映画「ファイナル・プラン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ファイナル・プランの紹介：2020年アメリカ映画。全米の銀行から900万ドルもの金を盗んだ男トムは愛する女性アニーのために強盗をやめ、FBIに自首することにします。しかし、強欲で冷酷なFBI捜査官ニーブンズは自首した彼の金を横領し、アニーを殺害しようとします。トムのニーブンズへの戦いが始まります。『ファイナル・プラン』はリアーム・ニーソン主演のサスペンスアクション映画です。
監督：マーク・ウィリアムズ 出演：リーアム・ニーソン（トム・カーター）、ケイト・ウォルシュ（アニー・サンプター）、ロバート・パトリック（サム・ベイカー捜査官）、アンソニー・ラモス（ラモン・ホール捜査官）、ジェフリー・ドノヴァン（ショーン・マイヤーズ捜査官）、ジェイ・コートニー（ジョン・ニーブンズ捜査官）、ほか
この解説記事には映画「ファイナル・プラン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
銀行強盗のニュースが流れています。多額の金が巧妙な手口で盗まれたものの、警察は犯人を見つけられません。この犯罪はトム・カーター（リーアム・ニーソン）により行われました。トムは金の隠し場所を探すため、倉庫業者を訪れます。彼はアルバイト中のアニー（ケイト・ウオルシュ）に出会います。アニーは学生で、トムは彼女に興味を持ちます。
それから1年が経ち、トムはアニーと付き合っています。二人は新居となるマンションにいます。トムはアニーに強盗の件は話していませんでした。
FBI捜査官のベイカー(ロバート・パトリック)は、トムからの電話を受けます。自分は強盗で自首したいと申し出ます。しかしベイカーはトムの言うことを信じません。トムは自首する代わりに罪の軽減を求めます。
トムは自首の理由として「アニーと結婚したいため、過去の罪を清算したい」と話します。ベイカーはトムの居場所を聞き、ニーブンズ捜査官（ジェイ・コートニー）とホール捜査官（アンソニー・ラモス）を送ることにします。
ホテルにいるトムのもとにFBIのニーブンズ捜査官とホール捜査官が到着します。トムは二人に事件の詳細を話し、総額900万ドルの金の隠し場所である倉庫の鍵を渡します。二人は倉庫に行き、300万ドルの金を発見します。
ニーブンズ捜査官は金を着服することを考え、躊躇するホール捜査官を説得します。そして二人は金を車に押し込みます。そこへアルバイト中のアニーがやって来ます。アニーはトムとの関係は言わずに世間話を始めます。二人の捜査官はトムとは友達だと嘘をつきます。全ては監視カメラに撮影されていました。アニーは不審に思いトムに連絡します。
ニーブンズとホールはトムのいるホテルに戻ります。ニーブンズは銃をトムに突きつけ「見つけた金額は300万ドル、残りの600万ドルはどこだ？」と脅します。そこへやってきたベイカー捜査官がドアをノックします。ニーブンズはとりあえすベイカーを中に入れます。
すると、ニーブンズはベイカー捜査官を射殺しました。トムとニーブンズ、ホールは乱闘になります。トムはホールの銃を奪うものの、ニーブンズと共に窓から落ちます。そこへアニーが訪れます。トムとアニーは車で逃走します。ニーブンズとホールも彼らを追いかけます。
トムは車の中でアニーに過去の強盗の件を告白し、アニーは驚きます。トムはとりあえず駐車場に隠れてニーブンズの追跡から逃れます。トムとアニーは公園へ行き、話し合いを始めます。
アニーはトムの過去に怒りますが、トムは「もう強盗はしない、アニーを愛しているから強盗をやめた」と話します。アニーは納得し、トムと行動を共にすることにします。
ニーブンズとホールがホテルに戻ると、すでにベイカー捜査官の死もありパトカーが集結しています。ニーブンズは上司のマイヤーズ捜査官(ジェフリー・ドノヴァン)に、「トムがベイカーを殺した、倉庫に金はなかった」と嘘をつきます。トムはアニーをバス停まで連れて行き、長距離バスで遠くへ行くことを指示します。
マイヤーズはホールとニーブンズと会議をし、トムについて話します。マイヤーズは、トムは過去に海兵隊にいて爆弾の扱いなど多くの技術を学び、除隊後に強盗を始めたことを二人に話します。
トムはアニーに電話すると、彼女はバスで逃げずに倉庫のオフィスにいました。アニーはニーブンズとホールが倉庫を訪れた時のビデオを調べ、彼らが金を盗んだ証拠を見つけたと言います。トムは、ニーブンズがアニーの命を狙っていると話します。
ニーブンズとホールがアニーのいるオフィスを訪れます。ニーブンズは「残りの金はどこだ？」とアニーを襲い気絶させます。ホールは証拠隠滅のため（３百万ドルを盗んだ）証拠のビデオを持ち去ります。トムはアニーのいるオフィスに駆け付け、彼女を病院に連れて行きます。
トムはFBIに連絡して話をします。トムは「強盗をしたが自首したこと、ニーブンズが300万ドルの金を持ち逃げしていること、ニーブンズがアニーを襲撃した。」と話します。マイヤーズ捜査官は信じられない様子ですが、とりあえずトムを捕まえることにします。
トムは警察車両から発見され、追いかけられます。ニーブンズとホールも追跡を開始します。そしてニーブンズとホールはトムを見つけます。トムは二人と銃撃戦になりますが、なんとか逃げます。
トムはマイヤーズ捜査官と遭遇し、乱闘になります。トムは彼を倒し、ベイカー殺害は自分でなくニーブンズの仕業だと話します。トムはホールから奪った銃を返し、マイヤーズから逃げます。
マイヤーズはニーブンズを呼び出し、事件の真相を聞きます。ニーブンズは自分はベイカー殺しの犯人でないと言い、金はトムが持っていると言います。マイヤーズはホールを呼び出し、銃を返します。
朝、目を覚ましたホールは、物音がするので自宅の車庫まで行くとトムが待ち伏せしています。トムはホールに、事件の真相解明への協力を求めます。ホールはトムに、ニーブンズが倉庫で金を盗むビデオ映像を渡します。ホールは「ニーブンズがアニーを殺す」と警告します。
トムはアニーを病院から自宅マンションへ連れて行きます。トムはマイヤーズに連絡し、ニーブンズを襲撃することを話します。トムは爆破装置を作り、アニーとともにニーブンズの自宅へ向かいます。トムはニーブンズに電話をし「10数える間に逃げろ」と言います。ニーブンズが自宅から逃げると、自宅が爆発しました。ニーブンズは隠れ家へと逃げます。
トムはアニーの残りの600万ドルの金の隠し場所の鍵を渡します。アニーはその倉庫へ行きマイヤーズと会います。アニーは倉庫を開け、金をマイヤーズに渡します。
トムはホールとともにニーブンズの隠れ家へ向かいます。トムはホールからビデオを受け取ったことをニーブンズに話します。ニーブンズは激怒しベイカー殺しの件でホールと口論になり、ホールを射殺しました。そしてニーブンズは逃走します。
車で逃走中のニーブンズはトムからの電話を受け、「車に爆弾を仕掛けた、爆弾処理班がくるまで動くな」と言われます。爆弾処理班が来てニーブンズの車から爆弾を取り外します。駆けつけたマイヤーズによりニーブンズは逮捕され、彼が盗んだ300万ドルも押収されました。
後日、マイヤーズはFBIの建物でトムとアニーと会います。トムは正式に強盗の件で自首しました。そしてトムはアニーと抱き合うのでした。
以上、映画「ファイナル・プラン」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する