映画「エリア・オブ・ザ・デッド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エリア・オブ・ザ・デッドの紹介：2011年アメリカ映画。研究所で実験中にゾンビウイルスが漏れて流れ出します。近くの大学の寮ではジェームスたちが女子を求めて、野外パーティーに参加していました。オイル流出だと報道する政府でしたが、寮周辺では感染した人がゾンビになり次々人を襲っていました…という内容のコメディゾンビ映画です。人気のロールプレイングゲーム「HUMANS VERSUS ZOMBIES」の映画化です。
監督：ブライアン・T・ジェインズ 出演者：マディソン・バージ（トミ）、フレデリック・ドス（フランク）、メリッサ・カーネル（アマンダ）、チップ・ジョスリン（ブラッド）、ジョナ・プライアー（ダニー）、ジェシー・フェラー（ジェームス）ほか
この解説記事には映画「エリア・オブ・ザ・デッド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ある研究室で、実験中にゾンビウイルスが漏れ出します。研究所内では感染が広がり、次々同僚たちを襲い始めます。そしてゾンビになった仲間を殺し、自殺する研究員まで現れます。
近くのビーチでは大学生のクリスとメーガンが波打ち際で遊んでいました。その時、流出したオイルを見つけて調べていると、ゾンビになった研究員がメーガンに噛みつきます。クリスは急いでメーガンを連れて部屋に戻ります。テレビでは大量のオイルが流出したとの報道がある中、専門家がオイルはカムフラージュで本当はゾンビウィルス「H1Z1」が流出しているとテレビでは流れています。
大学寮の警備員フランクは、監視カメラの映像を見て何かが起っていると感じていました。寮の中ではアメフト部のジェームスがゲームオタクのダニーに「今夜のパーティーに行こう」と誘っています。乗り気でないダニーに「アマンダが来るんだぞ」と挑発します。そのジェームスはWEBチャットの人気者トミを誘いますが、露骨にけなされ断られました。
夕方になり、ジェームスはブラッド、ダニーの3人で車でパーティーに向います。途中、ゾンビになった老人を見つけます。ダニーが「ゾンビだ」と言ってもジェームスとブラッドは信用しませんでした。そのころ、メーガンはゾンビになり、クリスに噛みつきました。
野外パーティー会場に着くと、ジェームスはトミを見つけ話かけます。しかし同じようにけなされ断られ落ち込みます。そこへアマンダとシンディがやって来ました。アマンダと二人になり、満足に話が出来ないでいると、シンディが酒を飲み過ぎて「帰る」と言って通り過ぎます。アマンダはシンディを心配して「一緒に帰るから送って」とダニーに言います。
二人がシンディの部屋に着くと、血まみれでのた打ち回っています。介抱しようと近寄るとシンディは首を噛まれていました。ダニーはジェームスとブラッドを呼び、シンディを車に乗せて病院に向います。途中でトミがゾンビ達に襲われていたため、ブラッドがゾンビをバットで殴り殺し、ジェームスが車に乗せます。
病院に着き、しばらくしてブラッドが帰ったあと、叫び声が上がったため見に行くとシンディがゾンビになり医師や看護師を襲っています。するとシンディが射殺されました。ジェームスら4人は寮に逃げ帰ります。しかし寮は血だらけで人影がありませんでした。
部屋に戻るとトミはWEBチャットで、各地でゾンビが人を襲っている現状を見ます。ダニーは部屋でアマンダを元気づけ、「ずっと前から好きだった」と告白します。その時、扉をたたく音がしました。ダニーは「童貞のままで死にたくない」と言うと「この場でそんな気持ちになれるの？」とアマンダが言ってダニーにキスをします。
寮の中ではフランクが銃でゾンビ狩りをしていました。そしてダニーの部屋を叩くゾンビを射殺すると、二人を連れてジェームスとトミを呼びます。5人は警備員室に隠れます。フランクは「ゾンビウィルスはオイル流出に見せかけて故意にまかれたもので、蟻を媒体として感染を広げている」と言います。
このままここに居ても生き延びれないと思ったジェームスは、「下水道を通って向かいの金物屋に行こう」と言って5人は出発します。外に出るとブラッドがゾンビを殺しながらやって来ます。そして金物屋に入ると、あっという間にゾンビ達に囲まれます。そして入り口を補強し夜を迎えました。
アマンダはダニーに隠していた噛まれた傷を見せます。ダニーが「大丈夫だ」というと、アマンダのリードで二人は愛し合い、ダニーは初体験をしました。朝、フランクに起こされた5人は、ゾンビに追われて逃げる父娘を見つけて中に入れます。
しかし娘が噛まれていて、すぐにゾンビになり父に噛みつき、フランクは二人を射殺します。そしてダニーのアイデアで、金物の武器で武装し火炎瓶を大量に作ると、ブラッドにゾンビを挑発させて、集めたゾンビに火炎瓶を投げて焼き殺し、逃げ出します。
フランクが「教会にはゾンビがいないから行こう」と言います。「何故いないんだ？」という問いかけに「漫画で見た、ゲームでもいない」などの意味不明の返事をフランクとダニーがします。とりあえず教会に着くと、アマンダがゾンビになりました。ダニーは「愛している」と言ってアマンダに食われました。
教会の中に入ると神父が出てきて「ここなら大丈夫だ、一度噛まれたからもう襲ってこない」と言います。フランクが「退役軍人か？」と聞くと神父が「何故だ」と言います。フランクは噛まれた傷を見せ「戦争で化学薬品を浴びた。それ以来免疫が出来て感染しない」と言います。
ゾンビ達が教会を取り囲みます。「免疫のない人間が来たからだ」とフランクが言うと、ブラッドが「オレが殺してやる」と言った瞬間、ゾンビがなだれ込み食われました。フランクはジェームスとトミに「ここはまかせろ、逃げろ」と言って二人を逃がします。
ゾンビから逃げ切った二人は線路を歩いています。ジェームスがトミに「気持ちは変わらない、オレは嫌いなタイプ、抱かれたくない男？」と聞くと、トミはジェームスにキスをします。二人は線路を手をつないで歩きます。しばらくして線路上でゾンビ達が人を食っていました。食われていたのはジェームスとトミでした。
以上、映画「エリア・オブ・ザ・デッド」のあらすじと結末でした。
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