ハンターキラー 潜航せよの紹介:2018年イギリス映画。ロシア内のクーデターにより捕虜となったロシアのザカリン大統領を助けるべく、ジョー・グラス率いるアメリカ海軍の攻撃型原子力潜水艦ハンターキラーはネイビーシールズの精鋭部隊と共に自殺行為とも言える大統領救出作戦を実行する。ワイルドスピードの製作陣が贈る潜水艦アクション映画。
監督:ドノバン・マーシュ 出演:ジェラルド・バトラー(ジョー・グラス艦長)、ゲイリー・オールドマン(チャールズ・ドネガン統合参謀本部議長)、コモン(ジョン・フィスク海軍少将)、リンダ・カーデリーニ(ジェーン・ノーキスト)、ミカエル・ニクヴィスト(アンドロポフ艦長)、トビー・スティーヴンス(ビル・ビーマン)、ほか
映画「ハンターキラー 潜航せよ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハンターキラー 潜航せよ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ハンターキラー 潜航せよの予告編 動画
映画「ハンターキラー 潜航せよ」解説
この解説記事には映画「ハンターキラー 潜航せよ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハンターキラー 潜航せよのネタバレあらすじ:起
ロシア、バレンツ海にて米海軍原子力潜水艦タンパ・ベイが姿を消したとの知らせを聞いたアメリカ本土のペンタゴンは、捜索の為、元海軍のジョー・グラスを艦長に抜擢し、バージニア級原子力潜水艦アーカンソー(通称:ハンターキラー)を大量のロシア船が居る海域へと送り込む。
ハンターキラーに乗艦したジョー率いる乗員がタンパ・ベイを捜索していると、内部からの爆発により沈んだロシア原潜を発見する。それがタンパ・ベイからの攻撃で出来たものでないと乗員たちが不信感を抱いていると、ハンターキラーの存在に気づいたロシアの潜水艦ヴォルコフが魚雷を撃ち始める。
それをうまくかわしたハンターキラーは潜水艦ヴォルコフへ魚雷を撃ち返し撃沈する事に成功する。その後、静けさを取り戻した海の中だったが、ハンターキラーの乗員たちは沈んでいるロシア原潜から音がしている事に気付く。
生存者がいる事を確信したジョー艦長は、タンパ・ベイを撃沈したであろうそのロシア原潜を捜索し、3人のロシア人生存者を捕虜としてハンターキラーへ乗せる。3人のうちの1人はその原潜のアンドロポフ艦長で、自分たちがタンパ・ベイから攻撃されて沈んだと信じている様子でいるのだった。
ハンターキラー 潜航せよのネタバレあらすじ:承
同じ頃、ネイビーシールズ精鋭部隊長ビル率いる4人のチームへ、ロシアへの極秘偵察ミッションが課せられる。ロシアに潜入し、ニコライ・ザカリン大統領率いるロシアが海でしている事を探っていたチームだったが、彼らがそこで目撃したのはロシア国防大臣ディミトリ・ドゥーロフがクーデターを起こし、ザカリン大統領を拘束して、その部下たちを殺しているところであった。
これを受け、ペンタゴンではドゥーロフの目的がアメリカとロシアの間で戦争を起こすという事で、さらに首謀者はロシアの国家自体ではなくドゥーロフ1人だと決定付け、戦争を阻止するためにザカリン大統領の救出にアメリカが動くという決断を下す。これにより米国ネイビーシールズのチームと、ハンターキラーを使ったロシアのザカリン大統領救出作戦が始まる。
同じ頃、ハンターキラーの艦内では、海中をロシア船に気づかれないように進むため、ロシアの海を知り尽くすアンドロポフ艦長にジョーが協力を求めていた。ジョーはタンパ・ベイに魚雷を打ち込まれたと信じているアンドロポフ艦長に、ロシア原潜がドゥーロフが仕掛けた爆弾により内側から爆発していた証拠を見せ、ロシアで起きている事を説明する。
状況を理解したアンドロポフ艦長からの協力を得たハンターキラーは、機雷源を避けながら、ロシア軍に察知されずに無事にロシアの海を移動する事に成功する。
ハンターキラー 潜航せよのネタバレあらすじ:転
ザカリン大統領の救出ミッションを遂行中に負傷した1人の隊員マルティネリを残し、ザカリン大統領の救出のため突入しようとする3人の前に、殺されたと思われていたザカリン大統領の部下の1人オレグが現れ、大統領救出作戦へ加わる。
