ハリー・ポッターと炎のゴブレットの紹介。2005年アメリカ映画。J・K・ローリングの世界的ベストセラー小説「ハリーポッター」の映画化シリーズ第4作です。ホグワーツ魔法学校4年生となったハリー・ポッターは望まぬままに三大魔法学校対抗試合に参戦するなか、遂に闇の帝王ヴォルデモート卿が復活してしまい…。
監督:マイク・ニューウェル 出演者:ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター)、ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー)、エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー)、ロバート・パティンソン(セドリック・ディゴリー)、レイフ・ファインズ(ヴォルデモート卿)ほか
映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ハリーポッターと炎のゴブレットの予告編動画
映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」解説
この解説記事には映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハリーポッターと炎のゴブレットのネタバレあらすじ:起
ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)がホグワーツ魔法学校に入学して早4年、新学期を控え夏休みを迎えたハリーは奇妙な夢にうなされていました。
それは悪の帝王ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)、ピーター・ペティグリュー(ピーター・ペティグリュー)、そして謎の男がハリーの命を狙っており、その様子を知ってしまったマグルの老人が殺害されてしまうというものでした。
ハーマイオニー(エマ・ワトソン)に起こされたハリーはロン(ルパート・グリント)らと共にクィディッチの試合を観戦しに出かけますが、競技場でハリーはヴォルデモート卿の“闇の印”が浮かび、彼に忠誠を誓う死喰い人を目撃します。
やがて新学期が始まり、ハリーたちは晴れて4年生に進級しました。ホグワーツには闇の魔術に対する防衛術の新任教授としてマッド-アイ・ムーディ(ブレンダン・グリーソン)が赴任してきました。そしてダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)の宣言により、100年に一度の三大魔法学校対抗試合が開催されると発表されました。
ハリーポッターと炎のゴブレットのネタバレあらすじ:承
三大魔法学校対抗試合はホグワーツ魔法学校、ダームストラング魔法専門学校、ボーバトン魔法アカデミーの3校からそれぞれ代表1名が選ばれて競い合うもので、選手の選抜方法は立候補した生徒の中から魔法の杯“炎のゴブレット”が相応しい選手を選ぶというもので、17歳以下は立候補できないことになっておりハリーらの学年は参加できません。
選ばれたのはホグワーツから期待の人気者セドリック・ディゴリー(ロバート・パティンソン)、ダームストラングからは高いカリスマ性を誇るクラム(スタニスラフ・アイエネフスキー)、ボーバトンからは容姿端麗な美少女フラー・デラクール(クレマンス・ポエジー)が選ばれました。
しかしその時、炎のゴブレットは立候補していないはずのハリーをも選びました。ハリーは辞退しようとするも魔法の力に拒まれ、ハリーは史上初となる4人目の代表者として参戦することになります。ハリーは周りから顰蹙を買ってしまい、ロンとの関係もギクシャクしてしまいます。
ハリーは孤立無援の中、第一の課題であるドラゴンから黄金の卵を奪うことになります。ハリーはムーディから教えてもらった“呼び寄せの魔法”を使って課題をクリア、ロンらクラスメートからの誤解を解くことに成功します。
ハリーポッターと炎のゴブレットのネタバレあらすじ:転
第二の課題へと挑む前に、ホグワーツ伝統のクリスマスパーティーが開催されることになり、各校の代表は最初に踊ることになっていたため、ハリーは意を決して初恋相手のチョウ・チャン(ケイティ・リューング)にパートナーになってくれるよう申し込みますが、既にチョウはセドリックと組むことが決まっていました。
そこでハリーは何とか学校一の美女パーバティ・パチル(シェファーリ・チョウドリー)と手を組みパーティーに臨みますが、どうしてもチョウに気を取られたことからパーバティに愛想を尽かされてしまいます。
その後、ハリーは黄金の卵の中に隠されたヒントを解き明かし、第二の課題である「湖の深い底にある、自分にとって大切なものを時間内に取り戻す」テーマに挑み、水中の水魔に囚われたロンやフラーの妹ガブリエル(ガブリエル・デラクール)を救出、セドリックと同率1位に並びます。
そして最後の課題とは巨大迷路内に隠された優勝杯を探し出すことでした。試行錯誤の末、優勝杯の元に辿り着いたハリーとセドリックが杯に手を伸ばしたその瞬間、二人は突如とある墓地に飛ばされます。そこはヴォルデモート卿の父が眠る墓地でした。
ハリーポッターと炎のゴブレットの結末
父の骨、下僕ワームテームの肉、そしてハリーの血を得て遂にヴォルデモート卿が復活してしまいました。ハリーはセドリックと共に脱出しようとしましたが、セドリックはワームテームに殺されてしまいます。
そしてハリーを意図的に代表に選び、ヴォルデモート卿と引き合わせようと目論んでいたのは、ムーディに変装していたヴォルデモート卿の部下バーテミウス・クラウチ・ジュニア(デイヴィッド・テナント)だったのです。
ホグワーツはセドリックの死を悼みながら閉会式が行われ、優勝したハリーは賞金をセドリックの両親に渡そうとするも断られ、代わりに悪戯用品専門店を開くのに金が必要なロンの兄弟に与えます。
学校は休みに入り、ハリーは仲間たちとの再会を誓いながらダーズリー家に戻っていきました。
以上、映画ハリーポッターと炎のゴブレットのあらすじと結末でした。
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セドリックが死んじゃうのは悲しいけど、さすがハリー・ポッター。どのシリーズも面白い!