インヒアレント・ヴァイスの紹介:2014年アメリカ映画。マリファナ中毒の私立探偵ドックの目の前に、昔の恋人シャスタが現われた事からドックは巨大な悪の組織へと潜入する事になり、たくさんの犠牲者を目にし、助ける事になるというラブミステリーです。アメリカの覆面作家トマス・ピンチョンの探偵小説を映画化した作品。
監督:ポール・トーマス・アンダーソン 出演:ホアキン・フェニックス(ラリー・“ドック”・スポーテッロ)、ジョシュ・ブローリン(クリスチャン・F・“ビッグフット”・ビョルンセン警部補)、キャサリン・ウォーターストン(シャスタ・フェイ・ヘップワース)、リース・ウィザースプーン(ペニー・キンボル)、エリック・ロバーツ(ミッキー・ウルフマン)、セレナ・スコット・トーマス(スローン・ウルフマン)、マーティン・ショート(歯科医ドクター・ルーディ・ブラットノイド)、ほか
映画「インヒアレント・ヴァイス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「インヒアレント・ヴァイス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
インヒアレント・ヴァイスの予告編 動画
映画「インヒアレント・ヴァイス」解説
この解説記事には映画「インヒアレント・ヴァイス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
インヒアレント・ヴァイスのネタバレあらすじ:起
そこは1970年のカリフォルニア州ゴルフィータビーチ。ドック(ホアキン・フェニックス)の前に一年ぶりに現れたシャスタ(キャサリン・ウォーターストン)は、一瞬彼女が自分の昔の彼女だった事がわからないくらい変わっていました。そしてシャスタはドックに助けを求めます。
探偵ドックにシャスタが依頼する内容とは、不動産王で知られているミッキー(エリック・ロバーツ)の愛人であるシャスタは、ミッキーの妻とその愛人から、ミッキーを精神病院へ入れる手助けをして欲しいと言われているので助けて欲しいとの事でした。
インヒアレント・ヴァイスのネタバレあらすじ:承
ドックはミッキーに会うため聞き込みに行った店で、ミッキーの手下を殺した容疑で警察に連行されます。警察の話では、ミッキーは行方不明になっており、誘拐されたと思われており、その後シャスタも行方不明になります。
弁護士が入り無事釈放になったドックはミッキーの妻に会い、探りを入れます。寄付を受けた施設という肩書きで妻に会ったドックは、妻の愛人リッグスにも会います。ドックは彼女で検事であるペニー(リース・ウィザースプーン)に、ミッキーとシャスタの行方について調べて欲しいと頼みます。
インヒアレント・ヴァイスのネタバレあらすじ:転
また、ドックは警察に連行されて以降、何故かビッグフット警部補(ジョシュ・ブローリン)と共に情報を集める事になり、調べを進めるうちにミッキーは失跡前に“黄金の牙”という豪華客船に乗り込んだということと、FBIが関係している事がわかります。
そしてシャスタも又“黄金の牙”に乗り込んだらしいとの情報が入ります。
ドックの元へシャスタから絵葉書が届きます。手紙の内容は、昔付き合っていた頃、クスリを求めて二人で探しに行った時のことでした。その内容が気になったドックは、その場所に行ってみる事にしました。そこに立っている建物は“黄金の牙エンタープライズ本部”でした。そこは歯科医の組合であり、ドックはシャスタがクスリで歯を入れ歯にしたと話していた事を思い出します。
インヒアレント・ヴァイスの結末
“黄金の牙”の精神病院へ潜入したドックは、シャスタの裸体がプリントされたネクタイを締めた男性に会います。ミッキーはそこにいたのでした。ミッキーにシャスタの居場所を確認するも答えは聞けず、帰宅したドックの前にシャスタが現れます。
ミッキーは家族の元へ帰った事や、ミッキーにとってシャスタはお抱え娼婦だったとシャスタは話します。ドックは、以前暴行を受けたブロシアを尋ねます。ブロシアの部下パックは、シャスタと同じネックレスをしていました。シャスタの言っていたミッキーの件は、本当のことは聞けないまま二人は身体を重ねます。
“黄金の牙”という大きな悪の組織に乗り込んだドックはたくさんの人々を救い、シャスタと2人でまた昔の様に肩を並べ、車に揺られていました。
以上、映画「インヒアレント・ヴァイス」のあらすじと結末でした。
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