モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!の紹介:2018年アメリカ映画。アメリカの3DCGアニメーション映画シリーズ『モンスター・ホテル』の第3作です。ドラキュラの娘メイヴィスは日頃の疲れを癒してもらう為に父をクルーズ船に招待するのですが、ドラキュラは訳ありな人間の女性に一目惚れをしてしまったことに端を発する騒動を描きます。
監督:ゲンディ・タルタコフスキー 声優:アダム・サンドラー(ドラキュラ)、セレーナ・ゴメス(メイヴィス)、アンディ・サムバーグ(ジョナサン)、キャスリン・ハーン(エリカ)、タラ・ストロング(フランケン・レディ)、ジョー・ジョナス(クラーケン)、ジム・ガフィガン(エイブラハム・ヴァン・ヘルシング)、アッシャー・ブリンコフ(デニス)、ケビン・ジェームズ(フランケンシュタイン)、スティーブ・ブシェーミ(ウェイン)、キーガン=マイケル・キー(マーレイ)、デビッド・スペード(グリフィン)、フラン・ドレシャー(ユーニス)、モリー・シャノン(ワンダ)、メル・ブルックス(ヴラッド)ほか
映画「モンスターホテル3 クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「モンスターホテル3 クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!の予告編 動画
映画「モンスターホテル3 クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!」解説
この解説記事には映画「モンスターホテル3 クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
モンスターホテル3 クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!のネタバレあらすじ:起
1900年代の初め頃。ドラキュラ(アダム・サンドラー)らモンスターたちは正体がバレないよう人間に変装してハンガリーの首都ブダペスト行き列車に乗っていました。ところが、列車にはモンスターを暴き出すプロを自任するエイブラハム・ヴァン・ヘルシング教授(ジム・ガフィガン)が乗っており、乗客たちの目の前で瞬く間にモンスターたちの変装を暴いてしまいました。
ドラキュラたちは列車の外に逃れ、屋根を伝って落ち延びようとしますが、エイブラハムはしぶとく追いかけてきました。ドラキュラは仲間たちを逃がすと崖からエイブラハムを突き落とし、何とか難を逃れることができました。
時は流れて現在。ドラキュラが支配人を務める「ホテル・トランシルバニア」では一組のカップルの結婚式が執り行われていました。式はどうにか順調に進むかと思いきや、ドラキュラの孫(ドラキュラの娘メイヴィス(セレーナ・ゴメス)と人間のジョナサン(アンディ・サムバーグ)の息子)のデニス(アッシャー・ブリンコフ)が愛犬チッチと共に会場に乱入して大混乱を巻き起こしました。
式が終わり、帰宅したドラキュラはデートサイトでデート相手を探そうとしましたが中々上手くいきませんでした。ドラキュラは前妻に先立たれてから100年間誰とも交際しておらず、365日も働きずめなのを心配したメイヴィスはテレビの「モンスターバケーション」のCMを見てある事を思いつきました。
モンスターホテル3 クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!のネタバレあらすじ:承
翌日、ドラキュラは行き先も告げられないまま飛行機に乗せられました。不安になったドラキュラはメイヴィスに行き先を尋ねますが、メイヴィスはサプライズと言うだけで教えてくれません。そのうち飛行機は潜水艦に変形して海を進み、ようやく目的地であるモンスター御用達のクルーズ船「バミューダ・トライアングル」に到着しました。
メイヴィスはここで今回の目的が家族で新しい思い出を作るためのクルーズ旅行であることを明かし、ドラキュラも全力で楽しむことにしました。この船はペット不可であり、デニスはチッチに服を着せて内緒で船内に連れ込みました。
やがてドラキュラたちの前にクルーズ船の女船長エリカ(キャスリン・ハーン)が現れました。ドラキュラはエリカを見た瞬間に一目惚れしてしまいました。しかし、ドラキュラたちはこの時は知りませんでした。エリカは実は人間であること、そしてエリカの曽祖父はドラキュラと因縁のあるあのエイブラハムであることを…。
船内の隠し部屋には、自らの肉体をサイボーグ化して生きながらえているエイブラハムの姿がありました。ドラキュラたちモンスターへの復讐を誓うエイブラハムは長い年月をかけて計画を練り上げ、アトランティスにあるという破壊装置を手に入れてモンスターたちを一気に滅ぼすことを目論んでいました。エイブラハムはドラキュラはまだ殺すなとエリカに忠告しますが、エリカは殺しはしないが死んでもらうとエイブラハムに告げ、ドラキュラを事故に見せかけて殺そうとしましたが失敗に終わりました。
