない自分の人生を映画で回想していきます。
1973年、33歳のゴッティは有力ギャングのガンビー家の構成員で、殺しの指示をボスより受けます。ゴッティは殺人チームを率いて殺人を実行します。
1975年ゴッティは服役中、歯科治療のため刑務所を一時的に離れますが、その間にギャングメンバーを殺害し、何もなかったかのように刑務所に戻ります。
1977年ゴッティは刑期を終え自宅に戻り、妻のヴィクトリア(ケリー・プレストン)ら家族と再会します。ゴッティは成績の良い息子ジョニー(スペンサー・ロフランコ)を軍人にするためミリタリー・アカデミーにいれますが、息子はテレビで父の犯罪のニュースを聞き、恥ずかしい思いをします。アンジェロ・ルッジェーロ(プルイット・テイラー・ヴィンス)はガンビーノ家のメンバー、ゴッティの友人で家族のように振る舞い、ゴッティの息子からも愛されます。
1978年ゴッティはニューヨークの飲み屋でフランク・デチッコ(クリス・マルケイ)やサルヴァドーレ・サミー・グラヴァーノ(ウィリアム・デメオ)ら他のガンビーノ家のメンバーへの嫌悪感を語りながらも彼らと酒を飲みます。ゴッティの息子フランキーは12歳で成績優秀。しかし1980年、フランキーは交通事故で死に、ゴッティとヴィクトリアは悲しみにくれます。
ギャングインニューヨークのネタバレあらすじ:承・ガンビーノ家最高指導者になるゴッティ
テレビのニュースではフランキーを車でひいてしまった男が何者かに連れ去られたと報道されます。ゴッティはその男を誘拐して殺したようで、悲しみにくれる妻を訪れ喜ばせます。
1984年ゴッティ家でのクリスマスパーティにガンビーノ家のメンバーが集まりますが、メンバーは政府のガンビーノ家の不法行為への起訴を報道する記事を読み、最高指導者ポールへの不満が飛び出します。
1985年ゴッティはポールへの嫌悪感をますます強くしていきます。ゴッティの家庭でも問題が起き、学業不振の息子ジョニーが喧嘩しゴッティは息子をひどく殴ります。ゴッティも起訴されますが、息子ジョニーは裁判で大騒ぎします。
1985年12月、ゴッティはポールに不満のメンバーを集め暗殺を計画します。ポールがレストランへ向かい車から降りたところ、ゴッティの配下がポールを射殺します。ジョニーはニュースを聞いて気が動転します。
数日後、ガンビーノ家の最高会議で、ポールの後の最高指導者にゴッティが満場一致で選出されます。ゴッティの最高指導者就任はマスコミに大きく取り上げられ、有名人のように扱われます。一般人でも彼を知るようになり、彼はゴッドファーザーと呼ばれます。
ギャングインニューヨークのネタバレあらすじ:転・有名人になるゴッティと息子ジョニーの結婚
ゴッティの指導者就任でライバルとの抗争も激化し、ゴッティも命を狙われます。1986年には彼を狙った爆弾事件が発生し、ゴッティは助かりますがガンビーノ家のフランクは死にます。ガンビーノ家内部でも、アンジェロとの対立が激化しお互いに憎み合います。司法当局もゴッティを裁判にかけますが、1987年には無罪判決が下ります。マスコミは3度目の無罪判決に彼の強さを大きく報道します。
1988年息子ジョニーはガンビーノ家のメンバーになりギャングとしての人生が始まります。ゴッティは息子に対し、ニューヨークだけでなく全米への組織の拡大を話します。親友でもあり同じギャングの仲間、最後は嫌いあったアンジェロは1989年にガンで死にます。
1990年には息子ジョニーが結婚、派手な結婚式でゴッティは妻と踊り幸せを味わいます。
1992年、ゴッティはポールの殺人の件で裁判にかけられますが、ガンビーノ家のサミーが裏切り、法廷でゴッティが殺したと証言します。ゴッティに有罪判決が下り、終身刑となりますが、メディアへの露出などで人気のあった彼を支持する一般市民が、判決に抗議デモを行います。
ギャングインニューヨークの結末:ゴッティの死とジョニーの釈放
息子のジョニーに司法とFBIの調査がはじまります。ヴィクトリアは刑務所でゴッティに「息子をなぜ犯罪社会に入れた」と泣きわめきます。
1992年、ジョニーも逮捕されます。ジョニーは弁護士と話し刑期を軽くすることを考えます。ゴッティは刑務所に服役中、息子のジョニーと対面します。ジョニーは愛する家族に再会するために罪を認めて刑期を軽くすることを父に話します。ゴッティは当初反対しますが、最後は同意し親子は別れます。
2002年、ゴッティはガンで死にかけます。ゴッティは手術中も政府への批判をやめませんが、同年に死去します。ゴッティの支持者は彼を地域社会に貢献し政府と戦った英雄、殺人は一般市民を巻き込まず、ギャング内部の抗争とし、彼の死を哀悼し英雄扱いします。ジョニーは罪を認め減刑を嘆願したものの、次から次へと多くの件で逮捕されます。不満のヴィクトリアは法廷で裁判官に暴言をはきます。
2009年、ジョニーはついに釈放されて家族と再会します。
映画の最後、ゴッティはニューヨークの夜景を背後に「こんな人間には出会えないぞ」と言い、別れ、字幕でアメリカ司法はジョニーの裁判で犯罪者たちを証人に使ったことが説明されます。
以上『ギャング・イン・ニューヨーク』のあらすじと結末でした。
録画を 見てて よくわからず つまらないと思い見るのやめようとしましたが あらすじを探していて これ読んで また 見る気が起きました。これから 見ます。