映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」ネタバレあらすじ結末と感想

映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。

2018/4/25 更新

作品紹介・キャスト

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団の紹介。2007年アメリカ映画。J・K・ローリングの世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」の映画化シリーズ第5作です。前作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」（2005年）で復活した闇の帝王ヴォルデモート卿が本格的に始動、ハリー・ポッターとその仲間たちは秘密結社「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」も交えた壮絶な戦いへと発展していきます。
監督：デヴィッド・イェーツ　出演：ダニエル・ラドクリフ（ハリー・ポッター）、ルパート・グリント（ロン・ウィーズリー）、エマ・ワトソン（ハーマイオニー・グレンジャー）、マイケル・ガンボン（アルバス・ダンブルドア）、ゲイリー・オールドマン（シリウス・ブラック）、レイフ・ファインズ（ヴォルデモート卿）ほか

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エマ・ワトソンゲイリー・オールドマンダニエル・ラドクリフ

ハリーポッターと不死鳥の騎士団の予告編動画

映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」解説

この解説記事には映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

ハリーポッターと不死鳥の騎士団のネタバレあらすじ：起

ハリー・ポッター（ダニエル・ラドクリフ）はホグワーツ魔法魔術学校の4年生を修了、5年生になる前の夏休みを孤独に耐えながら過ごしていました。親友のロン（ルパート・グリント)やハーマイオニー（エマ・ワトソン）からは何の便りもなく、ハリーは従兄弟のダーズリー（ハリー・メリング）からいじめを受けていましたが、そこに二人組の吸血鬼が現れ、ハリーは人前では使用を禁じられている魔法を使って応戦します。何とか危機を脱したハリーでしたが、程なくしてホグワーツから除籍を宣告する通知が届きます。ホグワーツ校長ダンブルドア（マイケル・ガンボン）のとりなしで、ハリーの処分は魔法省で開かれる尋問会まで保留されることになります。その間、ハリーはダンブルドアが組織した秘密組織「不死鳥の騎士団」に呼ばれます。そこには騎士団の一員であるシリウス・ブラック、そしてロンやハーマイオニーもいました。

ハリーポッターと不死鳥の騎士団のネタバレあらすじ：承

ハリーは騎士団メンバーから、復活を遂げた闇の帝王ヴォルデモート卿（レイフ・ファインズ）の動向についてあることを知ります。それは、ヴォルデモート卿が極秘にしか手に入らない「あるもの」を探しているということでした。やがて尋問会が開かれ、魔法大臣コーネリウス・ファッジ（ロバート・ハーディ）はこの機にハリーを魔法界から永久追放しようと目論んでいましたが、ダンブルドアの尽力によりハリーは正当防衛が認められ晴れて無罪放免を勝ち取ります。しかし、ヴォルデモート卿復活の一件をハリーの作り話と信じ込み、ハリーを信用していない魔法省は上級次官ドローレス・アンブリッジ（イメルダ・スタウントン）を闇の魔術に対抗する防衛術の教授としてホグワーツに送り込みます。やがて新学期が始まり、5年生に昇級したハリーらはアンブリッジの授業を受けますが、アンブリッジはひたすら本を読ませるだけで実技をさせず、ハリーらホグワーツを抑え込もうとします。

ハリーポッターと不死鳥の騎士団のネタバレあらすじ：転

アンブリッジは魔法省の権威を盾にホグワーツ内で権力を振るい、逆らう者には容赦なく処罰を与えるようになっていました。ハーマイオニーはシリウスから魔法省の目論みを聞かされ、自分たちで防衛術の実技を学びヴォルデモート卿に対抗しようと考えます。ロンとハーマイオニーはハリーを説得して実技の講師役に据え、学校内の有志を集めて「ダンブルドア軍団」を結成、生徒たちはハリーから闇の魔術から身を守る方法を伝授されます。その頃、ハリーはヴォルデモート卿の手下に殺されたセドリックの元恋人であり、ハリーの初恋の人であるチョウ・チャン（ケイティ・リューング）と交際を始めていました。そんな折、魔法監獄アズカバンから10人の死喰い人が脱獄したとの知らせが舞い込み、その中にはハリーらの級友ネビル・ロングボトム（マシュー・ルイス）の両親を呪いで廃人に追い込んだベラトリックス・レストレンジ（ヘレナ・ボナム＝カーター）も含まれていました。

ハリーポッターと不死鳥の騎士団の結末

ある晩、ハリーは悪夢にうなされていました。それは、魔法省の内部にある「神秘部」に捕らえられたシリウスが拷問を受けているというものでした。ハリーは真相を探るためダンブルドア軍団を引き連れて神秘部に向かいますが、そこにベラトリックス率いる死喰い人が襲い掛かってきました。ハリーたちがピンチに陥ったその時、シリウスら不死鳥の騎士団が駆け付け、激しい戦いを繰り広げますが、シリウスはベラトリックスに殺害されてしまいます。怒りに駆られたハリーが逃げるベラトリックスを追うと、そこにはヴォルデモート卿がいました。ハリーは一騎打ちを挑みますがヴォルデモート卿の強大な魔力に苦戦を強いられます。その時、ダンブルドアが駆け付けて応戦、ヴォルデモート卿はベラトリックスと共に退散します。この一件によりもはや魔法界ではヴォルデモート卿の復活は揺るぎない事実となり、生徒たちから非難されたアンブリッジはホグワーツを追い出されます。ハリーは強い決意を胸に秘め、5年生の修了とともにダーズリー家へ戻って行きました。

以上、映画ハリーポッターと不死鳥の騎士団のあらすじと結末でした。