クルーズ船は最初の停泊地である海底火山に到着しました。ドラキュラたちはダイビングを楽しむなか、エリカは魚のロボットを操ってドラキュラを探しましたが、楽しそうに魚たちと戯れているドラキュラの家族を見て一瞬心を許しそうになりました。メイヴィスは一家の記念写真を撮り、危うく写りそうになったエリカは魚のロボットから急いで逃げ出しましたが足だけが写ってしまいました。
ドラキュラの仲間であるフランケンシュタイン(ケビン・ジェームズ)たちはドラキュラを殺せなかったことに悔しがっているエリカを見かけ、彼女はドラキュラに恋をしていると勘違いしてしまいます。話を聞いたドラキュラはエリカをデートに誘い、彼女もOKしました。
モンスターホテル3 クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!のネタバレあらすじ:転
クルーズ船の次の停泊地は無人島です。メイヴィスはジョナサンにドラキュラの様子がおかしいと話すと、ジョナサンはそれはドラキュラがエリカに恋をしているからだと応えました。メイヴィスは何だか複雑な心境になりました。
一方のドラキュラはエリカと食事を共にし、妻に先立たれてから初めてのデートだと打ち明けました。ドラキュラが男手ひとつでメイヴィスを育ててきたことを聞いたエリカは、自分も両親の顔は知らず曽祖父に育てられたことを明かし、ドラキュラは過去を大切にして未来を自分の手で作っていけばいいと助言しました。
やがてクルーズ船は最終目的地のアトランティスに到着しました。そこは巨大なモンスターカジノであり、仲間たちがカジノで遊んでいるなか、ドラキュラは何やら怪しい行動をとるエリカの後を追ってみました。父を心配するメイヴィスも尾行することにしました。エリカが向かった先はアトランティスの奥地であり、彼女はそこで目的の破壊装置を発見しました。
しかし、エリカは誤って罠にかかってしまい、危うく殺されそうになったところをドラキュラに助けられました。エリカは破壊装置は我が家に伝わる家宝だと嘘をつき、ドラキュラは率先してエリカの身を守りました。そしてエリカが破壊装置を手に入れると奥地は崩壊を始め、ドラキュラはエリカを連れて脱出しました。
ドラキュラの後を追っていたメイヴィスは、エリカがドラキュラの頭に突き刺さった鎌を取ろうとしているのを見て、彼女はドラキュラを殺そうとしていると勘違い、エリカに飛びかかりました。ドラキュラは正直にエリカに惚れてしまったと話しますが、エリカはモンスターとは付き合えないと告げて去っていきました。ドラキュラは深く落ち込んでしまい、メイヴィスは余計なことをしてしまったと反省しました。
モンスターホテル3 クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!の結末
メイヴィスはジョナサンにアトランティス奥地での件を相談すると、ジョナサンは“運命の人”の話をしてくれました。メイヴィスはドラキュラにエリカと向き合ってほしいと説得、渋るドラキュラに“運命の人”の話をして再起を促しました。
再び元気を取り戻したドラキュラはエリカに想いを伝えに行こうとしましたが、そこにエイブラハムが現れました。エイブラハムはエリカは自分の孫であることを明かしますが、エリカは悲しげな表情を浮かべていました。
エイブラハムは破壊装置の中から楽譜を取り出し、ピアノを引き出すと、普段は優しいアトランティスの守護神・クラーケン(ジョー・ジョナス)が突如として凶悪化し、モンスターたちに襲いかかりました。ドラキュラはエイブラハムを止めようとするもクラーケンに捉えられて身動きが取れなってしまい、意を決したエリカはドラキュラをクラーケンから助け出しました。
エリカはエイブラハムにモンスターたちは悪くないこと、ドラキュラに一目惚れをしてしまったことを伝えましたが、エイブラハムはそれでもなおドラキュラやモンスターたちを認めようとしませんでした。そしてエイブラハムの演奏に我慢がならないジョナサンは自らのDJセットを取り出し、エイブラハムと音楽のバトルを開始しました。バトルはジョナサンの勝利に終わり、ジョナサンが流したノリのいい音楽を聴いたクラーケンは元の優しい自分に戻りました。
自らもジョナサンの音楽にノッてしまったエイブラハムはあの時と同じように崖下に転落しそうになりますが、ドラキュラに助けられました。なぜ助けたと問うエイブラハムに、ドラキュラはみんな根本は同じであり、モンスターも人間も関係ないと語りました。エイブラハムは自分の過ちを認めて反省、エイブラハムとエリカはドラキュラたち全員のクルーズ代を全額返金することで決着はつきました。
モンスターたちは無事ホテルに戻り、ドラキュラはホテルの屋上でエリカにプロポーズをしました。エリカは喜んで受け入れ、メイヴィスたちは盛大に祝福を挙げました。
以上、映画「モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!」のあらすじと結末でした。
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