ヘアスプレー (2007)の紹介:2007年アメリカ映画。ダンスが大好きな、ちょっと太めの女の子がTVの人気者となり、活躍する姿を描いたハッピー・ムービー。体型など気にせず、好きな道を突き進む明るいヒロインの姿に元気をもらえる作品です。
監督:アダム・シャンクマン 出演者:ニッキー・ブロンスキー(トレーシー)、ジョン・トラヴォルタ(エドナ)、ミシェル・ファイファー(ベルマ)、ブリタニー・スノウ(アンバー)ほか
映画「ヘアスプレー (2007)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヘアスプレー (2007)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ヘアスプレー (2007)の予告編 動画
映画「ヘアスプレー (2007)」解説
この解説記事には映画「ヘアスプレー (2007)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヘアスプレー (2007)のネタバレあらすじ:ダンス番組の出演を夢見るトレーシー
舞台は60年代、黒人差別が残る町ボルチモア。高校生のトレーシーは、ダンスが大好きな、ちょっぴり太めな体型の女の子です。そんなトレーシーの夢は、人気のダンス番組、「コーニー・コリンズ・ショー」に出演すること。ある日、番組で新メンバー募集のオーディションがあることを知ったトレーシーは、喜び勇んで、オーディションを受けに行こうと意気込みます。トレーシーの体型を気にする母親エドナは反対しますが、父親が背中を押してくれます。しかし、太っていることが理由で、オーディションの結果は不合格となってしまいます。
ヘアスプレー (2007)のネタバレあらすじ:TVの人気者になったトレーシー
たまたまトレーシーが踊っている姿を見た同じ学校の生徒が、トレーシーを番組の司会者のコーニー・コリンズに引き合わせてくれます。トレーシーのダンスの才能にほれ込んだコーニーは、トレーシーを番組出演者に抜擢します。トレーシーは一躍人気者となって、番組のスポンサーが販売するヘアスプレーの売り上げも右肩上がりになります。一方、トレーシーの活躍を面白く思わない、番組出演者のアンバーとその母親のベルマは、あの手この手で、トレーシーの足を引っ張ります。
ヘアスプレー (2007)のネタバレあらすじ:黒人差別撤廃のため、立ち上がったトレーシー
「コーニー・コリンズ・ショー」には、黒人は月に1回しか出演することができない決まりがありました。黒人差別に疑問を抱くトレーシーは、この決まりを撤廃し、黒人がいつでも出演できる番組にしようと提案します。人種差別を撤廃するためのデモに参加したトレーシーは、ベルマの通報により警察に追われることになってしまいます。
ヘアスプレー (2007)の結末:ミス・ヘアスプレーに輝いたのは?
一方、コーニー・コリンズ・ショーのダンスコンテストでは、視聴者の投票により、「ミス・ヘアスプレー」のコンテストが始まっていました。このコンテストには、黒人も飛び入りで参加していました。そして、見事「ミス・ヘアスプレー」の賞を獲得したのは、黒人の女の子でした。会場ではダンス大会が開かれ、その輪の中には、楽しそうに踊るトレーシーとその両親の姿がありました。
「ヘアスプレー (2007)」感想・レビュー
-
ハッピーでキャッチ―な音楽と歌とダンスの数々。一緒に歌って踊りたくなります。ヒロインがお決まりの美人じゃなくて、太っちょさんっていうのがよいです。今で言うと、渡辺直美ちゃん的な感じですかね。コンプレックスがあっても、個性と頑張りで輝けるんだというのを教えてもらって元気が出る映画です。トラヴォルタのお母さん役が好適役。見てる内に本当にお母さんに見えてきます。
今にも踊りだしたくなるようなウキウキ・ワクワクした気持ちになれる映画でした。人気ダンス番組のオーディションに参加した主人公、太っていることで不合格になってしまいます。
ですが彼女の底抜けの明るさとダンスや歌が好きな気持ちで周りの人たちを虜にしていきます!
太っていたって、黒人だって、白人だって差別は関係ない!みんな平等に人生を楽しんでいいんだ!と思える映画でした。
主人公の母親はなんとジョン・トラヴォルタ、女装をしてとても太った母親役を演じていましたが、違和感がなく男性が演じている事に気が付きませんでした。