ブライド・ウエポンの紹介:2014年アメリカ映画。アメリカ女子総合格闘技界のスーパースターにして『エージェント・マロリー』『デッドプール』などで女優としても活躍するジーナ・カラーノ主演のアクション作品です。ドミニカ共和国へ新婚旅行中に向かった夫婦。しかし、夫は何者かに連れ去られ、かねてから格闘技を習っていた妻は夫を取り戻すため地元の犯罪組織や悪徳医師を相手に壮絶な闘いに挑んでいきます。
監督:ジョン・ストックウェル 出演:ジーナ・カラーノ(エバ)、カム・ジガンデイ(デレク・グラント)、ダニー・トレホ(ビッグ・ビズ)、スティーヴン・ラング(ケイシー)、ルイス・グスマン(ラモン・ガルザ警部)、イスマエル・クルス・コルドバ(マニー)、トリート・ウィリアムズ(ロバート・グラント)、アマウリー・ノラスコ(シルビオ・ルーゴ)ほか
映画「ブライド・ウエポン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブライド・ウエポン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブライド・ウエポンの予告編 動画
映画「ブライド・ウエポン」解説
この解説記事には映画「ブライド・ウエポン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブライドウエポンのネタバレあらすじ:起
2002年、アメリカ・コネチカット州ブリッジポート。14歳の少女エバ(パロマ・オリンピア・ルバート)は、自宅に押し入った覆面の男二人組に父ケイシー(スティーヴン・ラング)が殺害されたところを目撃しました。エバはショットガンを拾い、男二人組を射殺しました・・・。
時は流れて12年後のヴァージニア州アーリントン。26歳になったエバ(ジーナ・カラーノ)はデレク・グラント(カム・ジガンデイ)と結婚、青い海が広がるドミニカ共和国へ新婚旅行に旅立ちました。セスナ機で浜辺の別荘に到着したエバとデレクは早速釣りやジェットスキーなどを楽しみ、海を見渡せるレストランで夕食を採っていたところ、マニー(イスマエル・クルス・コルドバ)という地元の青年からジップライン(木々の間に張られたワイヤーロープを滑車を使って滑り降りる遊び)に明日行かないかと誘われました。
意気投合したエバ、デレク、マニーはクラブへ遊びに出かけますが、地元マフィアのビッグ・ビズ(ダニー・トレホ)に絡まれて大乱闘となり、エバは地元のチンピラたちを殴り倒してしまいます。マニーはエバとデレクを連れて逃げ出し、クラブのオーナーにしてビッグ・ビズと対立関係にあるマフィアのボス、シルビオ・ルーゴ(アマウリー・ノラスコ)はビッグ・ビズに掴みかかり「俺の店で騒ぎを起こすんじゃねえぞ」と警告してきました。
ブライドウエポンのネタバレあらすじ:承
クラブから逃げる際に乗り込んだタクシーの車内で、エバはかつて父から徹底的に格闘技術を叩きこまれた日々のことを思い出していました。
翌日、エバとデレクはマニーに誘われてジップラインを楽しんでいたところ、デレクは途中で宙づり状態になってしまい、マニーが助けに向かうもデレクは下の茂みに転落してしまいます。意識不明状態のデレクは駆け付けた救急車に収容されましたが、同乗しようとしたエバは家族であっても同乗できないと救急隊員に言われ、病院の名刺だけを受け取りました。エバはバイクで救急車を追跡、名刺の病院へ辿り着くも何とデレクは搬送されていないと告げられました。
他の病院にも搬送された形跡はなく、エバは駆け付けたデレクの父ロバート(トリート・ウィリアムズ)らと共に警察署を訪れますが、対応したガルザ警部(ルイス・グスマン)はエバがクラブで起こした乱闘騒ぎを理由にあまり捜査に協力的ではなく、エバは自力でデレクを探し出す決意を固めました。
ブライドウエポンのネタバレあらすじ:転
エバはまずジップラインのスタッフであるジョジョ(オスカー・H・ゲレーロ)を拷問、マニーが事情を知っていることを吐かせました。しかし、警察署に出向いたエバは拷問を理由に逮捕されてしまい、フェリーに乗せられてプエルトリコへ護送されることになりました。しかし、自ら手錠を外したエバは警官を倒して海に飛び込み、泳いでドミニカ共和国まで戻りました。
エバはマニーを捕えて問い詰め、無理やりデレク探しに協力させることにしました。その途中でエバはデレクを搬送した救急隊員を発見しますが殺してしまい、再び警察に逮捕されて署まで連行されることになりました。ところが、途中で警官らが自分を殺そうとしていることに気付いたエバは手錠を外して警官らを倒し、ガルザ警部の自宅に押し掛けて事情を吐かせました。ガルザ警部は、恩がある友人の医者が医療ミスでデレクを死なせてしまったこと、そして友人のために医療ミスの事実を揉み消そうとしていたのです。
ブライドウエポンの結末
エバは悲しみに暮れながらも病院へ向かい、医者を問い詰めたところ、実はデレクはまだ生きており、シルビオが患っている多発性骨髄腫の治療法として骨髄移植の適合者であるデレクを捕えて無理やり骨髄液を採取しようとしていることを突き止めました。
エバは骨髄移植の手術室に連れてこられたデレクを助け出し、シルビオを人質に取って病院から脱出しました。
エバとデレクはマニーの家族がいる村まで落ち延びますが、シルビオは手下と合流してマニーを脅し、エバとデレクはシルビオ一味や警察と三つ巴のバトルを繰り広げました。そしてエバはシルビオとの一騎打ちに挑み、シルビオを捕えて首にナイフを突きつけて警察を威嚇していたところ、駆け付けたビッグ・ビズがシルビオの喉をナイフで斬って殺害、警察を制してエバとデレクにアメリカへ帰るよう命じました。エバとデレクはマニーとの別れを惜しみ、小さなボートに乗ってアメリカへの帰路につきました。
以上、映画「ブライド・ウエポン」のあらすじと結末でした。
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