グロテスクの紹介:2008年日本映画。思い切ってアキをデートに誘った和男は帰りの道中ある謎の男に拉致されてしまう。謎の男は二人の体を持て遊び、残虐な方法で仕打ちを繰り返す。衝撃のスプラッターホラー。
監督:白石晃士 出演:長澤つぐみ(アキ)、川連廣明(和男)、大迫茂生(謎の男)、ほか
映画「グロテスク (2008年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「グロテスク (2008年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「グロテスク (2008年)」解説
この解説記事には映画「グロテスク (2008年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
グロテスクのネタバレあらすじ:初デート
和男は会社の同僚であるアキを初めてのデートに誘う。喫茶店を後にし、裏路地を歩いている所を何者かに襲われ拉致されてしまう。気がつくと薄暗い部屋の中で、アキと向き合いで拘束される和男に小柄な男は
「1番目と2番目どっちがいい?」と問いかけてくる。恐怖で悲鳴をあげる和男に謎の男は猿ぐつわの隙間から喉にアイスピックを突きさしてきた。わき腹を刺された和男は痛みで痙攣を起こす。謎の男は和男の傷口に薬を塗る。
グロテスクのネタバレあらすじ:謎の男
謎の男は生まれてから一度も愛を知らない。愛がこの世に存在し、それをこの手に感じ取ることができたなら感動するだろう。そう思った男は愛し合う和男とアキを拉致し、二人の愛を確かめたかった。気絶し、目が覚めた和男とアキは手術台のようなものに寝かされていた。アキの絶叫で頭上に目をやると自分の頭上にチェーンソーを構えた男が立っていた。男は和男の指を切断し、次にアキの手と乳頭を切断した男は再び和男の方へ寄り「彼女を助けたいのなら我慢しろ」と言う。そして和男は睾丸に釘を撃たれ、性器を切除されてしまう。それでも我慢する和男の姿を見て謎の男は感極まって叫び声をあげるのであった。
グロテスクのネタバレあらすじ:愛の形
感動した男は、弱った二人を献身的に介抱する。状態が回復したら、ここから出し自主するという約束を二人にした。しかし、気づけば和男たちはまた薄暗い部屋に監禁されていた。男は、気が変わりもっと二人に愛を見せて感動させてほしいと要求してきた。そして、和男の腸を取り出し、クレーンに引っ掛けアキの布の縛りを解くハサミを渡す。和男は腸を垂らしながら、懸命にアキを助けようとする。しかし、布の中には針金が混じっており和男は力つきアキの足元へ倒れ込む。アキは和男の死を間近でみて何が壊れる。
グロテスクの結末
男を激しく睨みつけるアキは男にあることを告白する。謎の男の母親はここらで有名な売女であり、謎の男もその売女の母親も強烈な体臭の持ち主だった。アキに激しく罵倒された男は感情を露わにし、チェーンソーとオノでアキの首を切断する。宙に舞うアキの生首だったが、意思はまだあり、男の首に噛み付いた。男は痛みでのけぞる。死んだと思っていた和男も最後の力を振り絞り男にメスを刺す。男は和男とアキの死体と共に息をひきとるのであった。
以上、「グロテスク」あらすじ、結末でした。
「グロテスク (2008年)」感想・レビュー
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残酷だな
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私は動物が大好きなのでよくアニマルパニック系のぐろい映画を観てました。グロテスクの本編は怖くて観れませんが、あらすじや結末を読んで私の観ていたアニマルパニック系のぐろい映画とは比べ物にならないと思うくらい残酷だと思いました
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いつも思うのだがホラー映画の犯人はあれだけの残虐な行為をしたわりには殺される時はあっさり終わる。
もっと同じように苦しめてから殺さないと被害者の無念は晴らせないと思う。
若い男女がカップルとなった当日に見知らぬ中年男性に誘拐され、そして監禁先で拷問の限りを尽くされるという衝撃作です。身体の一部(すごく痛い所)を切断されたり、理不尽で痛すぎる要求をされたりと残酷描写が止まりません。カップルに何も罪はないのに何故そこまでやるのかと、大迫茂生さん演じる誘拐犯(謎の男)が心底恐ろしくなります。痛い描写もさながら俳優陣の演技も迫真の出来です。