ロシアのザカリン大統領をドゥーロフの元から救出することに成功したネイビーシールズだったが、1人の隊員ホールとオレグを失う。ハンターキラーへザカリン大統領を引き渡すため、海岸へ走る3人だったが、彼らに追いついたドゥーロフの武装グループに攻撃を受け、逃げ場を失っていた。
するとその時、負傷して森に姿を隠していたマルティネリが森の中から応戦し、3人は負傷しながらも迎えに来たハンターキラーへ向かって泳ぐ。しかし隊員の1人ジョンストンも銃弾により失ってしまった。負傷したザカリン大統領を抱えて泳ぐ隊長ビルは、ハンターキラーの救難艇へザカリン大統領を預けると、1人残された隊員マルティネリを助けるため、再び地上へ戻るのだった。
ザカリン大統領を逃したドゥーロフは海上のロシア駆逐艦ヤヴチェンコへ、ハンターキラー撃沈を命令する。ドゥーロフの命令のもとハンターキラーへのロケット弾発射、魚雷攻撃を仕掛けるヤヴチェンコ。追い詰められたハンターキラーはジョー艦長の指示により海底の泥を舞い上げて着底した。するとそこへ魚雷が到達し大爆発。米軍司令部はその爆発によりハンターキラーとともにザカリン大統領の死亡を危惧した。それはつまりロシア大統領をアメリカが誘拐し死亡させたと受け取られ、ロシアのみならず世界を敵に回すことを意味していた。
事態は悪化の様相を呈していた。米国北大西洋艦隊が一斉に出陣し、戦闘態勢にあるロシア連邦海軍北方艦隊と睨み合う格好となった。その頃、地上に残されていたネイビーシールズ隊員マルティネリのもとに、隊長ビルが救出に駆けつけていた。負傷したマルティネリを抱えてビルは脱出するのだった。
一方、海底のハンターキラーは魚雷の直撃を免れ、爆発の衝撃による浸水や負傷者が出るもののザカリン大統領含め、乗員たちは無事だった。その頃、ロシア駆逐艦ヤヴチェンコはハンターキラーの真上に迫っており、照準を合わせられた絶体絶命の状態にいた。
ハンターキラー 潜航せよの結末
この状況にジョー艦長は、ヤヴチェンコの乗員たちを自ら育て上げたというアンドロポフ艦長に、ハンターキラーへの攻撃停止を指示するよう協力を求めた。アンドロポフ艦長の呼びかけにより、攻撃を止めるよう要請されたヤヴチェンコは攻撃を中止。ハンターキラーは浮上し、ヤヴチェンコの鼻先に現れた。そしてザカリン大統領もまた大統領命令として攻撃の中止を命令した。
しかし、ヤヴチェンコの艦長からハンターキラーへの攻撃命令を乗員たちが拒否したことを確認したドゥーロフは、自らハンターキラーへ向けて対艦ミサイル発射を命令した。
ハンターキラーへの攻撃が中止される事が確信出来ない米軍司令部では、ザカリン大統領の命を守る事を最優先にするため、ジョー艦長にロシアで配備中の対艦ミサイルへの攻撃を命令する。しかしロシア乗員とアンドロポフ艦長を信用するジョーは、攻撃を躊躇しやむなく戦闘配置を指示した。
ロシアから対艦ミサイルが発射されてもまだ何の行動にも出ないジョーだったが、ミサイルがハンターキラーを直撃する直前、ヤヴチェンコが対艦ミサイルを撃ち落としたのだった。そしてヤヴチェンコは、ドゥーロフが指揮するポリャルヌイ司令部に向かってミサイルを打ち込み、壊滅させた。
こうして、クーデターを起こしたロシア国防大臣ドゥーロフからザカリン大統領を救出するミッションは成功をおさめるのだった。「ヤヴチェンコがハンターキラーを守るとどうして分かったのか」とザカリン大統領に聞かれたジョーは「保証はなかったがただ願っただけだ」と答えるのだった。一方、米国艦隊と睨み合いとなっていたロシア艦隊は、ザカリン大統領の命令により引き上げていき、戦争の危機は回避された。
ハンターキラーから下船するザカリン大統領、そしてアンドロポフ艦長と挨拶を交わし讃え合ったジョーは、その後、任務を終えたネイビーシールズのビルとマルティネリをハンターキラーに乗艦させると帰路に就くのだった。
以上、映画「ハンターキラー 潜航せよ」のあらすじと結末でした。
実際この様な事があり得るかのようで面白いです。この投稿拝見してより一層面白味が出ました。レッド オクトーバーを追えも数回見ています♪このサイトで映画の面白さに睡眠不足になりそうです。