わかれ路の紹介:1994年アメリカ映画。妻と恋人、2人の女性の間で迷う男。どっちつかずの不安定な状態に下した決断の行方が、意外な結果を残す。フランス映画「過ぎ去りし日の…」のリメイク。
監督:マーク・ライデル 出演:リチャード・ギア、シャロン・ストーン、ロリータ・ダヴィドヴィッチ、マーティン・ランドー、デヴィッド・セルビー、ジェニー・モリソンほか
映画「わかれ路」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「わかれ路」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「わかれ路」解説
この解説記事には映画「わかれ路」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
わかれ路のネタバレあらすじ:妻と恋人
建築家のヴィンセントは設計事務所の共同経営者でもある妻サリーとは別居中、恋人のオリビアと同居していた。サリーはヴィンセントとは仕事上の関係と割り切っていたが、ヴィンセントはサリーにも想いを残すところがあり、娘ミーガンの存在もあって離婚に踏み切ることができない。オリビアは自分との関係をなかなか先へ進めようとしないヴィンセントに苛立ち、サリーに恋人がいると知ったヴィンセントも複雑な思いを抱く。
ある晩、ヴィンセントが出席していたパーティに酔ったオリビアが突然現れ、あわてたリチャードがサリーの目に触れさせまいとオリビアを追い返そうとするが、2人ははちあわせしてしまい、気まずい雰囲気になる。
わかれ路のネタバレあらすじ:1つの決断
オリビアを車で送り届けたところで泣きながらヴィンセントへの思いをぶつけるオリビアだったが、そんな彼女を一人残してヴィンセントは走り去る。
車を走らせ、ヴィンセントはサリーとの幸せだった日々、オリビアとの楽しかった日々を思い返し、悩んだ末にオリビアとの別れを決意し、立ち寄ったダイナーで彼女に別れの手紙を書く。
わかれ路のネタバレあらすじ:もう1つの決断
夜が明けてダイナーを後にしたヴィンセントは、手紙を投函しようとポストの前に立つが迷っていた。そこで牛乳配達の男とその孫娘に出会い、オリビアに似たその少女を見たヴィンセントは突如迷いが消え、オリビアに電話をかける。留守番電話にヴィンセントはオリビアへの愛を叫び、待ち合わせ場所を残して彼女に会うため車を走らせるが、気持ちがはやるあまり車を飛ばしていたヴィンセントは事故に遭い、病院に運ばれるが息を引き取る。
わかれ路の結末:それぞれの結末
留守番電話を聞いたオリビアは待ち合わせの場所へ向かう途中、ヴィンセントが事故にあったことを知り病院へ向かう。一方のサリーも警察からの連絡を受けて病院へ駆けつける。サリーはヴィンセントの所持品からオリビア宛の手紙を見つけ、中を見て彼がオリビアを別れるつもりでいたと思い込む。
病院で顔を合わせたオリビアとサリーだったが、サリーは別れの手紙をオリビアには渡さず破り捨てる。2人の女性はそれぞれ別の結末を胸に病院を後にする。
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